
「本当は婚約指輪がほしかった」と言われる前に。ピンクダイヤの指輪が人気の理由
こんにちは、ライターのキャシーです。
今回は婚約指輪の準備について、知っておきたい16個の知識を婚約指輪・結婚指輪の専門店マリアージュ様のご協力のもとでまとめました。
把握しておくべきポイントさえ押さえておけば、いざというときに困りません。また指輪は一生モノ。カップル二人で訪れたときにも後悔しない指輪選びのポイントをご紹介いたします。
社会人としてはある意味で必須の知識なので、いつか役立つこちらのリストをどうぞメモ代わりにご活用ください。
目次
まずは基礎知識として、結婚指輪との違いや、婚約指輪の相場、贈るタイミングなどについて紹介します。
結婚するときに用意する指輪には「婚約指輪」と「結婚指輪」の2つがあります。混同されることも多いので、この機会に整理しておきましょう。
結婚の約束をした記念に男性から女性に贈る指輪です。メインストーンに固い絆と純粋な愛を象徴するダイヤモンドなどをあしらい、美しい装飾が施されたものが多いです。
結婚式で新郎新婦が交換するペアの指輪です。結婚後は日常的に左手の薬指に着用するのが一般的であるため、シンプルで指に馴染むデザインが多いです。
人類最古の婚約指輪は古代エジプト時代のもので、太陽や月を象った円形のリングは完全無欠のシンボルでした。左手の薬指に指輪を付けるのは、そこが心臓とつながり、愛のパワーが宿る場所とされていたからだそうです。
それがやがて金の輪になり、中世初期には宝石付きの指輪が誕生しました。日本にはこの文化が明治に伝えられたとのこと。
かつては「給料の3ヶ月分」と言われていた婚約指輪ですが、最近の平均購入価格は20~40万円くらいのようです。ちなみに結婚指輪の平均購入価格は、ペアで20万~25万が相場です。
婚約〜結婚までに必要な指輪は3本(婚約指輪・2人分の結婚指輪)になるので、購入予算は計画的に考えておきましょう。また、婚約指輪、結婚指輪を同じブランドで合わせて買うと「重ね着け」ができてパートナーの満足度が上がります。
指輪には以下のような各部分の名称があります。デザインを考える上で必要になるので、この機会に覚えておきましょう。
婚約指輪を贈るタイミングはじつはカップルによりさまざまです。一般的にはプロポーズ、または結納までに準備することが多いので、そのあたりを意識しておくといいかもしれません。
だいたい挙式の半年前が結納や両家顔合わせをする時期になるので、その場でお披露目できるように婚約指輪を用意しておきましょう。
ちなみに、婚約指輪は注文を受けてから作るバージンリングです。納期は最短でも5週間程かかるので、余裕を持ったスケジュール調整が必要です。つまり、「プロポーズを思い立ったその当日に指輪を購入すること」はできないのです。
そもそも婚約指輪の既製品はまず売られていません。ダイヤモンドと枠のデザインも無数にあるため、後述する相手の好みを入念にヒアリングし、注文後に0から制作されます。
マリアージュさんなら、セミオーダーメイド(既存のリングに多彩なアレンジを加える気軽なタイプ)とフルオーダーメイド(一から自分だけのオリジナルリングを作れるこだわりタイプ)の2種類から選ぶことができます。
ジュエリーのプロがお二人のシーンやファッションに合わせて、オンリーワンのリングを作るお手伝いをしてくれます。
最近では日常的に婚約指輪を身につけて楽しむ既婚女性が増えているので、結婚後のことも考えてデザインを決めるのもひとつの方法です。また、婚約指輪は既婚女性が身に着ける正式なジュエリーで、前述のように結婚指輪と重ねてつけるのが一般的だそうです。
サイズ直しやクリーニングはいつまで対応してくれるか、それが有料になるのか、無料になるのかまで、購入時に聞いておきましょう。
※ 婚約指輪・結婚指輪選びに迷ったら。貴重な鉱石「ピンクダイヤ」
続いては、実際に婚約指輪を購入するときの実践編です。
基本的には2人で選びに行くことが多い婚約指輪ですが、最近はサプライズで贈ることも多いようです。そんなとき、サイズが合わなければ相手をガッカリさせてしまいます。
とはいえ、上手くサイズを聞き出すというのもなかなか難しいので、そんなときは以下の方法を試してみましょう。
もちろんすっぽり入るということはないと思いますが、たとえば小指の第二関節まで入った、のようにサイズを調べておいて、それをショップの店員に伝えてリングの準備をすることが可能です。
指に何か巻かれたくらいでは人間なかなか目を覚ますものでもありませんから、度胸さえあればこの方法が一番正確です。
これがもっとも現実的かもしれませんが、相手の友だちに協力してもらい、指輪のサイズを聞き出しましょう。
サイズが合っていても、デザインが相手の好みと違っていたら。人生の一大イベントですから、そのようなリスクはなるべく回避したいもの。
そのために、まずは普段パートナーが身に付けているネックレスや指輪、イヤリングやピアスなどのアクセサリーの傾向をチェックしておきましょう。それ以外はイヤ、というようなブランドの好みがあれば、それも押さえておくべきです。
アクセサリーなどの小物は、洋服よりも個人の好みが反映されやすいアイテムなので、婚約指輪もそれに近いデザイン傾向の指輪を選びましょう。
ジュエリーショップ、または宝飾店は午前中だと休日でも比較的空いているので、ゆっくり見て選ぶことができます。逆に日中は人が多いので、気軽に入りやすいという面もあります。
夕方はむくみの出やすい時間帯なので、昼間に一度は試着をしておくといいでしょう。また、指に馴染むかどうかだけでなく、全身が映る鏡でもチェックすることをおすすめします。
カップルで婚約指輪を選ぶ際は、以下のポイントを決めておきましょう。
婚約指輪にかけられる予算をおふたりであらかじめ決めておくことで、ジュエリーショップや宝飾店で揉めることなくスムーズに決めることができます。
婚約指輪を選ぶ上でデザイン、ダイヤの大きさ・質、素材などがポイントになります。それらの中で「これだけは外せない!」という優先順位をはっきり決めておくと、後悔することなく婚約指輪を選ぶことができます。
婚約指輪に使う石の種類に決まりはありませんが、9割以上の人がダイヤを選んでいるそうです。ダイヤについての基礎知識も学んでおきましょう。
ダイヤモンドの質を評価する際には、「4C」という以下の評価基準があります。
Carat | 石の重さを表す単位。1カラットは0.2g。 0.2〜0.3カラットが一般的。 |
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Color | 色味のこと。ダイヤは無色に近いほど価値が高いとされ、Dクラスを頂点にZまでのアルファベットで評価する。 DからGの色味が一般的。 |
Clarity | 透明度のこと。キズや欠けのないクリアなものほど高価で、婚約指輪にはVSランク以上の透明度が相応しい。 |
Cut | カット(プロポーション)と研磨状態のこと。婚約指輪には一般的に最高クラス(Excellent)が使われることが多い。 |
婚約指輪には以下の3つの基本デザインタイプ(ソリティア、メレ付き、パヴェ)があります。こちらもあらかじめ押さえておくことをおすすめします。
婚約指輪の定番デザインである、石を1粒だけセットしたリングになります。1粒ダイヤを立て爪で留めたタイプがオーソドックスかつ根強い人気を誇っています。
腕部分のデザイン、石の留め方でも印象が大きく変わり、石の存在感を際立たせることができます。
メインの石の脇にメレダイヤ(0.1カラット以下の小粒ダイヤのこと)を添えたデザインのリングになります。メインの石をメレが引き立て、より華やかな印象になります。
メレダイヤの数や形によってリング全体のイメージが変わるので、セミオーダーで自分だけのオリジナルデザインの婚約指輪を作りましょう。
フランス語で「敷石」という意味の「パヴェ」は、腕部分にメレダイヤを敷き詰めたゴージャスなデザインの婚約指輪になります。
最後に婚約指輪についての豆知識をご紹介します。
ダイヤモンドは親油性があり、手の油などが付着しやすく、その油にホコリが重なると、せっかくの輝きを損なってしまいます。
メンテナンスとしては、1日の終りに指輪を外す際、柔らかな布で指輪をきれいに拭いてあげるとよいそうです。また、長年の汚れであっても、中性洗剤などで洗ってあげると油は落ちます。
婚約指輪の(結婚指輪も)リングの材料にはプラチナを使用することが多いのですが、本来のプラチナは柔らかくて粘りの出る金属であるため、加工しやすく、メンテナンスにも適している素材です。耐触性に優れているため、経年変化をほとんどしません。
長い人生の中で指のサイズが変わることはよくあることです。婚約指輪を購入する際、一生モノであることを考慮するならば、ショップがサイズ修正に対応してくれるかどうかも注意しておきましょう。
マリアージュさんは60年後でも楽しめるデザインをモットーにしているため、無料でサイズ直しに対応しています。
サプライズでプロポーズをして、彼女の喜ぶ顔を見たいという想いは少なからずあるかと思います。今回、ご協力いただいたマリアージュさんは、婚約指輪だけでなく、サプライズプロポーズの応援もしています!
彼女の指輪のサイズやデザインの好みがわからなくても、プロポーズ後に一緒に選べるから安心。デザインも3ブランド、100種類以上から選ぶことができて、アレンジによってオンリーワンの婚約指輪を作れます。
また、一生モノの婚約指輪は長く楽しみたいもの。20年後、30年後の環境や好みの変化に応じてデザイン変更することも可能です。
プロポーズリングは出来上がりまで通常2週間かかりますが、お急ぎの方のためにあらかじめダイヤモンドを留めたプロポーズ用のリングを用意しているので、「すぐにプロポーズしたい!」というときも早急に対応できます。
マリアージュには結婚の知識や、プロポーズのノウハウを身につけた「プロポーズコンシェルジュ」なるものが常駐しているとのこと。
指輪だけでなくプロポーズの内容や場所などもコンシェルジュがサポートしてくれるので、彼女をステキな演出で感動させることができるかも。
いかがでしたか? 結婚を意識するとき、絶対に考えなければいけないのが婚約指輪のことですので、この機会に必要な知識を身につけておきましょう。
サプライズプロポーズを考えている男性も、一緒に婚約指輪を選びたいカップルの方々も、みなさんもスムーズな指輪選びができるといいですね。
貴重なピンクダイヤの記事も併せてどうぞ! 「本当は婚約指輪がほしかった」と言われる前に。ピンクダイヤの指輪が人気の理由