こんにちは、LIGの岩上です。そろそろ年末で、慌ただしくなってきました。今年も残りわずかとなりましたが、いい年にできるよう頑張っております。そう、頑張っております。
さて、今年もいろいろな書籍を読むことで、刺激をたくさん受けました。時代の流れが早く、流動的な時代だからこそ、多方面からインプットしようと思っています。
というわけで本日は、2014年に読んだ書籍の中から個人的なオススメを紹介させていただきます。年末年始の休暇で「本読むぞー!」と思っている方の参考になれば幸いです。
1. ぼくがジョブズに教えたこと
ジョブズから師として慕われていたアタリの創業者、ノーラン・ブッシュネルさんの書籍です。スティーブ・ジョブズを40人目の社員として迎え入れたアタリの組織文化のポイントがまとまっています。
ぼくがジョブズに教えたこと―「才能」が集まる会社をつくる51条
2. ブランドのそだてかた/ブランドのはじめかた
モノを売るとはブランドを育てることであり、ブランドとは企業の価値観をいかに伝えるかということが重要だと再認識させてもらいました。また、ブランドは育て続けなければならないということを、事例をもとに分かりやすく解説してくれます。本質的なことで非常に納得できる内容でした。
3. ストーリーとしての競争戦略
マブチモーター、ベネッセ、スターバックスなど事例が多々あるため内容が分かりやすく、とても読み応えがあります。大企業、ベンチャー問わずストーリーの持つ重要性を再認識させてもらいました。
4. ポジショニング戦略
事例が豊富で、一気に読めました。Webマーケティングやブランディングにも通じることが多々ありました。感覚はもちろん重要ですが、考えるためのフレームワークを知っているかどうか、今後事業を展開していく上でぜひ持っておきたい知識です。
5. サイバーエージェント流 成長するしかけ
サイバーエージェントの組織をまとめていた曽山さんの書籍です。先日の組織変更で取締役から退任されましたが、サイバーエージェントの組織文化をいかにつくったかについて、とてもわかりやすく解説されています。離職率が30%前後と、退職者がバタバタと続いた時代を乗り越えながら組織をつくっていった姿に、勇気をもらいました。
6. スターバックス再生物語
個人的にスターバックスの創業者、ハワード・シュルツさんが好きです。ブランドの価値観を伝える努力を惜しまず、時には強い意志で強行する姿勢は励みになります。
7. ブランドをデザインする
コミュニケーションデザインに重点をおくという考え方で、良い物を正しく消費者に伝えるためのプロセスは、クライアントワークで参考にできる点が数多くあります。