社外的に仕事ができる人だと思ってもらうための5つのポイント

社外的に仕事ができる人だと思ってもらうための5つのポイント

孫田二規子

孫田二規子

みなさん、こんにちは。道産子ライターの孫田です。

フリーで仕事して15年になりますが、実はあまり社会経験のないまま独立してしまったため、最初の頃はそれはもう仕事ができず大変な苦労をしました。

そこで今回はその苦労をネタに、これまでたくさんの会社や人と仕事をしてきて感じた、「社外的に仕事ができる人だと思ってもらえる」ポイントを5つにまとめてみました。

どれも当たり前と言えば当たり前の基礎の部分なのですが、ゆえにできないと「あの担当、早く代わってほしい」「次はこの人に頼まない」「あの会社、大丈夫?」とか思われがちです。

社会人として経験がまだ浅い人に向けて、また、自戒も込めて書いておきます。

社外的に仕事ができる人だと思ってもらうための5つのポイント

その1. 折り返し電話やメールの返信は必ずしよう

当たり前のようですが、打ち合わせや外出が続くとなかなか折り返す時間が取れないこともあるものです。

それでついうっかり忘れ…てはダメですよ!

相手は用事があるから連絡してきているので、適切な期間内に必ずレスポンスをしましょう。そうでないとお互いの仕事が滞ります。

また、レスポンスのない、遅い人はルーズな人と思われがちです。そうなると自分の会社の評判も落としかねないので気をつけたいところ。

私はメールは急ぎのものやサッと返せば終わるものを除き、その日中、無理なら稼働日の24時間以内の返信を目安にしています。

電話に関しては、折り返しの電話がしばらくできない場合はその旨をサッとメールするなど、とにかく「不通」にならないようにしています。

つまりは電話もメールもコミュニケーションですので、ここをないがしろにしては相手とのいい関係も、スムースな仕事も望めません!

その2. 納期は守ろう

納期のある仕事ってありますよね。「○日までにお願いします」ってやつです。

この期限は絶対に守りましょう。

守らないと催促の連絡をさせてしまうなど相手の時間を奪ってしまいます。そしてやっぱりルーズな人と思われますし、もし度々ある仕事なら、その担当者から「あの人、遅れるんだよね。催促が面倒だな…」などと内心思われちゃうわけです。

私もいつも考えます。私が遅れたら編集の予定が狂い、次はデザイナーの予定が狂うわけです。最近は編集も年下が多いですから、催促だってしづらいでしょう。

そう考えると、締切をぶっちぎって遊びに行ったりジャンプ読んだり寝そべってお菓子食べながらWOWOW見たり…はできないわけで。

それでもどうしても遅れそうだな、というときは事前に連絡するようにしています。

締め切りを守る。ここをきちんとしておけば、信頼できない人にならなくて済むのです。

その3. 「お断り」をする場合、スルーはやめよう

最近、ライターの友だちや、仕事仲間のカメラマンやデザイナーと話をしていて出てくるのが、仕事の断りの連絡を「スルーされる」というケース。

WebサイトやFacebookを見て、メールやFacebookメッセージから仕事の依頼があり、金額の折衝など細かい話まで終わっていてるのに、それっきりこれっきり連絡が途切れ、こちらから連絡してみても音沙汰なし、ということが現実にあるのです。

ここはクラウドソーシングだからこそ、適当にしてはいけないところですよね。ちょっと話はそれますが、飲食店でも予約して来ないケースも随分増えたそうで…。

ビジネスにおいて中途半端はいけません。スルーはダメです。断るなら断るで、ちゃんとその旨を相手に伝えましょう。

その4. ニーズに応えよう

ここまでは社会人としてのマナーとでもいうべき基礎の基礎の部分でしたが、この先はちょっと難易度があがります。よろしいでしょうか。

仕事ができる、と思われる人は、おしなべて「ニーズに応えること」ができる人です。

これは社内においても同じだと思うのですが、社会では、仕事の勘どころ、つまり与えられた仕事で何を求められているのかを、きちんと理解できるかどうかがとても重要です。これは社会人として身に付けたい基本動作のひとつです。

仕事の全体像がパッと見えて、自分は何をすべきがをサッと理解できると、おのずとしてニーズに応えることができ、仕事ができると思ってもらえるでしょう。

仕事は相手のニーズに応えることが原則です。そのためにも、自分の仕事が何のためのどんな仕事なのか、サッと理解できるようになりましょう。そしてわからないときは、ちゃんと確認をしましょう。

その5. プラスアルファの何かを差し出そう

さらにできる人を目指すなら。

プラスアルファの何かを提供できる自分になりましょう。

その何かって何かというと、例えば私だと「おまけに他の原稿も書いてあげる」とかそういうものではなく、「機転」や「気がつく」部分だと思います。

もうひとつ上のアイデアだったり、次に必要なことの準備だったり、ちょっとしたアレンジだったり、起こり得る問題について先に手を打つ手段かも知れません。

いずれにしてもお互いに役に立つこと、有益なこと。これが差し出せるようになると、仕事って盛り上がるんです。仲間との一体感も増しますよ。

すぐにできることではありませんが、ひと通り仕事を覚えたなら、もっと役に立てることはないか、ということを常に考えてみてくださいね。

まとめ

さて、いろいろ書きましたが、最初はメールの返信など簡単に思えるようなことでも、業務を覚えるのに精一杯で難しいかも知れません。

でも、大丈夫。このようなことは、しっかり意識することができれば、やっているうちにできるようになります。

そのための「筋力」が次第についてきますので、今日ダメでも明日、の気持ちでスキルアップを目指してくださいね。

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孫田二規子
孫田二規子 外部ライター 北海道 / 二規子 孫田

札幌生まれ札幌育ちのフリーライター、まごたふみこ、と申します。北海道内をぐるぐる取材しながら、原稿を書いて暮らしてます。夫がデザイナーなので、名刺はタダで作ってもらえます。趣味は服。とにかく服が好きなんです。

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