食べ物も英語もスイーツは別腹?!「ケーキ(cake)」を使った7つの英語慣用句

食べ物も英語もスイーツは別腹?!「ケーキ(cake)」を使った7つの英語慣用句

うらら

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こんにちは、Plluto担当のうららです。

誕生日やクリスマスなどのお祝いごとはもちろん、デザートとして食卓に登場するケーキ。実はこの「ケーキ(cake)」という単語を使って、英語ではいろんな表現ができるのです。
「甘いものは別腹!」という方は、ぜひ甘い英語も「別腹」として吸収してみてください!

「ケーキ(cake)」を使った英語表現7選

cakewalk:とても簡単

スイーツを使った英語表現

“cakewalk”は、直訳だと「ケーキ歩き」のように思えますが、慣用句として使う場合は「とても簡単」という意味になります。

もともとは、歩きぶりを競い、優勝したらケーキがもらえるという1800年代のアフリカ系アメリカ人の競技の名前からきているのだとか。そのゲームが簡単なことから、 “cakewalk” という単語自体も「とても簡単」という意味で使われるようになりました。

用例
“The exam was a cakewalk!”
「試験は超簡単だったよ」

“It’s a cakewalk.”
「それ、簡単だよ」

a piece of cake:とても簡単

スイーツを使った英語表現

“a piece of cake”、直訳では「一切れのケーキ」です。しかし “cakewalk”と同様、慣用表現として「とても簡単」という意味になります。
「簡単に商品のケーキを入手できるから」というのが由来らしいですが、「簡単に食べられるから」という説もあります。

用例
“The exam was a piece of cake.”
「試験はとても簡単だった。」

“It’s a piece of cake.”
「簡単だよ。」

icing on the cake:さらに嬉しい

スイーツを使った英語表現

“icing on the cake” とは「ケーキのデコレーション」のこと。 “icing” は砂糖のコーティングを指します。そして慣用表現としては、甘いケーキにかかったコーティングのように、「すでに良い状態だったものに、さらに追加された喜ばしいもの」という意味になります。

用例
“I was glad to get my wallet back, but I didn’t lose anything in the wallet was icing on the cake.”
「財布が見つかって嬉しかったが、中身がぜんぶ無事だったのはさらに嬉しいことだった。」

“He was delighted to meet his favor actress, but getting her signature was icing on the cake.”
「彼は好きな女優とあえて嬉しかったが、彼女のサインまでもらえたのはさらに幸福なできごとだった」

Shut your cake hole!:黙れ!

スイーツを使った英語表現

直訳は「ケーキの穴を閉じろ!」ですが、会話で使うときの意味は「黙れ!」です。
もともとは20世紀のイギリスで使われていた表現のため、最近だと頻繁に使われる表現ではないかもしれません。しかし、年配の方などから “Shut your cake hole!” なんて言われたら、すぐに口を閉じましょう。

〜 take the cake:〜は最高!

スイーツを使った英語表現

直訳は「ケーキを取る」ですが、慣用表現として「〜は最高、素晴らしい、抜きん出ている」という意味になります。

用例
“I’ve watched a lot of movies in my life, but that one takes the cake.”
「今まで人生でたくさんの映画を観てきたが、あれが一番だった」

cake with〜:〜で隠す

スイーツを使った英語表現

“cake” を動詞として使うこともでき、この場合は「隠す」という意味になります。
なぜ「隠す」という意味になるのか不思議に思われるかもしれませんが、実際のケーキを思い浮かべてみれば分かりやすいかもしれません。ケーキのデコレーションのように、なにかで覆ったり隠したりするときに使われる表現です。

用例
“She caked her scar with her foundation cream.”
「彼女は傷をファンデーションで隠した」

can not have your cake and eat it too:1度に2つのことを楽しめない

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直訳は「ケーキを食べたらケーキは手に入れられない」、つまり「ケーキは食べたらなくなる」という意味です。
そこから慣用表現として「1度で2つのことを楽しめない」という意味で使われています。

用例
A:”So you got to work at the place you wanted?”
 「で、働きたかった場所で働けたんだって?」

B:”Yeah, but the people at there are bit strict for me.”
 「うん、でもそこで働いている人たちはちょっと厳しいんだ」

A:”Well, you can’t have your cake and eat it too.”
 「すべてうまくいくとは限らないよ」

おわりに

「ケーキ(cake)」という単語を使うだけで、ここまで別の意味になるんですね!
慣用表現は、会話の中で聞き取れても意味を知らないと理解できないものが多いため、ぜひ一つひとつ覚えていきましょう。

それでは、また明日も英語学習に役立つ記事をお届けしますのでお楽しみに♪
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LIGにはインターンから参加して丸3年いました。DevRel記事担当のエディターで、IoTなことしています。読書(森博嗣)とうどんが好き。IoTのECサイトをやってます :) 詳しくはこちら:dotstud.io

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