「プロジェクション・マッピング」を身近に感じられる表現技術の事例について


「プロジェクション・マッピング」を身近に感じられる表現技術の事例について

こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらは未来の表現技術を紹介していくシリーズ記事です。

最近のWebプロモーションは、Webだけで完結するのではなく、リアルも絡めて展開されるものが増えてきました。今後はますます「Web」と「リアル」を融合させたサイトやキャンペーンが増えていくと予測されます。

そこでこのシリーズでは、「未来の表現技術」として最新の表現技術を紹介しつつ、将来的にはこんな使い方ができるのではないかという可能性について考えていきたいと思います。

前回はAR(Augmented Reality)について解説しましたが、今回は「プロジェクション・マッピング」について紹介させていただきます。

今後のWeb戦略やPR戦略の参考にしていただくのはもちろんですが、単純に事例を見るだけでもわくわくできるでと思います。それでは、いってみましょう。

 
▼目次

プロジェクション・マッピングとは

建物や物体、あるいは空間に対し、プロジェクターを使って映像を投影する技術のことです。

ただ単に対象へ投影をおこなうのではなく、その形状を利用して効果的に映像を見せるなど、映像と空間をうまく活用した表現技術が「プロジェクション・マッピング」と呼ばれるものになります。

普通の投影との違い

投影する技術自体については普通のプロジェクターと違いはありません。しかし投影する対象、その周りの空間を工夫することで、今までになかった表現が可能となりました。
その一番の理由はハード面での進化です。高解像度による表現の幅が広がったこと、3D表現が容易にできるようになったことなどが大きく影響しています。

意外に簡単な実装方法

実際にプロジェクション・マッピングを作りたいと思った場合、

  • パソコン
  • プロジェクター
  • 画像処理ソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)
  • 映像編集ソフト(Adobe after effects、iMovieなど)

の4つがあれば作成は可能となります。
フリーのソフトでもできますが、ハイビジョン編集ができるものが望ましいです。

大掛かりなものになればなるほど、高解像度のもの、処理速度の早いものなど、ある程度のスペックが必要になります。ただ、小規模のものであれば意外と簡単に作成できると思うので、ぜひ試してみてください。

プロジェクション・マッピングの事例

最近いろいろなところで開催されているプロジェクション・マッピングのうち、効果的に空間や物体を使っているものを紹介します。

夢の国×プロジェクション・マッピング

【公式】ワンス・アポン・ア・タイム | 東京ディズニーランド | 東京ディズニーリゾート

●【公式】ワンス・アポン・ア・タイム | 東京ディズニーランド | 東京ディズニーリゾート

※10月現在の公演情報となります。

去年プロジェクション・マッピングの名前を一躍有名したのは、このディズニーランドのプロジェクションマッピングではないでしょうか。シンデレラ城の複雑な形状に、おなじみのディズニーキャラクターが投影されていきます。

縦に大きい中心のお城をメインに、サイドの柱もうまく使われています。音楽や花火なども映像に合わせて出てくるのでかなり迫力があります。

水族館×プロジェクション・マッピング

特別企画「ナイトアクアリウム」 | 新江ノ島水族館

●特別企画「ナイトアクアリウム」 | 新江ノ島水族館

※10月現在の公演情報となります。

新江ノ島水族館で開催されているプロジェクション・マッピングです。水槽や床、壁面に投影をすることで、幻想的な空間をつくり出しています。

顔×プロジェクション・マッピング

●OMOTE / REAL-TIME FACE TRACKING & PROJECTION MAPPING

人の顔に投影しようという新しい試みです。
顔に付いているセンサーを常に読み込みながら、動いている顔に合わせてプロットしていくという高い技術が使われています。

 
▼参考記事:顔面プロジェクションマッピング「OMOTE」 動きに沿う仮想化粧やメタリック仮面のデモ動画 – ITmediaニュース

車×プロジェクション・マッピング

●The Waterfall on Audi R8 | teamLab / チームラボ

Audi R8という車を岩に見立て、実際の滝が流れているかのようにプロジェクション・マッピングした作品です。
高解像度のプロジェクターを使用することで、水のつぶを細部まで再現しています。

家×プロジェクション・マッピング

3Dプロジェクションマッピングルーム

●Show-Room | 株式会社タツミプランニング

壁、床の4面投影による3Dプロジェクションマッピングによって、住空間から設備・家電製品まで一通りが揃った“家”を体感することができます。

部屋×プロジェクション・マッピング

RomoCart

●RomoCart- 部屋をマリ○カートのサーキットにするゲームを作ってみた

プロジェクション・マッピングによって部屋の中にサーキットをつくり、Romoが走り回るというゲームの映像です。

個人の方が作ったようですが、まさに「未来のおもちゃ」と思えるような出来映えに驚きます。マリオカートに出てくるようなミサイルやバナナも登場し、アクションまで再現されています。

 
▼参考記事:部屋でマリオカートを“再現”、プロジェクションマッピング映像が人気。 | Narinari.com

手のひらにプロジェクション・マッピング

hakovision

●スマホを使って楽しむ、驚愕の映像エンターテインメント食玩 ハコビジョン

スマホを利用し、箱の中に投影してプロジェクション・マッピングが再現できる食玩です。ホログラムの技術も使われており、食玩でこのクオリティはすごいの一言。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

プロジェクション・マッピングと聞くとどうしても大掛かりなものばかりをイメージしがちですが、スマホで楽しめるもの、自分でも簡単に制作できるものなど、意外に身近な技術になっていると感じていただけたのではないでしょうか。

今後は、Webやアプリとの連動など、さらに表現の幅や選択肢が広がっていきそうだなという印象です。

もちろん大規模なプロジェクション・マッピングも、年末のイルミネーションなどとあわせて各地で展開されるのではないでしょうか。ぜひ会場に行って、最新技術を自分の目で確かめて見たいですよね。

それでは、また。

この記事を書いた人

LIGブログ編集部
LIGブログ編集部です。噛み合ないコミュニケーションを曖昧な笑顔でごまかしつつ、平日は毎日ニュース/Web制作/ビジネス/生活などのお役立ち記事を配信しています。