こんにちは、ディレクターのあゆみです。
Web業界にいて度々思うことなんですが、写真素材がもったいないな……と感じること、ありませんか?
Webサイトの素材、どうしよう?
クライアントからありがたくいただいた素材とはいえ、
「なんでここ切れちゃってるの……」「てゆうかこれピント甘くない……?」「どうして背景のオフィス、もうちょっと気を使わなかったの……(ボケてるとはいえ、ほかの社員こっち見てるのわかるし、机の上もなんだか散らかってるし、商品名想起できるペットボトルとかあるんですけどーーーーー!)」「色々Photshopの魔法をかけたけどやっぱり無理!!! 奥の手で人物切り抜いて背景敷こうと思ったけど、F値下げすぎてて髪の毛の切り抜き微妙!!! すごい微妙!!!!!」
って経験、ありませんか?
なおかつここ1〜2年で、ビジュアル面にこだわるサイトが増えてきたもんだから、写真クオリティのピンキリ幅が広がり続けています。端(ピン)から端(キリ)はもう見えない距離、遥か彼方にいるのです。
こうなったら自分たちで撮影を入れよう! でもプロのフォトグラファーに頼むと金額的に厳しいし、タイミングの調整次第では撮影できるのは一体いつになるのだろう?? こうなったら内製で撮るしかない……!という事態もあり得るかもしれません。
というより、私は結構な頻度で内製を行なっています。
最終的に元を取れるはず!ということで、おねだりの結果、チームでNikonの一眼レフ「D750」を買ってもらうことに成功しました。「D600」からパワーアップ! 嬉しい!
リスクを排除!テザー撮影でその場確認
とはいえ、自分たちで撮影を行うということは、自分たちで撮影に関する全リスクを負うということになります。
一生懸命日程を調整して、クライアント先に行ってオフィスや社員を撮影し、帰社。デザインに当て込んでクライアントに見せたら、
「この表情だとイマイチなので、なんとかなりませんか?」
「商品の角度が微妙なので、なんとかなりませんか?」
「背景にこれが映ってるのまずいので、なんとかなりませんか?」
………。
これらの依頼が画像加工でなんとかならなかった場合は、再撮影が必要になってしまいます。再撮影をお願いできるだけまだマシで、モデルさんや超絶忙しい社長さんの撮影だったらどうしますか? あのとき怒られてでもいいから聞いておけばよかった……。ああ、撮影時に戻りたい……。という後悔に襲われること請け合いです。
とはいえ、カメラの背面液晶で見るのにも限度があるしどうしよう……(1枚1枚、あの小さい画面をクライアントと一緒に逐一拡大してピントや背景を確認しますか?)というときにオススメしたいのがテザー撮影です。
テザー撮影とは?
撮影した画像をPCのモニターですぐ確認できる!
以上です。ピントが甘くないか、いらないものが写っていないかなどなど、みんなで即時に確認できるので超便利です。更にはそのままPCにデータを保存していけるので、バックアップの不安も軽減されます。