こんにちはきょーへいです。
最近文房具について調べていたのですが本当にたくさんの種類がありました。
中でも高級万年筆の奥が深さと値段の高さに驚きました。
でも一度は使ってみたい!なので万年筆初心者の俺がいろいろ調べてみました。
それでは紹介していきます!!
01 モンブラン
https://www.montblanc.com/ja-jp/
1906年に誕生したドイツのメーカー。
万年筆のトップブランドとしてもっともよく知られたメーカーです。
ペン先には「4810」という数字が刻まれていて、すべて手作業により丁寧に作られ磨き上げられています。
この数字はヨーロッパのアルプス山脈にある「モンブラン」の標高を意味してキャップヘッドの六角形の白いマークは、ホワイト・スターと呼ばれ、ヨーロッパ最高峰の山モンブランに残る氷河を意味しています。
モンブランの代表的な万年筆は1924年に登場したマイスターシュテュックという万年筆で、このマイスターシュテュックがモンブランをトップブランドにまで押し上げたシリーズといわれています。
モンブラン万年筆は、文字を書くときの抵抗が少なく、なめらかな書き味が特長で、選ぶポイントは太さや、長さ、重さや重心など4種類のタイプ別に分かれていて、自分の文字を書く時のクセを見て選ぶことが出来ます。
またモンブランはアフターサービスの体制も万全で、有料ではありますが10年以上経過した万年筆でもペン先の破損修理等に対応してくれるなどサポートがしっかりしているので長く安心して使えるのが魅力です。
マイスターシュテュック 146(ペン先14金)
メーカー希望小売価格:73,500円(税込)
スターウォーカー(ペン先14金)
メーカー希望小売価格:55,650円(税込)
マイスターシュテュック オマージュ・ア・フレデリック・ショパン/ボルドー 145(ペン先14金)
メーカー希望小売価格:55,650円(税込)
02 ペリカン
https://www.pelikan.com/pulse/Pulsar/ja_JP.CMS.displayCMS.85207./home
1832年に誕生したドイツのメーカー。筆記具の製造を開始したのは1929年
元は絵の具の生産を開始したのがペリカンの始まりでした。
商標のモチーフとなったペリカンの親子像は、ヨーロッパでは古来より母性愛の象徴とされています。 スーベーレンという万年筆は人気があり作家から一般人まで世界中に多くのファンを持ちます。ひとりひとりの手の大きさや用途に応じて、最適な1本を選べるように、5つのサイズがあります。
スーベーレン 5つのサイズ
またバリエーション豊富な字幅から選べるペン先も魅力のひとつです。そのペン先も自分で取り外しできます。
ヨーロッパのペン愛好家向け専門誌「スクリプタム」で開催された万年筆人気コンテストにおいて「スーベーレンM800 緑縞」が圧倒的票数を集め「ペン・オブ・ザ・イヤー 1997」を獲得しました。
ペリカンの万年筆は鋭くシャープな線が出つつもインク切れ・かすれがありません。
スーベレーンペン(ペン先14金)
メーカー希望小売価格:31,500円(税込)
ダクタス P3110 ゴールド(ペン先18金)
メーカー希望小売価格:47,250円(税込)
マジェスティー (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:157,500円(税込)
03 パイロット
1918年に誕生した日本のメーカー
他のメーカーに比べコストパフォーマンスがよく、軽いのが特徴です。通常の万年筆では、ペンポイントに「イリジウム」という合金が使われ、長年の使用による摩耗を防いでいます。ところがパイロットのペンポイントには、「イリドスミン」が使われています。イリドスミンは、イリジウムにくらべ、硬くて摩耗に強いのが特徴です。
パイロットの18金ペン先はバネのように弾力が強く、筆圧が強い人にも相性が良いと思いますし、寄り(スリットの間隔)を弱く調整することで柔らかい書き味にすることもできます。
カスタム 845 (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:52,500円(税込)
クァトロ89 (ペン先14金)
メーカー希望小売価格:31,500円(税込)
カスタム レガンス (ペン先14金)
メーカー希望小売価格:15,750円(税込)
04 プラチナ
https://www.platinum-pen.co.jp/
1919年に誕生した日本のメーカー
現在では一般的な販売方法であるダイレクトメールの先駆けとなる、カタログ輸送による通信販売を行い、成功した会社です。最近は大きなペン先と太い軸の万年筆が主流になっているのですがプラチナはあえてスマートなペン先でスタンダードな万年筆を貫き通しているメーカー。プラチナの万年筆は少しハード傾向の書き味が特徴と言われています。また、加賀蒔絵を刻んだ万年筆や、天然記念物の屋久杉を素材とする機能、デザイン、材質にこだわった製品を次々と送り出しています。
プレジデント (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:21,000円(税込)
屋久杉 (ペン先14金)
メーカー希望小売価格:52,500円(税込)
ブライヤー (ペン先14金)
メーカー希望小売価格:31,500円(税込)
05 ウォータ-マン
1883年に誕生したフランスのメーカー
ルイス・エドソン・ウォーターマンが、1883年に世界で初めて毛細管現象を応用した万年筆(現在の万円筆の基礎)を創り出しました。
発売初期の製品につけた5年間の製造保証、世界で初めて万年筆に採用した14金の特大ペン先、クリップ付きのキャップやカートリッジ インクの発明など「ウォーターマン」は常に一歩先の技術を見つめるペンの改革者でした。
そのウォーターマンの万年筆のペン先の特徴は、全体的に『硬め』であるということ。しかもペン先の板が肉厚でしっかりとしたホールド感があり、筆圧の強い方に向いています。
ウォーターマンのステンレス製のペン先はステンレス製特有のペン先の硬さをフローの良さで補っているので、軽い力で文字をサラサラと書くことが出来ます。その書き心地は、金製のペン先にも劣らないといわれています。
フローというのは「筆記速度変化に対するインク流量が適切な状態のまま追従する」ということで、早く書いてもかすれない字が書けるという意味です。
エクセプション (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:78,750円(税込)
エレガンス (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:63,000円(税込)
カレン・デラックス (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:42,000円(税込)
06 ロングプロダクツ
https://www.pen-house.net/brand/brand0064.html
※現在はサービスを終了しています。
1949年に誕生した日本のメーカー
日本に6人しかいない手作り万年筆職人の1人、 藤本寛さんという方が作った万年筆。
現在は製作が難しいと言われているセルロイドやアセテート製の万年筆を製造している。
万年筆作りには67の工程があります。ロングプロダクツの万年筆は、ほとんど藤本さん1人で全67もの工程をこなしています。
ロングプロダクツの万年筆にはアセチロイドという素材を使っています。このアセチロイドはセルロイドと違い熱に強く長持ちするのが特徴で、日本でアセチロイドを使用しているのはロングプロダクツだけです。
特別生産品 アセテート ペントオリジナル 第一弾 マンダリンオレンジ (スチールペン先)
メーカー希望小売価格:13,650円(税込)
特別生産品 ペントオリジナル エボナイト萬年筆 オノトタイプ (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:32,550円(税込)
特別生産品 アセテート ゴッホの夜景 (スチールペン先)
メーカー希望小売価格:15,750円(税込)
07 セーラー万年筆
1911年に誕生した日本のメーカー
こちらも日本のメーカーです。
日本初のボールペン製造や、カートリッジ式万年筆の特許取得など、日本の筆記用具業界をリードしています。明治44年に万年筆の製造販売を始めた最も古い国産メーカーです。
セーラーの標準的なペン先は他社製よりも硬めで、奇抜なペン先とペンドクターによるペンクリニック(万年筆の無料調整)などで、海外でも高い評価を受けています。
ペンクリニックとは気に入っていたのに書けなくなってしまった、書き味が落ちてしまった、そのような万年筆をメーカーを問わず熟練のペン先職人が使う人の書きグセや好みに合わせてペン先を調整したり研いだりしてくれるイベントです。
プロフィット マイカルタ (ペン先21金)
メーカー希望小売価格:57,750円(税込)
黒檀デスク 長刀研ぎ (ペン先21金)
メーカー希望小売価格:63,000円(税込)
プロフェッショナルギア レアロ (ペン先21金)
メーカー希望小売価格:31,500円(税込)
08 カランダッシュ
https://www.afpbb.com/article/economy/2299678/2254011
1924年に誕生したスイスのメーカー
1924年カランダッシュは、現代では精密と品質の証でもあるスイス時計の職人、アーノルド・シュヴァイツァ-氏によって設立された国内唯一の画材・高級筆記具メーカーです。
カランダッシュでは、小さな部品ひとつひとつまで製品基準のテストを設け、すべての工程で厳しく管理されています。さらに万が一の場合のために、国際保証書が添付されています。
カランダッシュの万年筆はゴールド、シルバー、ロジウム、プラチナといった金属や、中国漆、カーボン繊維、スネークウッドなどの高級特殊素材を採用しているのも大きな特徴です。
カランダッシュの本拠のスイスでは環境保護に対する注目が高く、カランダッシュ社もボールペン・万年筆にはリサイクル可能な原材料だけを選んで製造しており、説明書内にもリサイクルのための手引きが記されています。
ヘクサゴナル コレクション エカイユ (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:157,500円(税込)
特別素材使用 バリアスコレクション スネークウッド万年筆 (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:102,900円(税込)
チャイナブルー (ペン先18金)
メーカー希望小売価格:136,500円(税込)
09 佐藤工業所
こちらは万年筆ではありません。ガラスペンというものです。
とてもキレイなペンだったので紹介させていただきます。
ガラスペンの使い方は万年筆とは異なります。まずペン先をインクに付け、そのまま真っ直ぐ上げます。インク瓶の淵で余計なインクを落とそうとすると、ペン先が破損し書けなくなる可能性があります。ペン先の余分なインクは、毛細管現象によってペン先の8本の溝からインクが吸い上がり、吸い上がったインク分の文字が書くことができます。
この佐藤工業所のガラスペンは一回ではがき一枚程度の文字が書けるというので驚きです。
10 DUKE「孔子万年筆」
https://item.rakuten.co.jp/hunnyhunt/c/0000000145/
1988年に誕生した中国のメーカー
ペン先が特徴的な中国の万年筆。
ペンを立てて描けば、細字の線が引け、ペンを寝かせて描けば、極太の線が引けます。
まだ創立されて20年ほどしかたっていない企業です。創立当時は「英雄」HEROという国営企業が中国で最も大きく、有名な万年筆メーカーでした。ですが現在はこの「DUKE」が中国で最も大きく、有名な万年筆メーカーになりました。
DUKEは、最新の科学技術と最も新しいデザイン設計、そして最も貴重な原材料を使用し、優れた職人の技術によって素晴らしい筆記具を作り出しています。
様々な万年筆を調べているうちに万年筆の魅力というものが少しわかった気がします。
いろいろ調べる前の万年筆のイメージは「色は黒で値段が高い」くらいにしか思っていませんでしたが、調べていて万年筆の奥の深さはもちろん、様々な素材の万年筆があることを知りました。
まだまだ万年筆を購入できるのは先になりそうですが、いつか自分に合った最良の一本を見つけてみたいと思いました。