こんにちは!アメリカ在住で『ツカウエイゴ』というブログを書いているライターの Riho です。
私は普段めっちゃ音楽を聴くわけでありませんが、ちょいちょい聴きます。でも、そんな中途半端な聴き方をしているためか、手持ちの曲だけだとなんかワンパターン。気づいたらいつも同じ音楽鳴ってます。
そんなマンネリ状況を打破したい時の強い味方が、音楽ストリーミングサービス。どれもちょっと操作すればあとはおまかせで、好みに合った音楽を次々に流してくれます。定番からニッチなサービスまで、無料でも楽しめるものを23個ピックアップしてみました。(日本での利用に対応していないものもいくつか含まれています・・・!)
定番
Pandora
アメリカで最も利用されているインターネットラジオ。好きなアーティストやジャンルを入力すると、そのテイストに合った音楽を次々に流してくれます。選曲の質めちゃ高いです。iOS アプリ & アンドロイドアプリもあり。日本からは現在利用できないようです。
Spotify
こちらも有名。スウェーデン発の音楽ストリーミングサービスで、ソフトウェアをダウンロードして使うので、さくさく使えます。Radio 機能を使うと、指定したアーティストや曲と似た雰囲気の曲をどんどん流してくれるのでおすすめ。ただし、無料版だと広告が表示され、数曲流れた後にも広告が流れます。今のところ日本では利用できませんが、近く日本に上陸すると言われています。iOS アプリ あり。
iHeartRadio
各ラジオ局はもちろん、さまざまなチャンネルを聴くことができます。始めに登録してから利用する仕組みになっていて、その際に郵便番号を入力しないといけないため、日本からは利用できない可能性あり。iOS アプリやアンドロイドアプリもあります。
Slacker Radio
アーティスト名や曲名、ジャンルを指定すると、似た雰囲気の曲を次々に流してくれます。ニュースチャンネルやラジオも揃っています。難点は、無料登録の場合、数曲流れた後に広告が流れること。スキップにも制限があります。こちらも登録してから利用する仕組みになっていて、その際に郵便番号を入力しないといけないため、日本からは利用できない可能性あり。iOS アプリやアンドロイドアプリもあります。
Jango
アーティスト名や曲名、ジャンルを指定すると、どんどん曲を流してくれます。無料登録の場合は1つのチャンネルで1時間につき6回までしかスキップできませんが、ただ流しているだけならあまり気になりません。アーティストの Twitter アカウントや歌詞が表示されるのが地味に便利です。iOS アプリや アンドロイドアプリもあります。
last.fm
好みのジャンルやアーティストを指定すると、似た雰囲気の曲をどんどんストリーミング再生してくれます。日本語版もあります。iOS アプリやアンドロイドアプリもあり。
Grooveshark
ジャンルや曲名、アーティスト名で検索すると、関連する曲を次々にストリーミング再生してくれます。日本の曲もいっぱい。iOS アプリやアンドロイドアプリもあります。
個性派
Shuffler.fm
ブログなどで紹介されている音源を集めてストリーミング再生するユニークなサービス。曲と一緒にブログの記事も表示されるので、音楽ブログの発見もあって面白いです。ただし、音源によって音質にばらつきがあります。iOS アプリもあり。
BEASTMODE.FM
こちらも、ブログなどで紹介されている音源をランダムに流してくれます。アンドロイドアプリもあり。
harmogram
上2つのサービスと仕組みは同じですが、デザインがシンプルでめちゃオシャレです。
Yes Yes Y’all
ミュージックビデオが次々に流れるサイト。好みに合わなかったらスキップできて、画質も選べます。YYY Radio を選べば、映像なしで音楽だけ流すことも可能です。
forever.fm
クラブ系の音楽がエンドレスで流れるサイト。スキップなどの機能はないので、ただもう流し続けるのみです。
癒し系
Calm Radio
ジャズやアコースティック、リラクゼーション音楽などが揃っています。登録をしなくても使えますが、広告が流れます。右上部で日本語を選択すると、表示がおかしくなります。
ムード系
Musicovery
ムードに合わせて曲の雰囲気が選べる web サービス。「エネルギッシュ」「前向き」「穏やか」「暗い気分」の4つの指標が示された『Mood Pad』を操作すると、自動的に選曲され、似た雰囲気の曲が次々に流れるようになっています。インディーズだけでなくメジャーアーティストの曲もあるので、好きなアーティストの名前で検索して、似た雰囲気のアーティストの音楽を楽しむのもおすすめ。
無料版でもそんなに不便ではありませんが、有料版にすると音質がグレードアップして、スキップ無制限などに対応します。iOS アプリ & アンドロイドアプリもあり。
Stereomood
こちらもムードに合わせて曲が選べる web サービス。検索バーにアーティスト名や曲名ではなく、気持ちを言葉にして入力します。”relax” や “Sunday morning” など、かなり幅広くキーワードを受け付けてくれます。iOS アプリやアンドロイドアプリもあり。
Songza
これはムードではなく、シチュエーションに合わせて曲が選べるサービス。上の画面の場合は「家事をする」「テレビゲームをする」「リラックスする」「読書する」などのシチュエーションが表示されていて、選択するとさらに曲のジャンルを絞ることができます。iOS アプリやアンドロイドアプリもあり。
インディーズ系
Earbits
インディーズの曲が多いオンライン・ラジオ。好きなジャンルを選ぶと次々に曲が流れます。このサイトは仮想通貨を取り入れているのもユニークで、Facebook からログインすると Groovies という仮想通貨が 500 もらえます。それを使って気に入ったアーティストを支援していく仕組みになっています。
mixest
シンプルなデザインで、インディーズの曲が次々流れます。曲を聴いて物足りなく感じた時は『more obscure』をクリックすると、もっとマニアックな曲を探し出してくれます。アンドロイドアプリもあり。
懐メロ系
port.fm
各年代を選ぶだけで、懐かしい音楽が次々に流れます。1920代から2000年代まで幅広く網羅。『energy』タブを選択すると、気分の盛り上がりに合わせて曲を流すこともできます。アンドロイドアプリもあり。
ソーシャル系
SoundCloud
ドイツ発の音楽配信サービス。プロからアマチュアまでさまざまなアーティストの曲が世界中からアップされています。曲の途中でユーザのコメントが表示されるのがめちゃユニーク。ついつい自分もコメントしたくなってきます。iOS アプリとアンドロイドアプリもあり。
plug.dj
Turntable とほぼ同じですが、こちらは YouTube から曲を選んでかけるようになっています。日本からでも参加可能。
Earport
plug.dj と仕組みは同じですが、アバターがなくてデザインがすっきりしています。DJ 形式でないためか、リスニングルームの選曲も上2つのサービスと比べて落ち着いた傾向が見られます。
Twitter #music
Twitter が4月18日にアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドの6カ国で開始した音楽サービス。各アーティストの画面をクリックすると、iTunes 経由で30秒間音楽が視聴できます。Spotify や Rdio の有料アカウントを持っている場合はフル再生も可能。Twitter で人気のアーティストや話題の音楽はもちろん、好きなアーティストがフォローしているアーティストや、自分がフォローしている人が再生中の曲なども一覧できます。iOS アプリもあり。
まとめ
アメリカでは音楽ストリーミング業界がますます盛り上がっていて、アメリカレコード協会(RIAA)の調べによると、これらのサービスの多大なる貢献により昨年のデジタル音楽市場の収益は初の40億ドルを突破したそう(前年比14%増)。大手企業も続々と参入していて、Apple も今年 iRadio をスタートすると言われています。ユニークなサービスもまだまだ増えるかもしれません。
ちなみに、これらの音楽ストリーミングサービスは作業中だけでなく、人が集まった時の BGM にもめちゃおすすめです。まったりしたい時にも、盛り上がりたい時にも使えます!