こんにちは。デザイナーのひろです。
年月が過ぎるのは早いもので、娘が来年いよいよ小学校に進学します。
そうなると気になるのが、やはり「ランドセル」ですよね。
「6年間使うものだから、しっかりとしたものを選びたい」という想いで、どんなランドセルを選んだら良いのかちょっと調べてみました。
この情報が皆さんのお役に立てればと思います。
なぜランドセルはこんなにも早くから販売しているのか?
と、その前に。なぜ今「ランドセル」なのか、ということについて。
理由としては、ランドセル商戦のピークは、お盆休みがある8月までが勝負だから、です。
なぜな8月までが勝負なのか?
少子高齢化により、祖父母が入学のお祝いとしてランドセルをプレゼントすることが習慣化してきているという背景があります。
夏休みに家族で田舎に帰省することで、祖父母に触れ合う時間が増え、それが購入につながるという流れのようです。
ランドセル選びの5つのポイント
祖父母が孫のために購入するケースが増えている、ということから、「コードバン」という馬のお尻の上質な革を使うタイプが各社の商品ラインナップにも増えてきています。
購入する側の立場になると、下記の5つのポイントが気になるところでしょうか。
- 耐久性
- 品質と価格
- デザイン
- カラー
- 機能性
アットプレスの調査では、ランドセルを購入する際に最も重視する点は、やはり「耐久性」であるとする調査結果もあります。
参考:~ランドセルに関する意識調査~ 三起商行株式会社
http://www.atpress.ne.jp/view/29380
丈夫で高品質なランドセルの手作り工房サイト3選
そんな調査結果もふまえて、今回は、私が個人的に気になる手作りランドセル工房サイトを3つほど紹介させていただきます。
これからランドセルをプレゼントしようと考えている方は、ぜひ目を通してみてください。
土屋鞄のランドセル
http://www.tsuchiya-randoseru.jp/
1965年にランドセル作りからスタートしたこちらのメーカーは、現在では大人や子供の鞄や革製品も数多く製造しています。
古くから手作りのランドセルを作っているため、細かなこだわりが強く、高級感漂うクラシカルで上品なデザインとフォルムのランドセルです。
特徴・こだわり
- 要所で手縫い
- 丈夫な芯材でつぶれにくい
- 安心の6年間修理サポート
- 高級感漂うクラシカルなフォルム
- シックで落ち着いた配色
- アンティーク調など、金具へのこだわり
- 革選びと小さな傷も見逃さない品質管理
- 高級ヌメ革ランドセル有
- アーティストとコラボしたユニークな内装デザイン
- 雨カバーなどの購入特典
- 工房見学可
カタログ
Webサイトから請求できます。
実際にランドセルで使われている革がサンプルとして付いてくるので、現物の質感を確かめることができます。
黒川鞄工房
http://www.kurokawa-kaban.com/randoseru/
明治時代の創業以来、ランドセルは100年以上続くこちらのロングセラー商品だそうです。
厳選された素材を、手縫い、手作りを駆使して140もの行程を経て製造しています。使用後のランドセルをリメイクして小物にすることもできるそうです。
特徴・こだわり
- 手縫い、手作りを駆使した行程
- 安心の6年間修理サポート
- シックで落ち着いた配色
- 色のバリエーションは11色と豊富
- 革選びへのこだわり
- 豊富な機能性
- 高級ヌメ革ランドセル有
- チェックやハート柄などの内装デザイン
- 使用後のランドセルを小物にリメイク
カタログ
Webサイトから請求できます。
鞄工房山本
革の裁断面(コバ)にニスを塗って仕上げる製法や、デニムをイメージさせた表面加工など、おしゃれでカジュアルなランドセルが多いです。
特徴・こだわり
- 丈夫な芯材でつぶれにくい
- 安心の6年間修理サポート
- コバ塗り(切り目)かぶせのランドセル
- デニムをイメージさせた牛革の表面加工も有
- 高級ヌメ革ランドセル有
- アンティーク調など、金具へのこだわり
- 内装デザインへのこだわり
- ネームプレートなど、アクセサリーへのこだわり
- 雨カバーなどの購入特典
- 工房見学可
カタログ
Webサイトから請求できます。
実際にランドセルで使われている革がサンプルとして付いてくるので、現物の質感を確かめることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?この記事がひとりでも多くの方のランドセル選びの参考になれば幸いです。
私は実際に工房に足を運び、職人さんが作っている行程を見てきましたが、とても良い経験ができました。
時間があれば、皆さんもぜひ実際の製造工程を見てみてはいかがでしょうか?
情報が多いので、どれを選んだら良いか迷ってしまいますが、最も大切なのは、ランドセルを6年間使う当事者の、子どもが気に入ったものを選んであげることではないでしょうか。
それでは、また。