こんにちは!
小学生の時に給食当番をしている時に「鶏の肉団子が入ったスープ」を配り終え、みんなで楽しく給食を食べていると担任の先生に「おぉぉ~い!!俺のスープに肉団子一個も入ってじゃねえか!!」っとマジギレされた事が少しトラウマになっている享平です。
普段はとても優しくて面白い先生だったのでビックリしましたが、とてもお世話になったいい先生でした。
久々に会ってこの話をしてみたいもんです。
さて、ずいぶん久しぶりのブログになります。
今日はサーチファンネルのことについて書かせて頂きたいと思います。
2013年の2月にGoogle Adwordsの「表示項目」にサーチファンネルが追加され以下の項目が管理画面で表示可能になりました。
- アシストクリック数
- アシストインプレッション数
- アシストクリックによるコンバージョン数
- アシストインプレッション数によるコンバージョン数
- アシストクリックによるコンバージョン値
それではサーチファンネルとはどのようなものなのか簡単に説明させていただきます。
サーチファンネル
サーチ ファンネルでは、広告やクリック、その他のオンライン キャンペーンの要素に関する詳しい情報を確認できるため、ユーザー像を具体的に把握したり、設定した広告やキーワードの効果を的確に把握したりできます。
つまりユーザーがコンバージョンするまでどのような動きをしたか細かく見ることができるのがサーチファンネルです。
例えばクリック数が100、コンバージョン0のキーワードがあったとします。通常だったら一時停止してしまうようなキーワードですが、このキーワードは「他のキーワードがコンバージョンする為の必要な繋ぎのキーワードだった」ということは少なくありません。
このような隠れた有効なキーワードを見逃さない為にもサーチファンネルを活用しましょう!
サーチファンネルの確認方法
- まずは一番上の「ツールと分析」というタブをクリックします。
- プルダウン中から「コンバージョントラッキング」を選択します。
すると以下の画面になりますので、ページ下部にある「サーチファンネル」をクリックします。
サーチファンネルの画面になります。
ここのページでは以下の項目を確認することができます。
- サマリー
- 上位コンバージョン
- アシストクリックとアシストインプレッション
- アシストコンバージョン
- ファーストクリック解析
- ラストクリック解析
- コンバージョンの経路
- 期間
サーチファンネルの画面が表示された時は「サマリー」を確認する事ができます。
サマリーでは画面右上の期間を選択することができます。
そこで選択した期間内のコンバージョン数、コンバージョンまでの日数、コンバージョンあたりの広告のクリック数、コンバージョンあたりの広告の表示回数を確認することができます。
今回のように「コンバージョンのなかったが有効なキーワード」を探す場合はコンバージョン経路をクリックします。
コンバージョン経路をクリックすると以下の画面が表示されます。
こちらはどのような経路でコンバージョンに至ったかを確認することができます。
先ほどのサマリーの画面と同じようにこちらでも右上で期間を選択します。
- コンバージョン経路は最初は「キャンペーン パス(クリック数)」が表示されている状態です。
- こちらがコンバージョンまでの経路です。
扱う商材によって異なりますが、大抵のユーザーは広告をクリックしてすぐにコンバージョンするわけではなく何回か検索したり他社と比較をしたりする検討期間があります。このユーザーが検討期間にどのようなキーワードで検索したかわかるのがコンバージョン経路です。
今回はキーワードの経路が知りたいので「キーワード パス(クリック数)」をクリックします。
- 「キャンペーン パス(クリック数)」から「キーワード パス(クリック数)」に変更します。
- ここにコンバージョンに至るまでに検索されたキーワードが表示されます。
そうするとキーワードコンバージョンするまでに検索されたキーワードが表示されます。
こちらは何度も同じキーワードが検索されている事もあれば検索される度にキーワードが変化していくパターンもあります。
この「検索される度にキーワードが変化するパターン」の中にコンバージョンの繋ぎとなるお宝キーワードが紛れている可能性があるのです。
例えばLIGがリスティング広告を出稿しているとします。
「web制作会社」というキーワードのコンバージョンがなく、「株式会社LIG」というキーワードはコンバージョンを多く獲得しているとします。
管理画面の結果だけ見てしまうと一見有効ではないキーワードのように見えますが、サーチファンネルでコンバージョン経路を調べた結果
「web制作会社」 > 「株式会社LIG」
だった場合、「web制作会社」というキーワードはユーザーに株式会社LIGを知ってもらい検索してもらうきっかけになったキーワードになっている事がわかります。
「株式会社LIG」というキーワードのコンバージョンが全部で10件あり、「web制作会社」 > 「株式会社LIG」という経路で発生したコンバージョンが4件あった場合、「web制作会社」というキーワードを一時停止又は削除をしてしまうと、4件のコンバージョンを逃してしまうかもしれないのです。
こういったチャンスロスを防ぐためにもサーチファンネルを活用していきましょう!