ドット絵を描くときに役に立つものまとめ
実際にドット絵を描くときに、役に立つ設定やツールをご紹介します。
色を決めるとき
ドット絵を描くとき、線を滑らかに見せるために線と線の間に中間色を入れることが多いと思いますが、色で悩むことありますよね?
そんなときにおすすめなのがこちら!
Color Blender
http://meyerweb.com/eric/tools/color-blend/
2色の中間色を計算してくれるツールで、最大10色まで中間色を計算してくれます。
たとえば今回のアイキャッチ画像のように写真からドット絵を起こすとき、写真の最も明るい部分と暗い部分の色を抽出して、色別に同じ数で中間色を作ったカラーパレットを作っておけば、調和の取れたイラストに仕上げるのに便利です。
Illustratorを使ったやり方
同じようなことがIllustratorでもできます。
まずはじめに、中間色を作りたい2色のオブジェクトを用意します。
「オブジェクト」→「ブレンド」→「ブレンドオプション」を選択します。

次に、ブレンドオプションで間隔をステップ数にして、任意の数を指定します。
設定が終わったら、両方のオブジェクトを選択した状態で「ブレンド」→「作成」を押します。
すると……
綺麗なグラデーションが作成されました。
以下のような設定をほどこして作成したものがこちら。
この画像を作る手順は以下のとおりです。
- 写真からカラーパレットを作る
- 写真の不透明度を50%にして上にレイヤーを追加して輪郭をトレース
- パレットを元に色付け
- 肌色とかちょっと調整
サイズ間違えたとき
サイズを間違えてしまったり、後からサイズ変更しないといけなくなったりしたとき、拡大方法を「ニアレストネイバー法」にすると案外イケます。
ちょっとドットの形が変わっちゃうこともありますが、余計なグラデーションがかからないのでドット絵の雰囲気は保てます。