ナイルさまイベント
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Illustratorで初めてイラストを描く人が押さえておきたい5つのポイント

もりた

3. 色にこだわる

さあ、下書きをなぞって、イラストに必要なパーツが揃いました。
線だけ
次はこれに色を付けましょう!

ところで普段作っているデザインは素敵なのに、イラストを書いたら色選びがなんだかしっくり来てない…そんな人を見たことはありませんか?

デザインの色選びとイラストの色選びは、やはり違います。デザイナーが普段デザインする上で、経験と知識に基づいて色を選ぶように、イラストでも同じように経験と知識が求められます。一部のセンスでできちゃう人たちを除いては。

これを打破するには、単純に自分が書きたいテイストに近いイラストをいっぱい見れて参考にすればいいんです!
つまり慣れです、慣れ。

じゃあどんなイラストを参考にしたらいいでしょう。



フラットデザインアイコンを参考にする

SFCのコントローラー、かわいいです SFCのコントローラー、かわいいです[/caption]

今流行のフラットデザイン。
フラットデザインに使われるアイコンは、グラデーションを使わないソリッドな影やコントラストの効いた配色でとてもキレイですね。

それらのフラットデザインなアイコンの配色や影の付け方は、ベタな面で構成されたイラストの参考になります。
ひとつの色彩構成みたいなものですね。

弊社デザイナーの王くんがフラットデザインに使えるアイコンセットを紹介してくれた記事がありますので、参考になるアイコンを探すならこちらをどうぞ!

影をつける

実際の所、ベタッとした立体感のないイラストだと、色や形にごまかしが効かないんですよね…。じゃあ立体感がないからごまかしづらいなら立体感をつければいいじゃない。
影あり影なし

とはいえ、グラデーションで立体感をつけるのはちょっと待った。
そのイラストはグラデーションを使っていいものですか?それは目指しているイラストの雰囲気に合致していますか?

フラットデザインが流行して、使われ方が見直されつつあるグラデーション。
使うのが悪いなんてことはありませんが、使う場面はしっかり考えて使いたいもの。

ここは、パスで書いたイラストの持ち味である「ベタ面」を活かして、アニメのようにハッキリと色が分かれる影やハイライトを付けてあげましょう。

4. 線を工夫する

Illustratorで書くイラストが、最終的に線なし塗りのみである必要はないんですが、ここまで線のことはスルーしていました。だって線が入ると難しいんですよ。

Illustratorで書いた主線のあるイラスト Illustratorで書いた主線のあるイラスト[/caption]

色と色の境目や、イラストの縁に線が入ると、急にコミカルな雰囲気になります。逆に言うと、コミカルな雰囲気のキャラクターを作りたい場合などは、主線をつけるのがオススメです。

でもデフォルトのまま、黒いままの線じゃ味気ない!

線に黒以外の色を付ける

Illustratorに慣れていないというより、イラストを書くのに慣れていない人の場合、主線を黒のままにしがちです。黒のままが悪いというわけではなく、イラストの雰囲気に合わせて主線の色を検討する必要があるのです。

例えば黒に近い色ならば、こんな選択肢があります。

  • 茶系 温かみのある雰囲気に。間違えるとちょっと野暮ったい
  • 青系 明るいと爽やか、暗いと硬派な雰囲気に。ちょっと冷たい感じも
  • 紫系 不思議系、神秘系。ピンクに近いと若い女の子っぽい
  • 緑系 明るいとサイバーな雰囲気に。意外と強い雰囲気

また、主線すべてを同じ色にせず、各パーツの色よりちょっと暗めの色を主線にするという方法もあります。
女の子を書くときはこれをよくやります。
だってその方が髪の毛がふわふわキラキラしててかわいいじゃないですか。

線に強弱をつける

パスの「塗り」と「線」の状態で工夫するには色を変えるくらいが精一杯です。
でも、均一な線というのはイラストでは使いどころが難しく、例えば1ptの線をそのまま主線にしてしまうと、なんだかのっぺりした印象になってしまいます。

これを回避するために、「パスのアウトライン化」を行い、線の太さを操作できるようにしましょう。
線の強弱

線の強弱の付け方は、曲線の膨らんでいる部分を太く、曲線の頂点を支える部分を細くするというイラストの鉄則があります。
これはイラストだけではなく、文字を書くときもそうですね。明朝体の平仮名だとわかりやすいかもしれません。
あ
この強弱の幅が大きいほど力強く、幅が小さいほど繊細な雰囲気になります。

線を手書きっぽくする

強弱をつけるとペンでキレイに書いたようなイラストになりますが、線を変えることでゆるキャラなどのふわっとした空気を出したり、鉛筆っぽいザラザラした線を真似することもできます。

それに使うのは「ラフ」の効果です。
効果 > パスの変形 > ラフ から選択し、微調整を行います。
ラフ

こいつが便利で、例えばただの丸も…
ラフ1
ふわっと!

ただの線で書かれた丸も…
ラフ2
手書きっぽい!