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2012.07.11

「自分でやった方が早い病」にかからず、強い組織をつくるためにリーダーが心がける事

たか

ブクペというサイトがあります。本の要点を纏めてくれるサービスなのですが、その中で気になった本、「自分でやった方が早い病(星海社新書)(講談社)」のまとめ記事を紹介します。

自分でやった方が早い病とは

病状

病状とかかり易い人

何でも「自分でやった方が早い」という考えに陥ってしまう。仕事ができて優しい、30代の新人リーダーに多い。

2つの発症パターン

まわりよりも自分が出来てしまうから。
相手に悪いし、お願いが下手だから。

病の原因

・「人のため」と言いながら自分の利益しか考えていない。
・まわりの人と一緒に成長しようとしない。
・基本的な教育ができていない。
・エースピッチャーの快感に浸りマネージャーの喜びを知らない。
・自分大好き人間。

ここまで読んで、これは自分も陥ってるかもなと思いました。何かと自分でやった方が早いし、もっと上手く出来ると思いがちです。後輩にどんどん仕事を任せていかないと組織として成長していかないコトも、1人の100歩ではなく100人の1歩で進んでいく方が大きな仕事ができるようになるコトも頭では分かって入るのですが、ついつい自分でやった方が早いと思いがちです。

処方箋

処方箋

まわりの人をヒーローにする

・損な役回りを引き受けてみる。
・目先の損を取って、長期的な得を得る。

「任せる」は「仕事をふる」ことではない、と理解する

・仕事は責任とセットで任せる。
・責任も与えれば、ふられたほうも俄然やる気になる。

自分のコピーを作ろうとしてはいけない

・自分がトッププレイヤーだから、つい自分のやり方が正しいと思いがち。
・部下に仕事を任せた以上、部下のやり方に口出しはいけない。

計画と検証は一緒にやり、実行は一人でやってもらう

・リーダーの仕事は、P(計画)、C(検証)、A(改善・仕組み化)を全力を注ぐ。
・D(実行)の部分は部下に任せる。

あえて70点のマニュアルを作る

・残り30点は部下が自分で考える部分。
・独自性を発揮できるように余白を用意しないと、マニュアル人間になってしまう。

「任せる」とは「失敗させる権利を与えること」

・失敗の経験を積ませるのが上司の仕事。
・失敗は短期的な成果、効率を見た場合の評価。
・育てる、任せるから見た失敗は、成長。

参考:自分でやった方が早い病 (星海社新書)(講談社)のまとめ

これまた「なるほどな」と思います。経営チームの大切なタスクの1つは、新卒や中途でLIGに入ってきたメンバーを、どこに出しても胸を張れる立派なクリエイターにすることです。どんどん仕事を任せて、責任を与えていく必要があります。
リーダーは、プレイヤーではなくどんな状況でもカバーできるサポーター兼トレーナーで、自分より優秀なメンバーが周りに沢山いる位がちょうどいいような気がします。

中国の老子さんも言ってます

中国の河

中国の老子さんは、「授人以魚 不如授人以漁」と言ったらしいです。「飢えている人に魚をとってあげれば一日は食べられるけれど、魚のとり方を教えれば彼は一生食べることができる」という意味らしいです。もっと解釈すると、「誰かのためにやっているので一見、利他的に見える。しかし、実は利己的なのだ。」ということです。

自分でやった方が早い病にも同じことが言えると思います。大きな仕事、クオリティの高い仕事が出来る強い組織をつくるために、責任を振り分け、自分より優秀なディレクターを育てる事に注力していこうと思います。