こんにちは、LIGブログ編集者の朽木(@amanojerk)です。医学部を卒業したのにウェブ制作会社に勤務しています。
先日「上野で合法ハーブを買って、実際に使ってみた」という記事を書いたところ、後日親から「これがあなたの本当にやりたいことなのですか」というメールが届きました。
さて、GWが終わればいつも通りの日常が待っています。みんなこれからいつも通り出社し、いつも通り仕事し、いつも通り帰社し、いつも通り就寝するのです。
毎日毎日が同じことの繰り返しです。ちなみに、今年はもう7月21日まで祝日がありません。どうでしょう、ちょっとイヤな気持ちになりましたか。
僕の人間性が垣間見えたところで、今回は五月病についてまとめてみようと思います。
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五月病って何なの、どんな病気なの
この時期によく聞く五月病という言葉ですが、はたしてこれはどのような病気なのでしょうか。
五月病とは
新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。
精神的な症状の総称とは、なんだかふんわりした話です。これって病気なの、そうでもないの。
じつは、医学の教科書に「五月病」という病名は(正式には)ありません。
どういうことか、説明していきます。
五月病の症状とその原因について
五月病の代表的な症状は以下のようになります。
- なんとなく気分が落ち込む
- 疲れやすい
- 仕事や勉強、家事などに集中できない
- 眠れない
今の時期、このような倦怠感や虚脱感が当てはまった人は、五月病の可能性があるでしょう。
また、より深刻になると、精神的な症状だけでなく、下記の肉体的な症状が出ることもあります。
- 食欲不振
- 胃の痛み
- めまい
- 動悸
どうしてこのような症状が出るかというと、五月病の原因はストレスだからです。
4月に仕事や学校、転居などで環境が変わった人には、気がつかないうちに肉体的な疲労と精神的な緊張が溜まっているものです。これがGWの休暇で途切れることで、無理していた分のツケが回ってきて、五月中旬くらいから上記のような精神的な症状が出現します。
このようなストレスは、自律神経の異常を引き起こすため、ストレスの原因が深刻になると、やがて食欲不振や胃の痛み、めまいや動悸などの肉体的な症状までが出現します。
上記の説明だと、わりと本格的な病気のように思われますが、これは病院などで使われる正式な病名ではなく、現実にはきちんとした定義もないのです。経験的に、この時期に同じような症状を訴える人が多く、原因がわかりやすく思い当たることから、それらを「五月病」と総称している、ということでした。