NTTドコモ様_dカーシェア
NTTドコモ様_dカーシェア
2014.04.30

コピーライター的思考で、コミュニケーションを円滑にする方法。(恋愛編)

John

皆さま、おはようございます。
今がお昼でしたら、こんにちは。
あ、もう夜ですか?こんばんは。

メディア事業部のジョンです。コピーライター出身です。
第2回目の今回も、言葉について書かせていただきます。

【そもそも】ぼくらはいつも、言葉で相手を動かし、動かされている。

ここで、普段の挨拶を思い浮かべてください。

「ウィース」
こんな何気ない一言でさえも、せっかく会ったのだから何か反応してほしい、という気持ちのあらわれです。

「おつかれでーす」
と返事をするのも、あなたの挨拶にちゃんと反応したことを分かってほしい、という気持ちのあらわれです。

このように、ぼくらは常に、言葉によって誰かを動かし、動かされています。でも、なかなか思い通りにいかないこともありますよね。

「なんで分かってくれないんだ」「そんなつもりじゃなかったのに」といったシーンは、ぼく自身、何度も経験しました。

この人をこう動かしたい(こんな気分にさせたい)のに、思い通りにならない…そんなときは、「コピーライター的思考」が役に立つかもしれません。

ぼくは、コピーライターの思考とは、ビジネスに限らず、あらゆるコミュニケーションに応用できるものだと思っています。

そこで今回は、気になる異性とお近づきになりたいとき、最大の難所となる「いかにデートに誘うか」を例に挙げ、「相手を動かす言葉」について考えてみたいと思います。

意識したいステップは、下記の3つです。

  • 相手を知らないと、何も言えない。
  • 「怖い映画」は、怖くないかもしれない。
  • つまり、自分の言いたいことより、相手の言って欲しいこと。

以上の3つの流れをもとに、誘い文句を磨き上げていきたいと思います。

1. 相手を知らないと、何も言えない。

相手との距離感にもよりますが、今回はメールやLINEのようなテキストメッセージサービスを利用して、相手を誘う場合を考えていきます。

ぼくはとにかくデートに行きたいと思っていますから、まず頭の中に浮かんでくる言葉は、このような感じになるでしょう。

 

kohn_1

うーん。悪くはないですが、自分都合のように感じられますよね。相手を動かそうとするならば、まずは相手がどんな人なのかを考えなければいけません。

たとえば相手に、このような趣味や興味があるとしましょう。

本日のお相手(A子さん)
趣味は料理、スカイダイビング、映画鑑賞。映画は映画でも、恋愛ものではなくホラー映画が大好き。怖ければ怖いほどワクワクしちゃう!

この情報だけでも、まったく違うコミュニケーションができそうですよね。ただ飲みに誘うのではなく、相手の興味あることを言ってあげたほうが、食いつきも変わってくるのではないでしょうか。

なぜそこまでするのかと言うと、その相手を誘いたいと思っているのは、自分だけではないかもしれないからです。
そう考えると、やはり「飲みに行かない?」という定番の誘い文句は、競合からのお誘いの中で、埋もれてしまうかもしれません。

再考の余地がありそうです。

2. 「怖い映画」は、怖くないかもしれない。

いくら相手の趣味が料理でも、いきなり手料理を食べたいというのは、やや唐突な感じがします。スカイダイビングは、ぼくが高所恐怖症なので、ムリです。

よって、ぼくはホラー映画を切り口に誘うことでしょう。但し、このとき注意をしたいのは、自分もホラー映画に興味がないといけない、ということです。
自分はホラー映画がきらいなのに、ムリヤリ観に行こうとするのは、長い目で見るとよくありません。

自分の興味と相手の興味が重なる、いわば共感の接点を見つけることがたいせつだと思います。そこで、このような誘い文句はいかがでしょうか。

 

john_2

さっきよりも、グっと良くなりましたよね。でも、欲を言えばもうちょっと考えたいポイントがあります。

確かに悪くはないのですが、「怖そう」はあくまでもぼくの主観です。ぼくが怖そうと思っても、相手が怖いと思うかどうかはわからない。
であれば、直接的に「怖そう」と言わずに、いかに怖そうと思わせるか。そこをもっと磨いていけば、競合に打ち勝つ可能性も上がると考えます。

再考の余地が、まだありそうです。

3. つまり、自分の言いたいことより、相手の言って欲しいこと。

怖そうと言わずに、いかに怖そうと思わせるか。そのヒントは、ぼく自身がその映画を怖そうだと思った理由にあります。

なぜその映画を怖いと思ったのか。
それは、映画の完成後に監督が行方不明になってしまったから(だったとします)。

 

john_3

うん、かなり魅力的になったと思います。怖ければ怖いほどいい、という相手にとっては、とても気になる内容ですよね。余談ですが、チケットをすでに用意し、手際の良さもアピールしています。

飲みに行きたいから「飲みに行こう」ではなく、怖そうな映画だから「怖そう」でもなく、相手と一緒に過ごしたいからこそ相手にとっていいことを言ってあげる。ワガママが許されない関係性なら、なおさらです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

相手を知り、相手の立場になって、どう言われたら魅力的に映るかを考えてみる。勢いに任せて誘ってしまう前に、いちど頭の中で思いを巡らせてみてください。最初に思いついた1行よりもグっとくる誘い文句になっているはずです。

今、お近づきになりたい異性がいる方に試していただけたら幸いです。また、ビジネスなど、人と人とのコミュニケーションに迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、また次回。