チームマネジメントについて悩んだ僕が、四コママンガを書き始めた理由。

うらかわ


チームマネジメントについて悩んだ僕が、四コママンガを書き始めた理由。

こんにちは、ディレクターの浦川です。春、近くなってきましたね。

僕はいま、ディレクターとデザイナー、エンジニアが混合している6人チームのリーダーをやっています。リーダーと言っても、本当にメンバーのみんなに助けてもらったりアドバイスしてもらったりして、なんとか毎日の業務をこなしている感じです。

職種がバラバラで、みんな作りたいものもバラバラ。加えて、僕自身がリーダーとして複数人のマネジメントをするのが初めてのこともあって、発足から6ヶ月でいろいろなことがありました。

今回は、発足当時にマネジメントにおいて悩んだことと、それにどう取り組んでいったのかをまとめたいと思います。

目次

3つの問題点

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まず始めに、メンバーの職種がバラバラだったため、共通の話題が本当に少なかった。それで、コミュニケーションもなかなか生まれない。
結成前からコミュニケーションがほぼないチーム編成で、のびすけにいたっては喋ったのが数回くらい。どんな人間なのかも全然わかりませんでした。

ですから、ドラッカーの本を買って、勉強しようと思いました。
しかし、ここでまた大きな問題がありまして。あの本、めちゃくちゃ難しいんですよね。買っても読む気になれない。

方向転換をしよう

本を買っても読む気になれなかったので、マネジメントへのアプローチ方法を大きく方向転換をすることにしました。なにか新しい理論を学ぶのではなく、僕自身が楽しみながら取り組める方法で、マネジメントへアプローチしようと考えたからです。

はじめに、目標をたてました。社内や社外から「一緒に働いてみたい」と思ってもらえるようなチームを作ることを目指すことにしました。まずは社内から。
そのためには、チームメンバーの良さを伝える必要がある。
だから、遼さんのびすけをよーく見ることから始めました。「2人の良さってなんだろう」ということを考えるようにしたんです。そしてその良さを2人に伝えるのはもちろんですが、2人以外の社外や社内の人にも伝わったら、「一緒に働いてみたい」と思ってもらえるかもしれない。

そこで、どうすれば2人の良さが社内に伝わるかいろいろと考えた結果、「四コママンガを書く」という結論に至りました。

四コママンガを書いてFBに投稿

「今日の◯◯」という題材で四コママンガを書いて、会社のFacebookグループに投稿しました。

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右がのびすけで、左が僕です。これは初回のもので、「四コママンガをFacebookに投稿するよ」と伝えたときに、のびすけが嬉しそうに照れていたときのことを書きました。

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これは、作業中にチョコバーを食べるか食べないか悩んでいたのびすけを書いたもの。本当にチョコバーを食べるか頭を抱えて悩んでいて、可愛いやつだなぁっと思ったので、その可愛さを表現して伝えたかったのです。
遼さんの四コマも書きましたが、ここには掲載できないようなくだらない内容なので、割愛させていただきます!(笑)

今回この記事を書くにあたって、四コママンガの題材にされたときどんな気持ちだったのか、録音しながら2人にインタビューしてみました。そして、その音声を一から起こしたものが以下です。

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すごく喜んでくれてたみたいです、よかった。

なぜ四コママンガなのか

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少し真面目な話になりますが、僕は人になにかを伝えるとき、「伝えるべき事柄の潜在的な良さを、受け手側の心に届きやすい形でストーリーを持って伝える」のが一番いい効果を生んでくれると信じているんです。

まずは社内から「一緒に働きたい」と思ってもらえるようなチームを作ることを目指したため、今回はユーザー(受け手側)をLIGの社員に設定しました。
どこでどうやって伝えれば見てくれるのか、振り向いてくれるのか。ユーザーに届きやすい形式を導き出すために、社員のみんなをよく観察しました。ユーザー動向みたいなものを、ある程度事前にリサーチしておきたかったんです。

あとは、伝えるものについて知らなくてはいけなかった。
今回はのびすけをよーく知って、見えている部分以外のより深層心理に近い良さも知って、それを伝えることが大切なんじゃないかと思いました。

ユーザーの動向について

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まずはLIG社員の動向について、調べてみました。
LIGには本棚があるんですけど、その本棚にどんな本が置いてあるか見てみました。
そしたら、ほとんどがマンガだったんですね。しかも、社内の共有スペースに月曜になると必ず最新号のジャンプが置いてある。みんなマンガは結構読むので、好きなんですよね。

あとは、社内のみんなのPCモニターを見ていて気がついたのですが、社内ツールとして使われているチャットワークはもちろんですけど、ディレクターもデザイナーもエンジニアも、職種関係なくみんなFacebookを開いている確率が高かった。
LIGの社内コミュニケーションがFacebookのグループページにあるんですけど、みんなそれを開いている。情報交換をしてるんですよね。で、そこの専用ページを見ていると、みんな「いいね!」やコメントを19時〜21時の間くらいにしていました。定時が過ぎて、ちょっと息抜きがてらFBを見ていることに気がつきました。

あとは、LIGの社員の方と交流していて分かったことなんですけど、みんな人が好きなんです。技術やデザインが好きなのはもちろんなんですけど、その前に人が好きで、誰かと一緒に働くことが好きなメンバーが揃っていると思ったんです。
また、人のかわいらしさっていうんですかね?
しっかりしているのはもちろん大事なんですけど、それとはまた違った人間くささや暖かさを持っている人が好かれていると感じました。忙しいみんなだからこそ、やっぱり人間味みたいなものを大切にしながら仕事に向かっている人が多いのが、ウチの会社の特徴かもしれません。

ユーザー動向から分かったこと

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そのため、時間のないLIG社員の人にも短時間で簡単に読める「四コママンガ」を、みんながよく見ている「FBのグループページ」に、これまたよく見ている時間帯の「19時ごろ」に投稿しようという方針を決めました。

のびすけの分析

続いて、のびちゃんの良さを探りました。これは具体的になにをしたかと言うと、とにかくのびちゃんとたくさん話しました。
仕事中やランチタイム、とにかくいろんなときに「どんな風に育ってきたのか」「地元でどんなことをしていたのか」「どんな子供時代を過ごしたのか」などを聞きました。のびすけという人間が、どんなものなのかを知りたかったからです。

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こんな感じの内容が分かりました。特質すべきところは、赤くなっている部分。

本当にのびすけは技術が大好きで、土日もコード書いているし、技術の話をしているとき本当に楽しそうに話すんですよね。

自分でいろんな勉強会を開催することもあれば遊びに行くこともあるし、独学もしている。あと、大学時代まではPCを持っていなかったらしいです。それなのに、今は本当にいろんなことを知っています。
短期間で技術を会得したのは、素直でどんどん突き進む性格だからかもしれません。

のびすけの分析から分かったこと

4675 分析の結果はこんな感じです。
1つのことに猪突猛進して、誤解されることもあるんですけど、人にも自分にも正直なやつ。で、人の目をあまり気にしていなくて、自分の思ったように理想を追い求めることができる素直なやつ。

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そういった部分をみんなに伝えたくて、毎回そのようなところを四コママンガに織り交ぜて投稿していきました。のびすけのかわいくてキュートな一面や、ちょっと人間くさくて暖かみを感じるところまで。

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この経験から分かったこと

人と話すということは、その対象を知るにはとってもいい方法だと気付きました。

そして、これは仕事にも同じことが言えるのではないでしょうか。
LIGでは、お客様のサイトのコンセプトワークなどをやります。そこでコンセプトを決めるときに、要件をもらって一方的にコンセプトを提示することよりも、お客さんと話したりヒアリングしたりしながらコンセプトを決めるのも良いかもと思いました。

ワークショップみたいなものをやって、一緒にコンセプトを考えていく。そうすると、その軸はぶれないし、その会議にディレクターだけじゃなくて、エンジニアの方やデザイナーの方も含めてやれれば、みんなで同じものを見てモノが作れるかもしれません。

あとは、マネージャーなど中間管理職の人は、そのチームメンバーのスポークスマンになるべきなんじゃないかと思いました。
企業、個人、チームメンバーをつなぎ合わせる役目であり、そのチームメンバーの障壁となりうるものを排除し、チームメンバー同士はもちろん他メンバーとのパイプとして動ければいいのかなって。そんな風に感じています。

おわりに

みなさんはもう気付いているかもしれないんですけど、最後にこれが言いたくて、今回この内容を記事にしたと言っても過言ではありません……。

本当に、のびすけはかわいい奴だってことです。そして仕事もできる奴なんです。だから皆さん、どうかのびちゃんと仲良くしてやってください。

※最後に・・・
僕たちのチームは、Webからリアル連動まで一括して制作ができるチームです!!
みなさん、ぜひとも、なにかありましたらお力添えさせてください!!(必死)

 

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