づやの夏休み
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2015.09.03

間違えやすいビジネス敬語の実例50選【模範解答付き】

LIGブログ編集部

敬意の対象が不明確となってしまった言葉・表現25選

クエスチョンマークが書かれた紙を持っている手

二重敬語の使用や謙譲語の問題から、会話やメールの中での敬意の対象が不明確になってしまった言葉や表現は、非常に多いと思われます。相手に敬語を使おう、と意識しすぎた結果、かえって失礼なことになってしまう典型的なパターンのものを紹介します。十分注意しましょう。

26. 申されていました

おっしゃっていました」が正しい表現です。



27. ご拝受いただければ幸いです

「拝」という表現自体が、つつしんで、というような意味を持つ謙譲語なので、相手の行為に対して使うのは間違いです。同様の理由から

× 拝見させていただきました → ○ 拝見しました

× 拝見されましたか → ○ 目を通していただけましたか、ご覧になりましたか

などが適切です

28. お客様がお越しになられました

いらっしゃいました」「お見えになりました」などが適切です。

29. 一緒に参りましょう

「参る」は謙譲語なので、誘った相手も一緒にへりくだる表現となってしまいます。「お伴いたします」や「ご案内いたします」が適切です。

30. どこへ参られますか

どこかへ行きますか?という確認は「いらっしゃいますか?」や「行かれますか?」が正しい表現です。

31. ○○様が参られています

これも謙譲語の「参る」を相手に使ってしまっている例です。来訪者に対しては「○○様がお見えです」が正しいです。

32. 本日は休みをいただいております

本日休みを取っております」などにしましょう。「いただく」では、自社に対しての敬意の表現です。

33. ○○様でございますね

○○様でいらっしゃいますね」が適切です。ございますは丁寧語ではありますが尊敬語ではないので、相手の名前につけてしまうのは間違いです。

「田中でございます」というように自身に対しての使用や、「営業部の鈴木でございますね」というように自社の人間に対しての使用は、問題ありません。

34. あなたが申されたように

「申す」は謙譲語です。言うの尊敬語は「おっしゃる」なので、「あなたがおっしゃいましたように」が正しい使い方です。
話が伝わっているかを確認する時

35. あの件についてうかがっていますか

「うかがう」も謙譲語です。聞くの尊敬語は「お聞きになる」なので、「あの件についてお聞きになりましたか」が正しい使い方です。

36. どうぞお召し上がり下さい

召し上がるという尊敬語に「お〜になる」をつけたものでなので、二重敬語です。「どうぞ召し上がって下さい」が正しい使い方です。

37. 花に水をあげる

あげる、というのは「やる」の謙譲語ですので、「水をやる」というのが正しいです。同様に、犬にエサをあげるも、犬にエサをやるが適切な表現です。

38. おられますか?

おる、は自分がへりくだるときの表現です。「いらっしゃいますか?」が適切です。

39. どうかいたしましたか?

いかがなさいましたか?」などが適切な表現です。

40. どちらにいたしますか?

どちらになさいますか?」が正しいです。いたします、が謙譲語ですので、尊敬語の「なさいます」を用いるようにしましょう

41. 上司にも申し上げておきます

上司にも申し伝えておきます」が適切です。社外の人に対して、自分の上司を持ち上げる表現は使わないようにしましょう。

同様に、「外出されています」も「外出しております」が正しい表現です。

42. 資料をご持参ください

「持参」は謙譲語になるので、相手への用法としては使えません。「資料をお持ちになってください」などとしてください。

43. お客様をお連れしました

「お連れしました」ではお客様ではなく、その報告相手に対して敬意を払っていることになるので注意してください。

お客様をご案内いたしました」「お見えになりました」などが適切です。

44.お求めやすい商品です

求めるの尊敬語は「お求めになる」です。「お求めになりやすい商品です」が正しい表現です。

45. ご注意してください

「お(ご)〜する」というのが謙譲表現です。「ご注意ください」としましょう。

46. おっしゃられる通りだと思います

おっしゃるだけで尊敬語ですので、「られる」をつけると二重敬語です。「おっしゃる通りだと思います」が適切です。

同様に、おっしゃられました、ではなく、おっしゃいました、が正しい表現です。

47. これで結構でしょうか

結構、はこちらの問いかけに相手がOKを出すとき、つまり相手がこちらに返す言葉です。「これでよろしいでしょうか」が正しい表現です。

48. 明日は来られますか

明日はいらっしゃいますか」が適切です。

49. ご覧になられる

ご覧になられるでは二重敬語です。「ご覧になる」としましょう。

50. ご注文の品はお揃いになりましたか

お揃いが料理に対しての敬語です。「ご注文の品は、以上でよろしいでしょうか」ぐらいが表現として適切です。




まとめ

matome

いかがでしたでしょうか。

もちろん、ここで紹介できていない間違った敬語の使い方の例は無数にあります。

態度と違い、いくら気持ちが込められていたとしても、やはり敬語の間違いはマイナスの印象を与えてしまいます。だからこそ、最低限のルールを学んでおくとともに、正しいかどうか微妙な敬語は別の表現に言い換えるなどの工夫が、ビジネスシーンでは求められます。

気にする・気にしないは個人によって差がありますが、やはり相手を敬うという気持ちがビジネスマナーの基本である以上、敬語はしっかり身につけておきたいものです。今回のまとめがその一助となれば幸甚です。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。お互いビジネスマナーの基本を忘れず頑張りましょう。

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