こんにちは。LIGでデザイナーをしています、マチルダです。
4月も後半にさしかかり花粉も減少し始め、お出かけシーズンとなってきました。
街を歩くと、靴屋さんの店先に新作のスニーカーを見かけることが増えましたね。
そろそろ白いスニーカーを買い替えようかな〜と思いネットで探していたところ、白いスニーカーと言っても種類の多さや価格帯の違いはもちろんのこと、Webサイトでの表現方法の違いに驚かされました。
今回は、その中でも個性が光る、おしゃれスニーカーのブランドサイトをご紹介したいと思います^^
PRAS(プラス)
“JAPANISM PRODUCT(日本独特な製作物)”をコンセプトとしている、久留米製のバルカナイズドスニーカーのレーベルです。
スニーカーの構図はそのままに、さまざまなシーンで撮影した画像をコラージュしているアニメーションが、現在の時刻と連動して切り替わります^^
製品のコンセプトはもちろんですが、靴紐や靴底のパッケージにもこだわりが光っており、全体のブランディングも非常に参考になりました。
MOONSTAR(ムーンスター)
http://moonstar-manufacturing.jp/
明治6年に「たび屋」として創業を開始し、140年足のことを考えている歴史あるブランドです。
屋外でスニーカーを履いて靴紐を結ぶ姿や、かかとをトントンする姿など、日常を切り取ったような自然なカットがこなれたかっこよさを醸し出しております^^
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
http://www.onitsukatiger.com/ja-jp/
恥ずかしながら、「オニツカタイガー」というブランドを今回はじめて知りました。
アシックスのスニーカー?と思いきや、アシックスの前身であるシューズブランドということで、アシックスにそんな歴史があったのかと納得しました。
日本で生まれながら、海外から高い評価を受けているそうです。
メインビジュアルの1枚に使用されている印象的な柄のスニーカーは、アートディレクター足立豊樹氏によるテキスタイルブランド「ノワート(nowartt)」とのコラボレーション商品なんだとか。トラやバナナがグラフィックとして使用されており、スニーカーの柄をより引き立てています^^
ETQ.(イーティーキュー)
アムステルダムに拠点を持つシューズレーベルです。
モデルの男性がスラリとスニーカーを履いているカット、そこから続く、白い背景に余白を持って配置された高級なレザーの質感を感じさせるスニーカーたち。フォーマルな格好にも似合いそうな、特別感と高級感が伝わります。
文字やアニメーションも繊細で、洗練されたイメージが伝わる美しいサイトです^^
Pantofola d’oro(パントフォラドーロ)
1886年からイタリアのアスコリにある小さな工房で、若き職人さんが理想の履き心地を求めて自分の「レスリングシューズ」を作ったことから評判が広まったそう。後にトップチームのプレーヤーに提供されるようにまでなったんだとか。
本格的なサッカーシューズを製造するかたわら、知的でノスタルジックな大人のラグジュアリーシューズを製造しているとのこと。
メインビジュアルに靴の「木型」を使用することで、職人気質なイメージや歴史を感じることができ、その後に見たスニーカーがより美しく見えます^^