売るためにどうしなければならないのか
売れない、でも売らないといけないのが営業マンの運命。だから、売るためにどうすればいいのかを考えます。
- アプローチをかける企業のリストを見直す
- 量をこなすために、どうすれば効率がよくなるのかを考える
- 企業はどういう悩みを持っているのかを聞きに行く
- 企業はどういう予算で動いているのかを知る
- どういう商材が望まれているのかを調べる
- どうすれば喜んでもらえる商材を提案できるかを練る
- 他社はどうやっているのかを調べるetc.
さまざまなことを考えて、調べて、足を運んで、商材を売るためにどうすればいいのかを考えます。考えて実行して、トライ&エラーを繰り返してようやく成果を出していきます。
さまざまなプロセスを踏んでからの初めての受注は、涙が出るほど嬉しいものです。
たった1000円でも、10000円でも、社会という大自然の荒野で獲物を獲得するために必死に駆けずり回ることは、ビジネスのビの字を知る上でとても大事な気がします。
アウトバウンドの営業で学べる3つのこと
そして、アウトバウンドの営業で苦労することから学べることは、大きく3つあると思っています。
1. 全く0からの営業で仕事をとるためのプロセスはマーケティングそのもの
上で箇条書きにした「売るためにどうすればいいのか」を考えるプロセスは、言ってしまえばマーケティングそのものです。
0からアウトバウンドで営業して結果を残すということは、マーケティングの基礎を自分で考え、実行し、学んでいくにはもってこいです。
2. いい提案、いい商材がないと戦うことなんてできない
義理人情でモノが売れるケースもありますが、そもそもいい提案、いい商材がないと戦うことなんてできないということがわかります。
ちょっと言い過ぎました、戦うことはできますが、より戦いやすくするためには、商材改善と提案改善が必要になってきます。
じゃあその改善はというと、やはり売れない理由から見えてくることが多く、興味が薄いクライアントからの声がとても大事になってきます。
そこに気付くことで、いい提案をするためにはどうしたらいいのか、いい商材はどう作っていけばいいのか、と企業にとっていい改善サイクルが生まれていき、それ自体が学びになっていきます。
3. お金を稼ぐって、すごく難しいということ
初めてのアルバイトでお金が入ったときに「自分でお金を稼ぐってすごくしんどいことなんだ、お父さんお母さんってすごいんだ」と思う可愛い高校生みたいに、お金を稼ぐことの難しさを改めて体感するとともに、だからこそクライアントが満足するものを提供したいと思う気持ちが芽生えます。芽生えるはずです。
インバウンドでも接客でも感じられることだとは思うのですが、苦労した分、得られる感情の揺れ幅が大きいということです。