こんにちは、マネージャーのJackです。
皆さん、弊社が運営しているデジタルハリウッドSTUDIO by LIGをご存知でしょうか?
デジタルハリウッドと業務提携をして始めたクリエイター養成スクールなのですが、実はLIGが運営している上野・池袋校では、LIGの制作スタッフが講師となる「LIVE授業」というのをやっているんです。
Web制作のプロ集団・LIGが、あなたの将来を変えます。
とスクールのWebサイトにあるとおり、LIG社員が現場で培ってきた制作ノウハウをLIVE授業の場で教えるカリキュラムがあります。
私も約3年ほど、このLIVE授業で「Webディレクター向けの技術講座」を担当していました。今回は、講師を担当することで得られたメリットをこの場を借りてお伝えできればと思います。
目次
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGにご興味がある方は、ぜひ公式Webサイトをご覧ください!
LIVE授業でやっていたこと
▲実際の講義風景
「Web制作に必要な最低限の技術を理解する」をテーマにLIVE授業を行っておりました。
講義の時間は約1時間〜1時間半くらいで、ざっくりですが以下のような内容を座学で教えていました。
- Web制作の流れ
- ディレクターの仕事とは
- Web制作に必要な基礎技術
講師をして得られた5つの気づき
① 講義資料を作成するのって、とっても難しい!
一番時間がかかったのは、講義の資料づくりです。
毎回参加する受講生が異なり、一人ひとりのスキルもまったくわからない状況だったので、どのようなカリキュラムにするか悩みました。
私の場合は、「Webディレクター向けの技術の基礎知識」という授業をしていたため、Web制作で必要最低限の技術トピックだけを選んで講義資料を組み立てました。
- Webサーバとは?
- データベースサーバとは?
- DNSとは?
など、Web制作では頻繁に利用される単語のみをピックアップして講義資料を作成しました。
特定の技術を深堀りするのではなく、広く浅く説明してWeb制作で利用する技術の全体像を意識してもらえるよう工夫しました。STUDIO上野の受講生は、Web/IT事業以外の業種の方が多く、Webのことを体系的に学びたいという要望が多かったためです。
② 万人に共通する資料作成は無理! 質疑応答タイムでしっかりサポート!
講義をするにあたり、こちらもしっかりと資料を作り込むのですが、やはり万人に納得してもらう資料を作るのは困難です。しかも私のディレクター講座は座学がメインで、ワークショップなど当日にすぐアウトプットできる機会がありませんでした。
よくある座学の講座って、ひととおり講師が説明したあとに「質問ある人いますか〜?」と質疑応答に入るのが一般的だと思うのですが、実は私自身、手を挙げたりするのが苦手で(笑)。皆の前で質問するのってけっこうハードル高いじゃないですか。
私の講義でも初回、二回目は、講義終了後に質疑応答タイムを設けていたのですが、なにも出なかった回ではそのまま講義を終えたりしていました。でも、これちょっともったいないなって思ったんですよね。
そこで、毎回講義終了後に30分〜1時間は講義会場に待機して、質問を受けるようにしたのです。
そしたら、なんと! 質疑応答をしてくれる方が急増!
講義する側からしたら、一対多の関係ですが、受講者からしたら関係ないですもんね。やっぱり一人ひとりと向き合いながら、誠意を持って講義をしなければならないと痛感しました。
③ 人に説明することで、自分自身の知識理解を深める!
次に感じたのは、自分自身の知識をほかの人に説明することで、自分自身もその知識に対する理解を深められる、ということです。知っていることと、それを人に説明することはまったく別のスキルが必要だなぁと。
技術領域だけでなくどの分野にもいえることですが、学習者本人が興味を持って勉強をしていないと身につかないし、教える側も興味を持ってもらえるように説明するのは本当に難しい。これ、どっちに責任があるかというと、やはり教える側の責任なんですよね。こちらはお金をいただいてますし。
Web制作を建築物にたとえてみたり、わかりやすく説明するための工夫はとても大事だなと、STUDIO by LIGの講義をとおして実感しました。
④ 仕事に繋がる!
LIVE授業参加者の方の会社からお仕事の依頼があったり、お仕事を紹介いただいたりと、講義に立つことで副次的な効果もありました。めちゃくちゃ嬉しいですね。
もちろん運営スタッフである教育チームや、ふだんLIVE授業を受け持つ講師の皆さんのお陰でもあるのですが、我々の取り組みが次の仕事にしっかりと繋がっていることを体感できた出来事でした。
⑤ 受講生の熱量が半端ない!
さいごに一番強く感じた気づきがこちら。「受講者の熱量が半端ない!」です!
LIVE授業では質問がバンバン来たりと、受講生の熱量がとても高く、こちらも刺激になりました。
また、「STUDIO by LIGで学んだことで、こんなふうに自社のWeb・ITの課題を解決したい!」というような業界が異なる方のお仕事のお話など、ふだんクライアントワークでは聞けないことも多く、新鮮でした。「こんな熱量の高い人たちと一緒に、俺もWebを学びたかった!!!」って思うことが何度もありました!(笑)。
おわりに
本日は、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのLIVE授業をとおしての「気づき」を説明させていただきました。
私は、諸事情により2020年2月5日(水)のLIVE授業をもって引退※となりましたが、引き続き優秀なスタッフのLIVE授業はごまんとありますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
(※ またいつの日か、LIVE授業に復活する予定です!)
「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」にご興味を持ってくださった方は、ぜひこちらをご覧ください!
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デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
企業向けのWeb制作、ディレクター向けの講演依頼も承っておりますので、ぜひお声掛けください!
以上、Jackでした!