いい身体をしてると無条件に気分があがります。
服が似合うし、動きも軽いし、考えも前向きに。
しかし気を抜くと、飲み過ぎ・食い過ぎ・運動せずで、いつの間にかぽっちゃりになってしまう。お金を払ってジムに通っても、しばらくするとめんどうになってくる。
美しい身体をキープするのはハードルが高いことのように思えますが、今はいい時代なので、身体づくりの専門家のYouTube動画を好きなときに見て、モチベーションを保つことができます。
本日紹介するYouTuberのみなさんは例外なくムキムキですが、いきなり腕立て伏せ100回を強要してくるような異様なストイックさはありません。安心してのぞいてみてください。
まず、食べ方の悪いクセを自覚する
この動画では、食べ方に関する10個の「悪いクセ」を指摘しています。
なぜ朝食を抜くとダメなのか、満腹まで食べちゃいけないのか、間食にお菓子を食べちゃいけないのかという気になる疑問を解明し、どう改善すべきか説明しています。
動画をみれば、単にカロリーを抑えるだけ、やみくもに運動をしまくるといった安直な考えを捨て去ることができます。
「たった10個の悪いクセを矯正するだけ」と考えると、ダイエットって案外しんどいことじゃないかも? と思えるのではないでしょうか。
悪いクセを自覚した上で、ダイエットのことについてより理解を深めていきましょう!
「酒」と「間食」の内容を疑う
勝手な思い込みかもしれませんが、はたらく人間にとって「酒」と「間食」ってなくてはならないものだと思います。
気晴らしのため、頭の回転をよくするため、コミュニケーションのため……。
人生を豊かにする「酒」と「間食」。
しかしその内容を疑う機会はあまりなかったように思います。
お酒が大好きな皆さんへ
突然ですが、ビールや日本酒が好きな方には悲報かもしれません。
お酒は糖質の入っていない蒸留酒を飲もう! という提案です。たとえばウイスキー(ハイボール)、焼酎、ジンなど。
蒸留酒が飲めない方は、動画の後半に出てくるおつまみに何を食べるかについて考えてみるとよさそうです。
おつまみは炭水化物を極力避け、肉、刺身などの品質の高いたんぱく質、脂質を少量摂取する。量が欲しくなったなら、お新香、野菜スティック、エイヒレなど低カロリーなものを摂取する。
なかなか厳しい制限に思えますが、意外と満足できますし、程よくお腹が膨れるので心地よくお酒を飲み続けることができます。
間食はMEC(肉、卵、チーズ)を少量
そもそも間食は、ダイエットにとってはよくないものだと思っていました(そうわかっていても、チョコレート一粒を食べてしまうわけですが)。
しかし、食べるものを考えれば、むしろいい方向にはたらくようです。
朝、昼、夕にドカ食いしないために、MEC(Meet/Egg/Cheese)を間食として少し食べようという話です。
家でゆでたまごを作って会社に持っていくのもいいですし、オフィスの近くにコンビニがあればチーズを買うことはできます。
間食=お菓子という発想でいる方もいらっしゃるかもしれません。
まず試しにチーズを間食として食べてみてください。
「あれ? 甘く感じられてデザートみたい。けっこうありかも……」と変に味覚も鍛えられておすすめですよ。
本格的な運動をする方向けの筋肉メシ
私は平日の仕事帰りに、息が切れるほどハードなダンスの練習をしています。それに耐えうる身体を作るにはどうすればいいんだろうと疑問に思い、ボディビルダーやアスリートたちがどんな食事を摂っているのか調べてみました。
サムネイル画像から異常に膨れ上がった筋肉の躍動感が伝わってきます。
カネキンさんというボディビルダーのふだんの食事内容をレポートする動画です。
鳥の胸肉、いんげん(緑の野菜)、米、オリーブオイルとけっこうシンプル。栄養のバランスが良さそうです。しかしこれを一日に6〜8食も食べるとのこと。さすがにこれはマネできません。
LIGには本社一階にキッチンがあるので、昼か夜に同様の料理を作って食べています。安上がりで栄養もあって美味しい。満足度の高い料理なので、しっかり運動する方はぜひ試してみてください。
運動はとりあえずスクワット
さて、ふだん運動をしない方にとってはもっともとっつきにくい話かもしれません。
手軽で効果を実感しやすいトレーニングはスクワットだと思います。
会社のトイレでひっそりできるのも魅力のひとつです。
私は数年前、2〜3日に1回(12×3セット)程度のペースで行ったところ、食事制限もせずに1ヶ月で4kgの減量に成功しました。効果絶大ですね。
なぜ脂肪燃焼にはスクワットなのか?
まずはスクワットが脂肪燃焼に効く理由を知りましょう!
人間の身体は、下半身にもっとも多くの筋肉がついています。上半身よりも下半身にたくさんついているんです。
脂肪を落とすためには、代謝をあげる必要があります。
代謝を効率よくあげるには、筋肉量の多い下半身を鍛えてあげるのがいい。
いい身体を手に入れたいなら、スクワットです。
スクワットの正しいフォームについて
トレーニングは正しいフォームで行えば、効果倍増です。
あの「なかやまきんに君」の、お笑い要素一切なしのド真面目スクワット講座を見て、正しいフォームを学びましょう。
いくつか方法が紹介されていますが、1種類を10回×3セット、ゆっくりしたスピードでやれば十分に汗をかけます。
ポイントは、身体が程よくしんどさを感じるくらいの強度でやることです。
あんまり無理をして怪我をしたり、継続できなかったりすると本末転倒なので、適度な強度を見極めましょう。
「思い出したらやる」くらいの気楽さで
いい身体は、そう簡単には手に入りません。長期戦です。
かといって、ストイックにやりすぎるのも面白くありません。
最初に紹介した10個の悪いクセをまず自覚し、徐々に改善していくことからはじめましょう。
酒を飲むとき:
「2杯目はビールじゃなくてハイボール飲んでみるか〜」
「つまみはコロッケじゃなくて刺身にすり替えてみるか〜」
会社でトイレに入ったとき:
「休憩がてら、ここでスクワットやってみるか〜」
という気楽な感じではじめて、しっくりきたなら割合を増やす。
しんどい、つまらないと感じてしまうと何事もうまくいきませんから、そういうラフさが大切だと思います。
さぁ、健康的ないいカラダを手に入れてハッピーな生活を送りましょう!
では! デザイナーのJonaでした。