さくらのレンタルサーバ15周年!ロゴデザインコンテスト
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2019.10.08
#7
元Webディレクター・まっちの途上国スタートアップ奮闘記

海外で働いていても友達ってできる?カンボジアの外国人コミュニティ事情

まっち

ご無沙汰しております!まっちです。

最近投稿が滞っていてごめんなさい。相変わらずカンボジアでお仕事しています。

現在カンボジアは雨季のピークで、一日に一回スコールが降る日が続きます。プノンペンの道路は水はけが悪いため、膝上まで浸水することもちょくちょくあります。しかも、大体は急に降り始めるし天気予報もあてにならないので、移動時にスコールが降り始めたら事故みたいな感覚で過ごしています(苦笑)。

▼前回の記事はこちら

さて、最近になってカンボジアで働く日本人の方々とお会いする機会が増えてきました(彼ら彼女らのインタビュー記事も、今後あげていきたいと思っています)。

これは海外勤務あるあるかもですが、各国の主要都市には規模の違いはあれど、さまざまな日本人コミュニティが存在します。また、人によってコミュニティとの付き合い方も様々です。そこで、今回はカンボジアでの実体験を基に「海外の日本人コミュニティ」についてお話したいと思います。

※以下に述べることは、あくまで個人的な意見で、客観的に見て感じたコミュニティについての感想です。自分もけっこう偏ったコミュニティに属している気がします。

カンボジアの日本人コミュニティについて

カンボジアの隣国であるタイの在留日本人が約72,500人、ベトナムの在留日本人が17,000人であるのに対し、カンボジアの在留日本人は3,500人とだいぶ少ないです(※注1)

※注1:2017年10月時点。外務省Webサイトより抜粋。

そのため、日本人コミュニティはいくつかありますが、コミュニティ同士の繋がりも多く、どこか一つコミュニティに所属すると、だいたいの方とはすぐに繋がることが出来ます。

私はあんまり感覚がわからないのですが、友人いわく「日本の地方コミュニティでの雰囲気に近い」とのこと。この感覚はカンボジア在住の方だけでなく、おそらく海外で働いている多くの方が持っているのではないでしょうか。

最近ですと、コミュニティ対抗戦のソフトボール大会がありました。200名以上の方が参加していました。最近、コミュニティ対抗戦ソフトボール大会がありました。参加者は200名以上となり、大盛況でした。

こちらでは、知り合いの知り合いはだいたいすぐに知り合いになります。「どこどこの誰々さんが〜」みたいな話がでた数日後には、その誰々さんと会っていたりします(笑)。

このわりと狭いコミュニティを居心地よく感じられる方にとっては良い環境です。しかし、ビジネスが絡んでしまうと色々と気を遣う場面も多いらしく、コミュニティと少し距離を置く方もいるみたいです。

また、「わざわざ海外まで来て、日本人とはつるみたくない」と言う方も、もちろんいます。そのため日本人コミュニティに飛び込んでも、実際にその土地で働く日本人みんなに会えるかと言うと、そうでもない印象です。

私個人としては、カンボジア在住歴が長い日本人の先輩方に、カンボジアのことを色々教えてもらいたい……と思う反面、多様な外国の文化にもなるべく触れたい(でないと、せっかく海外に来たのにもったいない)と考えているので、国境を越えて色々なコミュニティと繋がっていければと考えています。

カンボジアの外国人コミュニティについて

当たり前といえば当たり前ですが、日本人は日本人同士、フランス人はフランス人同士、中国人は中国人同士で基本的にコミュニティを作りやすい印象です。普段レストランやバーなどでまわりを見渡すと、さまざまな国籍の方が混ざったコミュニティを見る機会は、会社を除けば少ないと感じます。

プノンペンにある多国籍のコミュニティとしては、起業家育成を通してSDGs(※注2)に関連した課題解決を行うIMPACT HUB Phnom Penhや、各々が情熱を注いでいるテーマをプレゼンするカジュアル版TED(※注3)のようなNerd night Phnom Penhなどがあります。

Webサイトをご覧いただくと、みなさんが抱いているカンボジアのイメージとはけっこう違うのではないでしょうか? 実はそれくらい、カンボジアにはさまざまな国から来た人が住んでいるのです。

※注2:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。

※注3:「Technology Entertainment Design」の略称で、学術・エンターテインメント・デザインなど幅広い分野の専門家による講演会。

IMPACT HUB Phnom Penhで開催された、SDGsに関係する事業アイデアのピッチコンテスト。IMPACT HUB Phnom Penhで開催された、SDGsに関係する事業アイデアのピッチコンテスト。

新しく作っていきたいコミュニティ

私たちがオフィスを構えるコワーキングエリアFactory Phnom Penhにも、国境を越えたスタートアップコミュニティができつつあります。ラストマイルワークスとしても積極的にパートナーさんを巻き込みながら、さまざまな方法でこのスタートアップコミュニティを盛り上げていきたいと考えています。

先日は、ラストマイルワークスのパートナーであり、日本でブランディングデザインを手がける株式会社セルディビジョンさんにカンボジアまでお越しいただき、プノンペンで働く方々をお招きしてイベントを開催しました。

さっきは「ビジネスが絡むと〜」みたいなネガティブな話も出しましたが、私個人としてはテクノロジーやクリエイティブのコミュニティを作り、より多くのパートナーさんと深く繋がっていくことで、大きなプロダクトやプロジェクトに挑戦できると考えています。そのためカンボジアの日系IT企業の方々とは積極的に交流を図っています(と言うか、飲み友達が欲しいんです)。

また、カンボジアに視察にいらっしゃった企業の方にも、上記のようなコミュニティを紹介することで、カンボジアにより大きな可能性を感じていただけるのであれば、それは長い目で見て両国にとってとても良いことだと考えています。

そして、今後は日本だけでなく、国境を越え、多くの国の方々を巻き込みながら、テクノロジー×クリエイティブのコミュニティを育てていきたいと考えています。

当日のイベントの様子当日のイベントの様子。詳細レポートはこちらに記載しています。

……と、ここまで記事を書いて思ったのですが、さまざまな国出身の方々が入り混じり、スタートアップのエコシステムがきちんとできていない途上国だからこそ、このように自分たちが主体となり、グローバルなスタートアップのエコシステム作りに参加できるチャンスがあるのだろうと感じました。せっかくダイバーシティに富んだ環境があるのに、これを活かさないのはもったいない。

というわけで、カンボジアに在住のみなさん、面白いコラボができそうであれば、ぜひともよろしくお願いします!

また、日本に在住のみなさん、カンボジアのテクノロジーやクリエイティブについて視察したい場合はぜひご相談ください(宣伝でごめんなさい)。

それでは、カンボジアでお待ちしています!

ラストマイルワークスで働くことに興味がある方はこちらから!