さくらのレンタルサーバ15周年!ロゴデザインコンテスト
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2019.09.26
#65
もっと、いいオフィス。

いいオフィス浜松町が起業準備を支援する理由「若い人にはビジネスを加速することだけに集中してほしい」

岡田 ダダ

こんにちは! シェアオフィス&コワーキングスペース「いいオフィス」の運営を担当しております、岡田ダダです。

日本全国に続々オープンしている「いいオフィス」ですが、いいオフィスの数だけ、アツい想いを持ったオーナーさんがいらっしゃいます。今回訪れたのは、2019年7月に港区・浜松町にオープンした「いいオフィス浜松町 by wedo」。

なぜいいオフィス浜松町をはじめようと思ったのか、またいいオフィス浜松町を今後どうしていきたいか、オーナーを務める都丸哲弘さんにその理由を伺ってきました。
「若い人の起業を支援したい」という想いがとてもアツいインタビューとなりましたので、ぜひ最後までご覧ください!

「カフェだと席を探すところから始めないといけない」単純にこういう場所が欲しかった

コワーキングスペース「いいオフィス浜松町」

―― 都丸さんが「いいオフィス浜松町」をはじめようと思った経緯を教えてください。

もともとはITの仕事をしていました。しかし父が亡くなり、父が経営していた会社を引き継ぐことになりまして、ビルのメンテナンスをする清掃事業を行うことになったんですね。引き継いだ当時は、自分だけ30代で、まわりは50代、60代の人たちばかり。業界のことも何もわからず、「自分には何ができるのだろう」と模索していた時期もありました。

そんな中、会社が保有している持ちビルに空き物件がありまして。テナントを募集すればすぐ決まると思ったのですが、それでは面白くないなと。
また、会社としてどういう方向性に進めていくか悩んでいて、いろいろ調べていました。そうしたら「コワーキング」がトレンドキーワードだなということで、空き物件でシェアオフィスをできないかなと思ったんです。

そのタイミングで、偶然ですよ。岡田ダダくんが現れて「シェアオフィスやりませんか?」と営業がきて(笑)。はじめは「怪しいな」と思いつつ、こんな偶然あるのかとただただ驚いてました。

12月に岡田ダダくんから営業をもらって、約半年後にはオープンというスピード感で進んでいきました。

 

―― とても早いスピード感で進んでいきました。すぐにいいオフィスをやろうと決断できたのはなぜでしょう?

「僕だからできることは何だろう?」と考えたときに、シェアオフィスならできるなと直感したんです。というのも、僕自身はもともと10年近く、知り合いの会社やカフェで、いわゆるノマド的な仕事をしていました。

言葉を選ばずに言えば、ルーズに働いていたんです。時間や場所にしばられず、パソコンと充電さえあればどこでも仕事をしていました。しかしカフェで仕事をするといっても、席を探すところからはじめないといけないし、Wi-Fiも遅かったりしてストレス溜まるんですよ。

そのため、単純にいいオフィスがあれば「自分も使いたい」と思ったので、自己実現に近いかもしれません。Wi-Fiの通信速度も、めちゃくちゃこだわりましたから(笑)。

まわりからは「すぐによく決断しましたね」と言われたりもしますけど、失敗しても死ぬことはありませんから。
また、清掃業界は地味なので、破天荒なくらいのことをやりたいというのもあって、「よし、やろう」と。いろいろな人が集まる場所をつくって、みんながハッピーになれば、自分もハッピー。そんな気持ちでスタートしました。

働く場所はワクワクする場所であるべき。気分に応じて拠点を変えるのはメリットでしかない

コワーキングスペース「いいオフィス浜松町」

―― コワーキングスペースをやる上で、「いいオフィス」をパートナーとして選んでいただいた理由は何かありますか?

全国にいいオフィスがあり、プレミアム会員であれば定額でいろいろな拠点を使えるところが良いなと思いました。いいオフィスは、いわゆるコンビニとは違って、どの店舗も個性があって、ワクワクする場所です。単純に自分が使いたいと思いました(笑)。

近々、広島にいく予定があるんですが、広島のいいオフィスも使いたいと思っています。いいオフィスなら全国に店舗があるから、「じゃあ今度はあそこへ行ってみよう」と思えるのは、リッチな体験だなと思うんですね。

また、『スラムダンク』の作者である井上雄彦さんも1日5回は仕事場所を変えるという話を聞いたことがあるのですが、気分によって働く場所を変えられるというのは、アイデアを出す仕事をする人にとっては非常に重要なこと

しかし複数拠点をゼロからつくろうと思うとやはり大変ですから、すでに全国展開しているいいオフィスとパートナーを組むほうが楽しいことができる、と思いました。

コワーキングスペース「いいオフィス浜松町」

―― たしかに、気分によって働く場所を変えられるのは、仕事のパフォーマンスにも影響してくるかもしれません。

上野のいいオフィスに行ったときに、デスクだけでなく、ソファで膝の上にパソコン置いて仕事していたり、寝ている人がいたりして、「こういう世界観の働く場所っていいな」とすごく思いました。というのも、誰しも体調が悪かったり、行き詰まったりして仕事のパフォーマンスが上がらないことって当然あるじゃないですか。

そしたら無理に仕事せず、おしゃべりしたり、漫画読んだり、寝たりしていいわけです。一見、不真面目だと思われるかもしれませんけど、自分で仕事をコントロールできる人が集まっているわけですから、漫画読んでようが何してようが誰も白い目で見ない。

しかも、いまはサービス業がメインの時代、やることが定形だったことではなく、新しい発想を出して仕事をしないといけないので、働く場所ってワクワクする場所であるべきだと思うんですね。

しかし日本のオフィスは、いまだに多くは製造業ベースの考え方が残っていて、パーテーションで仕切られているビジネスデスクで、オフィスはお洒落な必要はない、みたいな雰囲気の場所もあります。

若い人が活躍する時代をつくるためには、そういった古い常識を変えていくべきだと思うんです。そして、いまだ社会の理不尽な常識に潰されている若い人を見てきたので、いいオフィス浜松町では若い人を支援する場所にしていきたいと考えています。

若い人がワクワクする場所をつくり、やりたいことで埋め尽くされている若い人たちが集まって、「あれをやろう」「これやろう」とみんなが楽しく過ごせる環境にしていきたいなと。

いいオフィス浜松町が起業準備を支援!若い人にはビジネスを加速することに集中してほしい

コワーキングスペース「いいオフィス浜松町」

―― 具体的にどういった形で若い人を支援していきたい、とかってありますか?

大きくは起業を支援したいと思っていて、具体的にはまず登記のサポートです。書類作成、提出ってやはり面倒くさいので、可能な限りサポートしてあげたいなと。また、税理士を講師に呼んで「創業一年目の税金対策」といった内容のセミナーを開催したり、起業のときの悩み相談ができるようにしたいと考えています。

また、若い人が「こういったことをやりたい」というときのネットワーキングもサポートしたいなと思っています。「それだったらこんな人いるから紹介しようか」と人を紹介してあげられるようにして、いいオフィス浜松町に来れば、自分のやりたいことを支えてくれる人と繋がれる、そんな場所にしていきたいですね。

起業する前、そして起業した後って、ビジネス以外のやることが多いわけです。アイデアを形にするのと、起業準備するのは頭の使い方がまったく別のため、アイデアがある人にはアイデアを形にすることだけに集中してほしい。

そのため、いいオフィス浜松町では起業するまで、そして起業してからのことをサポートし、若い人がビジネスを加速することだけに集中できる環境を提供してあげたいなと考えています。

 

―― 都丸さんはどうしてそこまで、若い人へのサポートにこだわるのでしょうか?

私が若い人にこだわるのは、単純に私が彼らよりも先に死ぬから、です。それだったら、若い人にどんどん渡せるものは渡していきたいなと思うんですね。なんなら、いいオフィス浜松町を活かしたいという若い人が現れたら、その人に譲ってもいいとすら思っています。

世の中、若い人に譲らず、年配の人たちが無責任な経営をして、ダメになっていく会社って多いじゃないですか。特にいまの時代は、5年選手、10年選手ですら廃れていく時代。もう年齢なんて関係ない時代なわけです。

そんな時代だからこそ、大人は若い人たちにどんどん主役を譲っていくことが大切。そしてまた彼らが次の世代に紡いでいくような、そんな文化をつくっていきたい、そう思っています。

コワーキングスペース「いいオフィス浜松町」

―― 最後に今後の展望を教えてください。

若い人、特に学生の方とお話をしていると、「仕事は苦しいもの」だと思っている人が多いなと感じています。以前、大学4年生の方が卒業旅行でヨーロッパに行きたいと話していて。理由を聞いたら、先輩から「社会人になったら旅行にいけないから、学生のいましか行けないぞ」と言われたらしいんですよ。

社会人になると旅行にいけない、そんな日本はヤバいなと。

当たり前のように、社会人はツラいものだという考えが蔓延している。でも、そんなことはなくて、全部自分次第なんですよね。自分の意志で人生どうにでもできるから、文句言わずに自分で道を切り開いていこうよ、と。

もしひとりで解決できないことも、仲間がいれば解決できることはたくさんあります。そんな可能性に満ちた場所を、いいオフィス浜松町で実現したいですし、どんどん外に発信していきたいなと思っています。
 

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