デザインでブランディングのお手伝い
デザインでブランディングのお手伝い
2019.07.19
#55
もっと、いいオフィス。

「いいオフィス日本橋を商工会議所のようにしたい」FUKUMITOYA磯部氏が狙う地元老舗企業のアップデートとは

いいオフィス広報部

みなさんこんにちは! いいオフィス広報部のふじと申します。

前回の記事では、日本橋に完成した「いいオフィス日本橋 by FUKUMITOYA」をご紹介させていただきましたが、そのオーナーがどういった方か気になりませんか?

今回、いいオフィス日本橋のオーナーである磯部一郎氏にインタビューさせていただいたのですが、これまた非常にアツいお方。同じいいオフィスでも、オーナーによってこうもカラーが異なってくるものなのか! と実感するインタビューでした。

なぜいいオフィス日本橋をはじめようと思ったのか、また今後いいオフィス日本橋をどうしていきたいかなど、根掘り葉掘り伺いましたので、どうぞご覧ください。

「場所がないと、カフェラテばっか飲んでしまう」線ではなく面での出会いをつくるために

いいオフィス日本橋

――磯部さんが「いいオフィス日本橋」をはじめようと思ったキッカケはなんだったのでしょうか?

もともと会社を経営していたのですが、とある事情で会社を売り払うことになりまして。そこで新しいことをはじめようと思い、FUKUMITOYAをはじめたわけですが、オフィスがないときってカフェラテばっか飲むんですよ。人と会うとなったらカフェしかありませんから、もう一日どんだけ飲むんだよ! と。砂糖取りすぎてしまう(笑)。

だれか人を紹介したいと思っても、まずカフェで席を探すところからはじめないといけない。しかも、人との出会いが点と点の「線」でしかなく、「面」にならないわけです。それじゃ進みが遅いじゃないですか。

そこで、やはり人が集まれる場所が大事だし、そういった場作りが重要だなと思い、FUKUMITOYAのオフィスをつくろうと思った、というのがキッカケでした。

 

――そこから「いいオフィス」FCとしてコワーキンズスペースをオープンしようと決めた理由はなにかありますか?

線と線でいろいろな方とお会いしていくうちに、出会った方から「いいオフィスというのがあるよ」と紹介してもらったんです。実際に詳しくお話を聞いたら、僕よりも大きなことを考えているし、単純におもしろいことをやっているな、と思ったんですね。

そして、いいオフィスは全国展開していますから、会員にとっても「近くにいいオフィスがある」というのはメリット。もうカフェを探さなくていいわけですから(笑)。

人との出会いが「線」ではなく「面」になる場をつくる上で、いいオフィスとして進めるのは非常に良いなと思い、決断いたしました。

※ いいオフィス プレミアム会員の方は全国店舗を利用可能

日本橋で有名になった理由「回覧板を回すような町内会でLINEを導入しました」

いいオフィス日本橋

――磯部さんはこの日本橋エリアでは非常に顔が広いと思うのですが、それはやはりこの街で生まれ育ったから、なのでしょうか?

日本橋でネットワークができたのはここ最近なんですよ。生まれ育ったと言っても、家の半径100メートルくらいの人としか仲良くなれませんからね(笑)。

実は町内会の青年部に所属してまして。町内会って、いまだに回覧板を回したりと、ビジネスの現場と比べたらもう30年くらい時代遅れだったりするわけです。しかもこのエリアもマンションがたくさん立ち並ぶようになり、町内会という存在が廃れてきていたんですね。

だけど、やはり防災上の観点からも町内会はあったほうがいい。そこで僕が町内会でWebマーケティングとかチームビルディングみたいなことを取り入れたんですね。取り入れたと言っても、Web業界の人たちが日々の業務で普通にやっているようなことを実践した、という感じです。

たとえば、これまで神社の隣りにあるような集会所でビール持って集まって「次のお祭り、どうしようか」と話し合っていたわけですが、それをLINEを使って企画を募ったり、オンライン上で寄付をできるようにしたんです。

そうしたら、マンションに住んでいる方々にハマって。青年部のメンバーが3倍以上になったんです。イベントを開催すれば、そういった青年部のご家族らも参加してくださいますから、集まる人数がどんどん増えていって、気づいたら有名になってました(笑)。

マンションが増えたとはいえ、やはり下町なのでもともとの町内会の方々は老舗の親分みたいな方も多いわけです。そういったところからITとかWebみたいな相談事を受けるようになり、気づいたらいろいろな案件の受注に繋がっている、ということが最近は増えてきました。

 
いいオフィス日本橋

――いいオフィス日本橋を起点に、「日本橋をこうしていきたい」みたいな想いって何かあったりするのでしょうか?

僕自身が日本橋で生まれ育ったということもあり、やはり「日本橋はイケてないよね」みたいになるのは嫌じゃないですか。FUKUMITOYAをはじめたのも、この地域を盛り上げたいという想いがあったからです。

そこで、いいオフィス日本橋では地元の老舗企業の相談を受け、アップデートするお手伝いができるハブになればいいなと思っているんですね。イメージ的には新しいカタチの商工会議所みたいな。

たとえば僕がいま老舗企業からご相談を受けたときに、いろいろアドバイスをしたりするわけです。そこまでだったら、中小企業診断士と同じ仕事かもしれません。しかし、そこから具体的なソリューションも提案していくんですね。

「Webサイトをつくったほうがいいですよ」で終わらせるのではなく、「これくらいの費用感で、こういったWebサイトをつくりましょうか」と。

そして、そのソリューションを提供できるような方々がいいオフィス日本橋に入ってもらえたら、最高じゃないですか。ただ “作業場” を共有するコワーキングではなく、共に働くコワーキングスペースになったらいいなと考えています。

会員同士でお互いの株を持ったりするような、相互で助け合う「仲間が見つかる場所」へ

いいオフィス日本橋

――どういったマインドを持った方に入会してほしいですか?

本気でチャレンジする人に入ってきてほしいな、という思いはあります。

たとえばフリーランスの方でも、フリーランス思考のフリーランスと、ベンチャー思考のフリーランスがいると思っていて。ベンチャー思考のフリーランスの方って、本当は大きいことをしたいと思っているわけじゃないですか。

だけど、フリーランスをやっていると意外とお金がもらえて、時間もできたりして、ベンチャー思考だったのに、フリーランスで満足しちゃっていたりするわけです。週1〜2日は自分の時間を確保できるのに、何もしないみたいな。

そういったベンチャー思考だけど何もしないフリーランスの人たちがグチを言い合ったり、傷をなめ合うようなコミュニティにはしたくないなと思うんですね。

それよりも、本気でチャレンジしている人たちが集まって、励まし合って、ときに助け合えるような場にしていきたい。安全な道がないのが、ベンチャー。だからこそ、そこを本気で進もうとしている人たちを応援したいですし、そういった人たちに僕のネットワークで価値が生まれるような出会いであれば、どんどん紹介していきたい。

そして、手塚治虫や藤子不二雄らが住んでいたトキワ荘のような場所になって、いつか彼らがいいオフィス日本橋を出ていったとしても、ふたたび集まったときに「あのときはあーだった、こーだった」と話せるような出会いがあったら最高じゃないですか。

ある意味、大人の部室のような、青春を感じられる場所になったらいいなと思っています。

 
――最後に、今後のいいオフィス日本橋の展望をお願いします!

我々は「仲間探し」「仕事探し」「目標探し」「夢探し」をキーワードに、「点」でお金を稼ぐのではなく、「面」でお金を稼いでいくような、ハブになる場所を目指しています。

そのため、FUKUMITOYAとしても本気でチャレンジする方々を支援し、ネットワーキングもお手伝いしていきたいと考えています。

そして、いいオフィス日本橋の会員同士がお互いの会社の株を持ち合ったり、取締役に就任したりと、相互に影響しあえるような場所にしていきたいと考えています。いつの日か、会員の企業同士がグループ会社になったり、ホールディングスカンパニーになっていくフェーズが来るかもしれないなとすら思っていますからね。

そんな仲間が見つかる「いいオフィス日本橋」にしていきたい、そう思っています。

いいオフィス日本橋 by FUKUMITOYAのサイトへ