開発コストを削減「BiTT開発」って?
開発コストを削減「BiTT開発」って?
2018.12.13
#2
元Webディレクター・まっちの途上国スタートアップ奮闘記

ぶっちゃけ、途上国での働き方ってどうなの?カンボジアで1ヶ月働いて感じたこと。

まっち

お久しぶりです。カンボジアのVRスタートアップで働いている、元Webディレクターのまっちです。

▼前回の記事はこちら

前回のブログを書き終えた後、さっそくお腹を1週間ほど壊しました。。これも異国で働く洗礼だと思い、耐え忍んでいます(ちなみに、下痢止めを飲んでしまうと毒が体内から出ていかないので、なるべくそういうのは使わないほうが良いらしいです)。

さて、カンボジアで働き始めてから1ヶ月ほど経ったので、他メンバーから聞いた話や彼らの想いも含めつつ、ここまでに感じた「途上国スタートアップでの働き方」についてお話できればと思います。

どんなところで働いてるの?

オフィス入り口

こちらが、私が働いているラストマイルワークスのオフィスが入っている複合施設「Factory Phnom Penh」です。

もともと工場が立ち並んでいた地域一帯を、アメリカ人のオーナーが1年以上かけてオフィスやコワーキングスペース、イベント会場などを兼ね揃えた「イノベーションを生み出す場」として再開発した施設です。

Factory Phnom Penhはプノンペンの市街地から南にトゥクトゥクで10分ほどの場所にあります。この施設の4階に私たちのオフィスがあります。

ラストマイルワークスのオフィスを紹介します

エントランス

オフィスのエントランス。ここからカンボジア一のテック企業を目指しています。

 

執務スペース。全スタッフ同じ部屋で仕事をしています。けっこう広いです。

 

開発中のVRアプリケーションのテストをしたり、撮影を行うスペースです。

ちなみに、Oculus RiftやHTC Viveといったヘッドマウントディスプレイを使用するアプリケーションを立ち上げる場合は、それなりにハイスペックなPCが必要なため、VRテスト専用のPCも用意しています。

 

休憩の際などにみんながくつろぐスペースです。

壁には、詩人であり劇作家でもあったオスカー・ワイルドの名言「We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars(オレ達はみんなドブの中にいる。でも、そこから星を眺めている奴らだっているんだ)」のメッセージが書かれた絵画を立て掛けています。

 

会議室の様子。日本に営業チームや外部の開発パートナーさんがいるため、頻繁にテレビ会議が行われます。

 

こちらはオフィスに隣接するコワーキングスペース。本施設の特色の一つだと思いますが、欧米系の方の割合が高いです。

また、本施設にオフィスを構える他企業にもテック系、クリエイティブ系が多いこともあり、Webサービスのピッチイベントやエンジニア向けのセミナーなども日々開催されています(今後、何か面白いイベントがあった際には、ブログで取り上げていこうと思います)。

どんな働き方をしているの?

コミュニケーションツールの活用

繰り返しになりますが、私たちはCGやVRを活用して不動産販売をサポートするサービスを開発しています。日本向けの不動産サービスとしては、下記のサービスを運営しています。

CGとVRを活用した不動産販促サービス「terior」

このようなサービスを制作・開発しているため、さまざまな役割のCGクリエイターやエンジニアが社内に在籍しています。チームごとに役割は異なりますが、サービスを作るにあたって最終的には各チームを横断したコミュニケーションが必須となっており、ここがクオリティ向上の肝となります。

現在は、業務上のコミュニケーションツールとしてSlackやChatwork、Asana、Trelloなどを用途別に取り入れています。ただ、サービスに関する細かいビジュアルや仕様面のやりとりが多いため、対面でのコミュニケーションも多いです。

こういった基本的な仕事の仕方やコミュニケーションツールの活用は、日本とわりと似ているのではないかなと思います。

カンボジアスタッフの採用方針

最近私も、ちょくちょく面接をしたりと採用に関わってきたので、私たちの採用方針についても触れてみます。

こちらは最近撮影したカンボジアスタッフとの集合写真です。写真を見てわかるとおり、スタッフの平均年齢はかなり若いです。

理由として、そもそもカンボジア国民の平均年齢自体が若いこともあるのですが、「カンボジア流の仕事の仕方に染まっていない」フレッシュな才能ある人をあえて選んでいるところが大きいです。

日本とカンボジアでは仕事の仕方が違えば、もちろん求められるクオリティやスケジュールに対する考え方も違います。特にカンボジア人は仕事に対して「与えられるもの」「仕事そのものにやりがいは感じない」といった考え方を持つ人が多いです。そしてその環境に染まるほど、そういった考えから脱却することは難しいのが現状です。

そのため、私たちは「クリエイティブなことが好き」、「給与よりもやりがいで選びたい」といった、仕事に対してピュアに情熱を傾けられ、かつ我々が目指すクオリティについて理解できる適応力がある(若干ギークな)若手を採用しています。もちろん、実績に比例してきちんと高い報酬を渡すことが大前提です。

本当はそういった点にかかわらず、幅広い人に対してチャンスを与えられればとは思いますが、そこはシビアなビジネスの世界。まずはきちんとクオリティ高いサービスを生み出すことで会社として健全に成長していき、その上でより社会に対してインパクトを与える仕組みをつくることができれば、と個人的には思っています。

上記のように、スキル・マインドの両面でCG制作など建築クリエイティブのプロフェッショナルが多く在籍していることがラストマイルワークスの強みであり、このアセットを活かして日本やアジアの顧客のどういった課題にどのようなソリューションを提供するか、そしてそのサービスをいかに広めていくかが両国を知る日本人メンバーのミッションであり、私のメインの仕事でもあります。

インターン含めたカンボジア側の日本人スタッフ。公私関係なくみんな仲良しです。

海外で働く上で壁になるもの

このように途上国と言っても、ことテック企業において職場環境や仕事で必要なスキルは、実は日本で働いているときと近かったりします。

一つ決定的に違うとすれば、英語でのコミュニケーション。カンボジア人の母国語はクメール語ですが、みんなびっくりするほど英語が喋れます。

海外で働くにあたり一番の壁は、やはりいまだに英語力だと私は感じています。正直、私は周りの日本人メンバーほど話すことができませんし、留学経験もないです。ただ、こっちに来たからにはやるしかないのと、今まで培ってきたスキルで自身の価値をきちんと出すことができれば、きっと海外でもやっていけます(ぶっちゃけ、やっていけないとわかったら日本に戻って来ればいいだけの話です)。

最後はちょっと厳しめな口調になってしまいましたが、要するに「こんな自分でも海外に飛び込めたので、興味ある方はいつでもウェルカム!」ってことです笑。

というわけで、ラストマイルワークスでは引き続き仲間を募集しています!(ちなみに、今後は日本オフィスにも力を入れてくので、たまにカンボジアに出張みたいな働き方もOKです)

ラストマイルワークス株式会社 – Wantedly

それではまた!