Web無料相談会2018冬
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2018.11.20
#4
デザイナーJonaの「ヨーロッパにダンス公演行ってきます」

歴史ある街並み、現地のB-boyたちとの出会い――フランスの古都、リヨンとルーアンで公演してきました。

Jona

デザイナー兼踊り手のJonaです。フランスとスイスで行われるブレイクダンスのツアー公演に出演するため、いったんLIGを離れ、現在は踊り手として活動中。月1回、こちらのLIGブログで活動の様子をお届けしています。

過去の記事はこちらからどうぞ!

フランスの街をいくつか点々としてきましたが、今回は、パリについで特に印象に残っているリヨンとルーアンという街をご紹介します。

Lyon – リヨンの街並み

リヨンはパリから鉄道で3時間ほど。
パリと比べて落ち着いていて、都会と田舎がほどよく混在する素敵な街です。
古くからこの美しい景観を維持してきたんだろうなぁ、と。

リヨンの街並み1リヨンの街並み2リヨンの街並み3

スケボーで移動するには道がボコボコしすぎていたので、今回は電車に乗ったり、徒歩でのんびりと街をみていきました。

どこを見渡しても落ち着いた茶色のトーンで優しい街並み。
時間がゆったり進んでいる気がして、ホッとします。

ノートルダム大聖堂

リヨンの教会は、パリと比べてどんなふうに違うんだろうと気になってリヨンのノートルダム大聖堂(フルヴィエール大聖堂)へ。「ノートルダム大聖堂」というと有名な小説の舞台となっているパリのものが有名ですが、フランスの各地にあるんですね。

ケーブルカーに乗って大聖堂へ

のろのろとマイペースに進むケーブルカーに乗って丘の上に向かいます。

ケーブルカーの中からの眺めもいい感じ。

 

リヨンのノートルダム大聖堂(フルヴィエール大聖堂)

壁も天井も金ピカでゴージャスな印象。

金の中に、絶妙な色味の青と緑が入り込んでいます。

教会の中は陽の光が入りやすい設計になっていて明るく、パリの暗く厳粛な教会のイメージとはだいぶ異なります。

相変わらず、こんな建物を作った当時の人たち、そしてこれを維持し続けてきた人たちはすごいなぁ、とため息まじりでつぶやきながら外に出ます。

ガロ・ローマ遺跡

ガロ・ローマ遺跡1

少し歩いたところに遺跡のようなものがありました。後から調べて知ったのですが、ガロ・ローマ遺跡という古代ローマの闘技場だそうです。

個人的には、この場所がリヨンの中でもっとも好きでした。

この闘技場、いまだに演奏会などで使われているとのこと。

石段の席に2時間も居座ってしまいました。

ガロ・ローマ遺跡2 ガロ・ローマ遺跡3

丘の上の心地よい風を浴びながら、2000年前のローマ時代にはどんな人たちが、どんな催しものをやっていたんだろうと想像するとワクワクしてきます。この素晴らしいロケーションで、美しい音楽にのせて何千ものお客さんが盛り上がっていたんだろうなぁ、と。

そんな想像を膨らませていたら、いつのまにか日が暮れていました。

現地のB-boyとの練習

振付師のカデルが、「この街のB-boy(ブレイクダンスを踊る人のこと)と練習してきなよ」と勧めてくれました。

ショーの前日。21:00頃に練習場所に着くと、すでにたくさんのB-boyが練習していました。フランスのB-boyと一緒に練習するのは初めての体験です。

世界大会の映像など見ていてもわかりますが、フランスのB-boyは独特な動きを生み出すのが本当にうまい。

いてもたってもいられなくなり、我々も輪に入って一緒に踊りはじめました。

彼らにとっても日本のB-boyを見るのは新鮮だったようで、あっというまに打ち解けます。

 

そのまま翌日のショーに響くくらい限界まで楽しく踊り続けました。

いつのまにか通行人もたくさん加わって一緒に盛り上がります。

練習後、みんなと握手をすると、荒々しい運転で我々を近所のバーまで連れて行ってくれました。ビール片手に乾杯。見た目がギャングのように怖い運転手でしたが、しっかりコカ・コーラを飲んでいたので安心しました。

初対面でもすぐに仲良く遊べる。「B-boyはいいやつしかいない」っていうのは世界共通です。

「言葉が通じなくても会話ができる」というのは、ダンスをやっていてよかったと心から思える瞬間です。旅をもっと楽しいものにしてくれます。

ありがとう!
リヨンのB-boys!

Rouen – ルーアンの街並み

ルーアンまではパリから1時間ほどで到着します。

ルーアン大聖堂

腹が減ったのでいつもと同じように地元の人々に愛されてそうなレストランに入ると、ふわふわの犬が何か食べたそうな顔で足元に伏せていました。

 

足元で待つ

白身魚の料理

下から視線を感じながらも、うまい白身魚の料理を黙々と食べます。

腹がふくれて落ち着いたところで、いざ散策。

この街に到着したのは日曜日で、レストランとカフェ以外のお店はほとんど閉店していました。散歩しながら「寂しい街だなぁ」と思っていると、裏道に露店を見つけました。

怪しい露店

怪しい。

使い物にならなそうなものばかりだけど、なぜかそそられます。

怪しいアイテム マジ○ガーZ?

何かないかなぁとしばらく見ていると、いい感じのスキットル(お酒を入れて飲むための小さい水筒みたいなもの)を発見。

1000円くらいで購入しましたが、逆さまにすると中からお酒が漏れ出してきてだめでした。笑

でもきっと置物としては、こういう古びたものもいいですよね。

この街、あまり期待できないなぁと思いながらも歩き続けると、お祭り騒ぎの楽器の音が聞こえてきました。

みんなノリノリ

地域の人々で編成されたバンド!
人だかりができていて、小さい子供も踊りまくっています。
ブラボー!

あたりを見渡すとこのあたりで大きな日曜市をやっているようでした。

 

チーズ、ハム、ビール、牡蠣など、地元の新鮮な食材・飲み物が並びます。

 

フランス北部のノルマンディー地方はりんごが特産で、アップルシードルやカルバドス(りんごのブランデー)の露店がたくさんありました。いろいろと試飲させてもらって、ちょっといいカルバドスとシードルを購入。

 

市場を離れて、セーヌ川へ。チーズをつまみにアップルシードルで乾杯。

くだらない話をしながら数時間ぼーっと川を眺めます。

いつのまにか夜に。

セーヌ川からのルーアンの眺めに惚れ惚れ。

帰り道、適当に歩いているだけでも絵になる街並みです。

最初は「この街、あまり期待できない」なんて思っていました。

でも実はルーアンって、パリに住む人たちが旅行に来るぐらい、古くて趣のある建物が綺麗な形で残っているのだそう。

地元の人たちに囲まれて、地元の美味しいものを食べて、素晴らしい眺めをみて、満足しながらホテルに戻りました。

相変わらず観光気分が抜けませんが、翌日は本番です。

Opéra de Rouen

劇場に入ると驚きました。

いわゆるオペラハウスで、真っ赤な客席が三階まである・・・。

こんな場所で踊るのかと、本番前はやっぱり緊張してしまいます。

気を引き締めていざ本番。

三階席まで届くよう、いつもより視線を上にして大きく踊ることを意識しました。

お客さんはカーテンコールの時もわいわい盛り上がっていたので、さよならがわりに出演者全員で踊り散らかし、お祭り騒ぎで終演。

フランスは、行く街ごとにしっかり個性があって素敵です。
自分の街を誇りに思って住み続けている人たちが作り出しているんでしょうね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回も、フランスの個性的な街並みを紹介したいと思います。

お楽しみに。

デザイナー、踊り手のJona(@jona_yawaraka)でした。