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2018.10.24
#3
デザイナーJonaの「ヨーロッパにダンス公演行ってきます」

そして芸術の都・パリへ。白亜の美しいシャイヨー国立劇場で踊って感じたアートへの向き合い方。

Jona

デザイナー兼踊り手のJonaです。フランスとスイスで行われるブレイクダンスのツアー公演に出演するため、いったんLIGを離れ、現在は踊り手として活動中。月1回、こちらのLIGブログで活動の様子をお届けしています。

過去の記事はこちらからどうぞ!

横浜公演を終え、次はヨーロッパツアーへ。

ここから2ヶ月、フランスとスイスの劇場を転々としていきます。

 

最初に訪れたのはフランスの首都・パリ。

最低限の下調べをして、愛用の小さなスケボーと旅の直前に一目惚れして買ったFUJI FILMのスナップ用カメラを持ってひとり散策に出ます。

パリ市街を散策する

セーヌ川1セーヌ川2

9月のパリは暑くもなく寒くもない、とても過ごしやすい気候です。

爽やかな風にふかれながら、小説の中によく出てくるセーヌ川沿いをゆっくりと滑走。

川沿いの道は歩行者天国で、だだっ広く、見渡せば歴史的な建築物、橋がいつでもそばにあります。空は真っ青。

なんとも心地よい気分です。

小洒落たサンポール駅周辺・マレ地区

サンポール駅周辺1サンポール駅周辺2 サンポール駅周辺3

今パリの若者に最も人気がある、サンポール(Saint Paul)駅周辺のマレ地区。服もカバンもアクセサリーも飲食店も、小洒落た雰囲気の店ばかり。

日本で例えるなら代官山や青山みたいイメージでしょうか。

27歳の私が歩いていて、買い物のために歩くなら一番楽しいと感じた場所でした。

 

昼ごはんはやっぱりテラス席。
いかにもフランスらしいですよね。

12:00〜14:00の時間帯は、どこのレストランもテラス席が大賑わい。
フランス人はとにかくおしゃべりが好きで、延々と話しています。

メニューはフランス語で書かれていますが、若い店員さんにはだいたい英語が通じるので「ハムとチーズ、おすすめのやつで」と注文をすると、美味しそうなものが出てきました。

フランスのレストランではパンが必ずと言っていいほど出てくるので、炭水化物の注文のしすぎは注意が必要です。

また、飲み物を注文したあと、食事を頼み、最後にコーヒーはいかが? というのがお決まりの流れのようです。

白ワインから始まり、エスプレッソまで頼んで、ランチは1500~3000円くらいです。日本より高くつきますが、ゆったりのんびり外で食べる時間は、体がとろけるほどの心地よさです。

店選びはネットで調べてもいいですが、街をうろついて、現地の人で賑わっている感じの店であれば、だいたいハズレはないと感じました。

圧巻の建築物と作品の数々

サクレ・クール寺院1 サクレ・クール寺院2ノートルダム大聖堂ルーブル美術館

数日間、観光できる時間があったので有名どころにも行ってみました。

観光客がたくさんいるので正直いいことばかりではないのですが、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、サクレ・クール寺院は圧巻でした。

(ちなみにルーブル美術館は、スケボーを危険物扱いされて中に入れませんでした。笑)

建築物の大きさ、ディテール、アーチの美しさにまず驚き、入場後に見えてくる作品の数々は言葉にできないほど。

これを作ったのは数百年前の宇宙人なんだろうなぁと、真剣にぼやいていました。

 

昔から私は、素晴らしいものに触れると感動とともに心身にダメージを負います。

作品を生み出す人間として、あんなに偉大な作品を生み出せることに対して「チクショウ」と思うのです。

夕方、カフェに入ってワインとエスプレッソをグイッと一気飲みしたあとで、そのダメージを小さなノートになぐり書きします。次の自分の創作に活きるようにと願いを込めて!

いよいよ劇場へ

さて、切り替えていよいよ劇場入りします。
半ば忘れていましたが、観光客としてでなく、踊り手としてパリに来ているのですから!
パリの舞台は、歴史あるシャイヨー国立劇場。

 

これまた建物がバカでかくて、エッフェル塔の目の前にあるという好立地。

いきなりこんな場所で踊るのかと緊張。

 

しかし、どんな場所でも自分たちの作品を、誇りをもって堂々とやりきる。
ただそれだけです。

日本でやっていた頃と同じようにリハーサルをして、体を万全の状態にしてから本番に臨みます。

 

パリでの公演は4回。
ありがたいことにすべての回をほぼほぼ満席で迎えることができました。

 

ゆっくりと、自分たちのペースで、繊細に、それでいて大胆にやり抜くと、大きな「ブラボー」の声と拍手が。

自分たちの踊りが、世界に通用している。

そのことを全身で感じ取ることができ、「ありがとう!」と思わず日本語で叫んでしまいました。感動のあまり4回すべてちょっぴり泣いていました。

観客について、面白いなぁと思ったのは、踊りをやっていない、しかも我々のことをまったく知らない人たちが当たり前にこの「ダンス」の公演を見に来ていたということです。日本では、踊りに関心がない方が「ダンス」の舞台を見にくることってなかなかないですよね。

パリの人たちはまるで映画館に映画を見に行くような気楽さで、舞台を見に来ているように感じました。

パリ人にそれを聞くと、
「ダンス的に難しいことやってるかどうかはわからないけれど、素人でも作品全体を感じ取ることはできるでしょ?」と返事が。

芸術への向き合い方が堂々としていて素敵。
私も、もっといろんなものを見に行こうという気持ちにさせてくれました。

夜の凱旋門 凱旋門付近で窮屈そうに食事をするおっちゃん凱旋門付近の花屋

終演後は、公演の疲れを癒しに夜の街へ。
凱旋門の付近の街並みはとても魅力的でした。

 

Crazy Horse

街をぶらつくだけでなく、
大人なエッチさを堪能できるショーを見たり。

雨のパリ目を見て会話する人々1 目を見て会話する人々2

映画、ミッドナイトインパリのロケ地に行ってみたり。

作中に「パリは雨がいちばん素敵」という台詞がありますが、このとき偶然にも雨が降ってきました。映画の中に入り込んだような気分でうっとり。

あたりの人たちを観察して気づいたことですが、パリの人たちは、相手の目をしっかりみながら会話します。そんなに見つめて恥ずかしくならないのかなぁと思うほどまじまじと。

偉大な芸術家たちもパリのカフェで長時間語らっていたと言いますが、この街の人々に自然と身についたこの会話力こそが、小粋で、ロマンティックで、魅力的な街やアートを生み出す力になっているんだろうなぁと勝手に考えていました。

次回もフランスの街並みをご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

デザイナー、踊り手のJona(@jona_yawaraka)でした!

あ、最後にこの場を借りて宣伝です。

12月1日(土)、2日(日)に中野の小劇場で自主公演を開催します。

ダンスに馴染みのない人でも楽しめるダンスエンターテイメントショー

学生の頃から踊ってきた仲間と、ここ数年で出会った面白い仲間たちと踊ります。

 

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フランス帰りの男がアメリカと昭和日本を勝手に解釈するという謎設定です。

映画をひょいと見に行くような感覚で、ご友人とぜひ中野にいらしてください!きっと楽しめます。

12月1日(土) 13:30~ / 17:30~
12月2日(日) 13:30~ / 17:30~

全部で4回公演です。
チケットは予約フォームにて予約可能です。
皆様のご来場、お待ちしております!

それではまた!