
シェアオフィス&コワーキングスペース「いいオフィス上野」は、上野から「新御徒町」に移転しました!
シェアオフィス&コワーキングスペース「いいオフィス上野」は、上野から「新御徒町」に移転しました!
みなさんこんにちは。外部メディアコンテンツ制作チームで編集者をしているやぎです。
社会人になってしばらく経つと、最初の頃に比べてお金に多少余裕ができるぶん、「行きたいところがいっぱいあるのにお金がなくて行けない……」ということはだんだん少なくなってきますよね。旅行に行ったり、ちょっと良いレストランに行ったり、イベントに行ったり。そういうことをしていると、「大人になったな〜」なんてしみじみ思います。
でも、それなりに高い金額を払っていい思いができるのは当たり前です。そこであえて今回は、お金をかけずに大人が有意義な時間を過ごせる場所をピックアップしてみました。無料ないし低価格で楽しめて学びも得られれば、一石二鳥。ということで、「大人の社会見学」に最適な都内のスポットを私の所感を交えつつご紹介します!
「まだ社会人になって間もないので、好きに出かけられるだけのお金がない……」という方も、ぜひ参考にどうぞ!
「裁判所に行くの……?」って思ったでしょうか。法律をもとに罪を問う場所なので厳格なイメージがありますし、部外者は立ち入りづらい雰囲気がビシビシ漂っています。
でも裁判って、けっこう簡単に傍聴できちゃうんです。
私は過去に主人公が弁護士の韓国ドラマにハマっていて、「一生に一度は裁判を傍聴しに行ってみたい!」というかなりミーハーな動機で、一度だけ裁判を傍聴しに行ったことがあります。仕事が休みの日に、母親がバリバリの弁護士だけど裁判を一度も傍聴したことがないという友人と、東京都千代田区霞が関にある「東京地方裁判所」に出かけました。
世間の注目を集めているような裁判は抽選で当たった人しか傍聴できないのですが、そうでない裁判は予約なしで誰でも傍聴できるので、直接行くだけです。その日のスケジュールは裁判所のロビーに置いてある「開廷表」に載っているので、見たい裁判の開始時間と場所を確認したら法廷へ。私が行ったときはたくさんの人が扉の前に並んでいて、法学部の学生なのか若い女性もちらほらいたのがとても意外でした。
私が選んだのは執拗な客引き行為の罪を問う裁判で、裁判長と検察官、弁護士のやりとりや被告人が泣きじゃくる様子は、まさにドラマや映画で見るような光景そのものでした。実際にどんな流れで裁判が行われているのかを目にできるいい機会になったので、ぜひ一度は行ってみることをオススメします。
その際、重い罪の裁判を選ぶと精神的なダメージを受ける可能性もあるので、最初は比較的軽い罪の裁判を選んだほうがいいかもしれません。それからもちろん、裁判所は人の人生を左右する判決を下す場なので、くれぐれも裁判長の指示やマナーは守って傍聴してくださいね。
日本人なら、神社仏閣に行く機会は多いと思います。だからこそ、あえて教会に行ってみるというのはどうでしょうか?
せっかくなら、信者の方が通っていて、定期的にミサが開かれているような教会に足を運ぶといいかもしれません。私はとくに何も信仰していませんが、以前一度だけ東京都文京区にある「東京カテドラル関口教会」に行きました。行こうと思ったのは、たまたま何かの媒体でこの教会の写真を見て、とても美しい建物だと思ったからです。
それもそのはずで、設計を手がけたのは世界的に有名な建築家の丹下健三さん。SF映画を彷彿とさせる無機質でどこかシンボリックな建物は、一見すると教会とはわからないのですが、中に入ると壮大な聖堂の中央に高い窓があって、そこから降り注ぐ日光を背に十字架が影となって浮かび上がるさまは荘厳で、圧倒されます。そんな厳かな雰囲気の中で、神父の言葉に従って見よう見まねでお祈りの言葉を復唱したり聖歌を歌ったりしていると、日常から遠く離れていくような不思議な感覚があります。
教会もやはり馴染みがない人にとっては敷居が高いと感じますが、行くと神社仏閣とはまた違った非日常感を味わえます。真剣にお祈りに来ている信者の方もいらっしゃいますので、もちろんここでもマナーは守って参加しましょう。
大人になると、なかなか休みの日に時間をとって博物館に行くことってないですよね。もちろん、よく行くよという方もいるかもしれませんが、私自身は美術館にはたまに行くものの、社会人になってから博物館に行くことはほとんどありませんでした。もともと芸術への興味はあっても、博物館で扱われるような分野への興味がそこまで強くないからかもしれません。
そんな私がたまたま見つけて魅了された博物館が、東京都千代田区丸の内の商業施設「KITTE」の中にある「インターメディアテク」です。日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営を行っている施設で、東京大学が保管してきた学術標本などが公開されています。
2階の常設展示室には、カエルからマサイキリン、ミンククジラまであらゆる生物の骨格標本がずらりと並んでいて、その迫力は圧巻の一言です。緻密につくられた真っ白な標本は、どこか芸術品のような美しさがありながらも、同時に生き物としての力強さを感じます。また骨の状態で見ると、どの生き物も構造が少し違うだけで、根本はそう変わらないように思えてくるから不思議です。
内装はレトロで重厚感があり、入り口から続く大階段も素敵で、空間ごと楽しめるのも魅力。東京駅からすぐとアクセスが良く、行き帰りにはKITTEの中を見て回れるので、何かのついでにふらっと気軽に立ち寄れます。しかも、これだけ充実した博物館が入場無料で楽しめるのだから、コスパが高い。久しく博物館に行っていないという方は、ぜひ行ってみてください。
最近は、IT系の会社を中心にオシャレなオフィスやユニークなオフィスが増えてきています。カフェのようなリラックスしたムードのオフィスや花と緑があふれるオアシスのようなオフィス、カラフルでオブジェが多くテーマパークのようなオフィスに、室内に大きな船があるオフィス……。社員がいい気分で働けるようにいろいろと工夫されているわけですが、訪問する人も気分良く過ごせるのはいいですよね。
私はオシャレなオフィスを見に行くのが好きで、前職ではそのためにいろいろな会社のオフィスや制度を紹介するコラムを連載していました。他社のオフィスを見ると新鮮な気持ちになれますし、その会社のコンセプトや雰囲気、働き方もなんとなくわかります。
そう考えると、オフィス訪問はまさしく「大人の社会見学」です!
なかには一般に向けて社内にワークスペースを設けている会社もあるので、仕事の用事がなくても空き時間やプライベートの時間で他社の雰囲気を味わうことができます。
実はLIGでも、「いいオフィス上野」というコワーキングスペース・シェアオフィスを運営しています。内装はカジュアルでカフェのような雰囲気があるので、リラックスして仕事ができるのがいいところ。LIGの本社内にあり、すぐ隣には執務室もあって社員が出入りしているので、きっと会社の雰囲気もわかると思います。
いいオフィス上野は会員として利用できる他、登録をせずにドロップインで利用することもできます。1Dayは2,000円、2時間ならワンコイン500円で利用できるので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。
CONTACT
03-5812-4433
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