
「陶器の魅力、知ってる? 」陶芸家のスタッフが「鯛茶STAND」のために作った器をご紹介します!
こんにちは。鯛茶STANDスタッフ、陶芸家のだけこです。
前回、私が思う陶芸の魅力や、自分が作った器について書きました。
「陶器の魅力、知ってる? 」陶芸家のスタッフが「鯛茶STAND」のために作った器をご紹介します!
「記事の内容、覚えてるよ!」って方はいらっしゃいますか? そうです、「陶芸家は山にこもったおじいちゃんばっかじゃない!」でしたね!
※もちろんそれだけではないので、まだお読みでない方はよかったらチェックしてみてください。
今回はその続編と題して、前回の記事で語りきれなかった陶芸の魅力、そして私の作品をご紹介したいと思います!
たまに我々人間って無になりたいときがありますよね。ないですか? ありますよね?
何も考えずに無になりたい! 仕事も勉強も恋愛も忘れて無になりたい! そんなときがありますよね? ね?
……でも、そう簡単に人が無になれるときってないと思うんです。無になれるときってどんなとき……?
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そうです。めっっっっちゃ集中したときです。
ここまできたらお気づきになられた方もいらっしゃいますでしょうか?
そう、陶芸です。陶芸といえばろくろ。このろくろが、めっっっっっちゃ集中できます。
余裕で時間とか忘れます。スマホを見るのも全力で忘れます。
気づいたら息も止めてます。日も暮れてます。もう、まさに、無。
集中しなければね、崩れちゃいますからね。みんながろくろと聞いて良く想像するあれですよ。ぐちゃ、あ……って。
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そんな、無になれる時間(マリオでいうスター状態みたいな?)が好きだからこそ、私は陶芸をやめられないんですね。……無になりたい方。今週末にでも陶芸体験教室に足を運びましょう。ろくろが一瞬であなたを無へと誘います。
さて、それでは前回紹介しきれなかった器の紹介をしたいと思います! ろくろを使ってつくったものに加え、今回は手びねりで作った作品や絵付けを施した作品もご紹介します!
こちらはろくろで基本の形を作っています。素材は磁土という白い粘土。
素焼きという第一段階の焼成を行ったあとに、金属が原料の顔料を使って筆で絵付けをしています。
葉っぱやお花、くまなど……私の手にかかれば何でもござれです。実は、絵を描くのも大好きなんですよね……!
お店のビアグラスが絶望的に足りなかったので、自分で作ってみました。このようなぐるぐる模様は制作時の勢いが大事です。
ろくろの回転数に対して手をめっちゃ早くあげる。これが強めのろくろ目をつけるときのポイントです。丁寧さも大事だけど、ときには勢いも大事。でも思った色にならなかったなあ。まだまだ精進せねば。
とはいえお気に入りの器です。「鯛茶STAND」にいらっしゃったときはぜひ私のビアグラスで一杯やっちゃってくださいね!
この子は手びねりで作った作品になります。
技法としては「たまづくり」。粘土のかたまりの真ん中に穴をあけて、少しづつペタペタのばして作っていく技法です。最後に、前回もご紹介したしのぎという技法を用いて仕上げています。
手びねりは、その名の通り最初から最後まで自分の手だけで愛情を注いで作っていくため、器のひとつひとつがなんだかとても愛おしく思えてきますね。ちょっと不格好なところなんかも、かわいらしいです。
実はこれ、もともとは友人に頼まれてとっくりとして制作したものだったのですが、なんだかんだで今は花瓶として店内に飾っています。
▲他に仲間もいて、こんなふうに飾っています。カワイイ。
いかがでしたか? 「鯛茶STAND」では、こんな感じでいろいろな器を取り揃えております!
「陶芸について説明されてもよく分かんないなあ」あるいは「もっと知りたいなあ」と思ったあなた! ぜひ一度「鯛茶STAND」に来てみてくださいね!
自慢の鯛茶漬けもめちゃめちゃおいしいですよ!!! にこにこ笑顔でお待ちしております~。
「鯛茶STAND」公式HP 御徒町で人気の鯛茶漬け専門店「鯛茶STAND」のこだわりを聞いてきました 鯛茶漬け専門店「鯛茶STAND」のサイトを制作したので、フロントエンド的こだわりを解説します 1月31日(水)にグランドオープン! LIGが運営する鯛茶漬け専門店「鯛茶STAND」のオープニングパーティに参加してきました。
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