
モトキウエダがセブ島で飲食店を始める理由。新たなる挑戦「MOTOKEYS」の野望
こんにちは。野田クラクションベベーです。
デザイナー、エンジニア、料理人、DJ、ラッパー、画家……。LIGはWeb制作会社でありながら、メディア事業、ゲストハウス、コワーキングスペース&シェアハウス、教育事業など幅広く事業を展開しているせいか、一般の企業では集まらないような面々が揃っています。
現在、LIGのセブ支社でディレクターとして働きながら、「水平線の魔術師」としても活動をしている「モトキウエダ」もそのひとりです。
▼過去のモトキウエダ関連の記事はこちら。
モトキウエダがセブ島で飲食店を始める理由。新たなる挑戦「MOTOKEYS」の野望
本物の水平線を求めて。アーティスト、モトキウエダはセブ島へ移住します。
「セブ島で本物の水平線を描きたい」モトキウエダがフィリピンに移住した意外な理由とは
元々は東京の本社でディレクターとして働きながら「水平線」をテーマに作品を作り続けていましたが、「東京ってちっぽけだな」「セブは東京よりは青そうだな」という理由でセブ島に移住し、「MOTOKEYS」というカフェをセブで開くことになりました。
初めて「モトキウエダ」の水平線の絵を見たとき、「なんだろう、この何とも言えないそれっぽさは……」という感情が渦巻きました。
インターン時代に、アメリカ横断をしたときに見たグランドキャニオンの地平線、新卒1年目に日本一周をさせてもらったときに山口県の萩市から見た「日本海」のどこまで続く水平線などと比較しても、それっぽさがすごいなって。
すっかり「モトキウエダ」が作る世界観にはまってしまい、僕が住んでいるLIGの社員寮(?)である「LIGガレージ」にも絵を飾りたいと思いお願いしてみたところ、なんと快く承諾していただき、先日ついにその作品が届きました。
それがこちらです。
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タイトルは「大きな水平線」。
これまで描いてきた「水平線」よりも広くて、深い青がどこまでも続いているかのような「それっぽさ」がありました。
せっかくなので、今回の絵で意識したポイントや苦労した点などについてモトキウエダ氏本人に聞いてみました。
ー今回の作品「大きな水平線」の意味を教えてください。
今回、僕自身としても初めてのサイズで水平線を描いたんですけど、それをみて「大きいな」って思ったんです。だから、「大きな水平線」と名付けました。
ー「大きな水平線」を見た人にはどう思ってもらいたいですか?
「大きいな」って思ってもらいたいです。モトキウエダって、こんな大きな絵も描けるんだなって。
ーどうして水平線を描き続けるのですか?
僕はアーティストになりたくて。でも何かすごいものを作り出す技術はない。そんな僕でも描けそうだったのが「水平線」だったんですね。だから、「どうして描いているのか」と聞かれたら「簡単だから」という答えになると思います。
ー苦労したポイントなどはありますか?
小さい絵を描くときと比べて、やはり時間がかかりましたね。あとは、長時間同じ姿勢で絵を描いていると腰が痛くなりました。そして、小さい絵を描くのと比べると絵の具をたくさん使うので、お金もいつもよりかかりました。
ー目標としている人っているんですか?
LIGに所属する画家の田中ラオウさんは意識していますね。僕が絶対に描けないような緻密な絵を描くのですごいなと思っています。
ー10年後、20年後のビジョンってあるんですか?
絵を描き続けていたいですね。やはりどんなアーティストでも基本的には活動をやめてしまえば、活動が終わってしまうので。だから僕はなるべく活動を続けることによって、「活動しているんだ」っていうところを世間に見せていきたいですね。
ー水平線の絵が欲しい人がいたら販売なども考えているんですか?
僕の水平線が欲しいのであれば全然お譲りしますよ。値段とかは特に考えていないんですけど、絵の具代と描くのに費やした時間(1時間くらい)の時給分くらいは欲しいなと思っています。なので、今ぼくの後ろにある絵くらいなら1万円くらいですかね。
あと、ご要望いただければ特注で描くこともできますよ。
なんでも柔軟に対応していくのが僕のスタイルなので、気軽に声をかけていただけると嬉しいです。
LIGガレージに絵をプレゼントしてくれただけでなく、快くインタビューにも答えてくれたモトキウエダさん。
ご活躍をこれからも楽しみにしています!
ありがとうございました!