
楽して痩せ…いや、Web・ITの力で肥満を解決するための「アイデアソン」開催します!
こんにちは、フロントエンドエンジニアのゆたろです。
2017 年 10 月 13 日(金)に LIG で初めての試みとなるオリジナルイベント「 LIG のあいであそん vol.1」が「いいオフィス上野」でおこなわれました。
「なにそのイベント?」って方はこちらの記事をご一読ください。 楽して痩せ…いや、Web・ITの力で肥満を解決するための「アイデアソン」開催します!
イベントのテーマは「 Web・IT の力で楽して痩せられるアイデアを考えよう」。Web 業界に入り、急激に体重が増加した僕同様、この業界には体重増加に悩む仲間がいっぱいいるはず。
そんな仲間たちの体重を減らすアイデアを考える画期的なイベントです。今日はその模様をレポートします!
目次
まずは、今回のモデルである僕の自己紹介からさせていただきます。
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ゆたろ LIG のフロントエンドエンジニア、26 歳。好きな食べ物は、ステーキ、唐揚げ、ピザ、ラーメン、ハンバーガー。1 日 4 食、ほぼ運動なしなので常に摂取カロリーがオーバーキルしている。身長:172cm / 体重:95kg |
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そして、僕とともに今回のイベントを評価してくれる審査員がこちら。
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づや 大学卒業後、Java プログラマとしてシステム開発に従事後、2007 年、吉原ゴウ(現 LIG 代表取締役社長)とともに株式会社アストロデオを創業。システム開発全般を統括。2012 年 1 月に創業した株式会社アストロデオが株式会社 LIG と合併し、現職。取締役 CTO として社内の技術全般を統括。現在は、取締役兼監査役として経営に従事。また、経営に携わりながらもエンジニアとしてシステム開発も行っている。 |
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のびすけ 日本最大規模の IoT コミュニティ「 IoTLT 」主催。岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科を卒業後、株式会社 LIG で Web エンジニアとして入社し、Web 開発に携わる。2016 年に dotstudio 株式会社を立ち上げ、今は IoT 領域を中心に活動している。JavaScript Robotics コミュニティ「 NodeBots 」の主催や、IoT バックエンドサービスである Milkcocoa のエバンジェリストとしても活動中。 |
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中村泰輔 2014 年に DMM.com ラボ東京本社デザイン部に入社。デザインのことがまったくわからない状態で、イチから組織デザインをおこなう。評価制度を中心としたマネジメント要素を自走できるように仕組みを2年掛けて開発、導入、運用をおこなう。現在はデザイン統括役員補佐としてさまざまな業務をおこなっている。 |
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イベントの審査方法はこちらです。
評価は、
についてそれぞれ 5 ポイントで評価し、僕と各審査員の持ち点 30 点を合計して、評価します。そして総合点の多い順番から 1 〜 3 位が決定します。もちろん賞品もあります! 3 位には 3,000 円の商品券、2 位には 5,000 円の商品券、そして優勝すれば 10,000 円の商品券 + LIG オリジナル T シャツが贈られるのです!
ちなみに今回は、特別賞として LIG 賞も用意しました。こちらは 斬新性がいちばん高かったアイデアで評価します。実現性やコストを度外視してもとにかく斬新なアイデアであれば、もらえるかも……。
どんだけ斬新なアイデアが出るのか楽しみですね!
金曜日の夜に、集まっていただいた方たちに感謝の気持ちをこめ、ささやかなケータリングも用意しました。
やはりピザですね。もちろん飲み物はコーラとサイダーです。他にも軽食でスニッカーズやポテトチップス、うまい棒もあります。
僕の大好物ばかりを集めました!!!!!!
ちなみに食べ方ですが
という順で摂取しましょう。
いいアイデアを出すには、糖分と塩分のバランスが大切ですからね。
まずは、チームのアイスブレイクから始めましょう! ピザやお菓子を食べながら、どんな人物なのか、普段はどんな仕事をしているかなどを話し、お互いのことを知ります。
アイスブレイクが終了したら、いよいよブレスト開始! 課題は「 Web・IT の力を使ったアイデア」であること。
各チームには LIG 社員も参加していて、同僚の僕の悩みを真剣に(?)考えていくれました。
どうしてもみんながどんなことを考えているのか、気になりますね。ちょっとお腹が空いたので、ハンバーガーを食べながら覗きにいくことにしました。
「重力オフィス????」「 I(愛) or DEBU????」メモを見ているだけだと一体どんなアイデアなのかさっぱりわかりません。っていうか本当に痩せられるようなアイデアなのでしょうか? 早くも発表が気になります。
テーブルが付箋で埋まっているチーム、議論が白熱しているチームなどいろんなチームがありました。それぞれのグループで全然雰囲気が違うのでオモシロいですね。中には僕と似たような体系の人もいるので、きっとその人たちは本気で自分が痩せられるアイデアを求めているんでしょう。ちょっとした親近感を感じました。
あっというまの 1 時間が終了。各グループのアイデアシートが回収され、発表用にデータスキャンされます。
はたしてどんな画期的なアイデアが出たんでしょう……。
アイデアもまとまったようなので、各チームのプレゼンの時間です。
代表者の方がプレゼンしてくれましたが、どの企画も斬新で見ていて面白い。いろんな職種の方がいますが、どのチームもプレゼンが上手です。約 1 時間、1 チーム 5 分という中でさまざまなアイデアを披露してくださり、そうして 10 組いたチームすべての発表が終わりました。
と、本来ならここで終了のはずなんですが、なんと飛び入りで LIG 社員も自分たちのアイデアを発表したいと! さすが、僕の仲間たち、ありがとう。メンバーは(左から) Web ディレクターの ZIMA、フロントエンドエンジニアのはつし、はやち。
LIG チームはさておき、どのチームのアイデアも面白いので評価するのが難しい……。
審査員も悩んでいます。
悩みに悩み抜いて、ようやく順位が決定しました!
それでは発表します!
「母乳ダイエット」という斬新なアイデアでナンバーワンに輝いたのは、チームデブリズム。
安心感のある母の力、母乳でダイエットするという斬新すぎる企画でした。栄養素の高い母乳を飲むことで日本人が不足しがちな栄養素、そして安心感と癒しも得られるという。ちなみに、母乳に関しては「母乳ファウンディング」で集めるとのことでした。
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審査員 づやのコメント 「斬新性はブッチギリだったと思います。少なくとも、僕には絶対出てこないアイデアでした。それと、『母乳ファウンディング』っていうワードはかなりのキラーワードでしたね。プレゼンを聞いて大爆笑してしまいました」 |
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3 位に輝いたのは、「カロリーファウンディング」というアイデアを打ち出してくれたチーム元気球!
こちらのアイデアはカロリーファウンディングで協力者を募り、ウエアラブルデバイスと専用アプリを配布。協力者の日々の運動から専用アプリが消費カロリーを計測。そのカロリー分、ゆたろが着用した全身スーツが揺れる。消費カロリーをファウンディングをするというアイデアでした。「世界中の人が運動するたびに、ゆたろが揺れる」運動や自助努力なしで自動的に僕も痩せられるとのことでした。「オラのカロリーを消費してくれ」っていう、どこかで聞いたようなセリフですね。まさに元気玉と同じ考え方です。また、協力してもらった方には、僕が自腹で美味しいものを送ります。みんなが痩せて、病気が減るので、最終的には国家も潤うという、規模の大きいアイデアでした。
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審査員 のびすけさんのコメント 「( LIG 賞を受賞した)母乳ファウンディングに対抗してか、カロリーファウンディングってワードでやばそうなオーラも出していた一方で、Apple Watch などのデバイスを使って具体的に考えられそうだということを評価しました。少なくとも母乳ファウンディングよりは集まりそうだなと(笑)。痩せたい人は多いと思うので、何かプロモーションをつけて PR するなど、アイデアはぶっ飛んでますけど、現実味も帯びていたということで僕の中では、いちばん評価が高かったアイデアです」 |
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2 位は、「レストウォーク」というアプリのアイデアで挑んでくれたネコ派のみなさん。
こちらのアイデアは、毎日のご飯のスポットをサジェストしてくれるというもの。好みにあった料理とそのカロリーも出てきます。また、最適なルートも提供してくれるので、楽しく歩きながら痩せることができるというアイデアでした。
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審査員 中村さんのコメント 「このアイデアを評価した理由は、いちばん現実性があるアイデアだったからです。痩せるのに大切なのは、食事と運動ということで、このアイデアはどちらの要素もカバーしてました。ただ、ちょっと惜しいなというところでいうと、Retty やぐるなびといった既存のサービスと組んだりとか糖質制限のメニューランキングなどがあったりすると、さらにいいアイデアになったんじゃないか、という点。実際にダイエットに成功した自分の立場からすると、高評価なアイデアでした」 |
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そして栄えある第 1 位は、「死の椅子」という恐怖しかないアイデアを出してくれたチームおでん。
会社の椅子に座るたび、自分の体重が自動的に計測され、それに伴って病気の危険性や寿命を通知してくれるというアイデアでした。恐怖感を煽って痩せるという強制力もあるという……。本当に痩せられそうです。
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審査員 ゆたろのコメント 「とにかくこの「死の椅子」というネーミングが好きですね。なんだろう、この溢れ出る「カイジ感」。名前からはネタかな、と感じられますがアイデア自体は現実味を帯びていました。正直、デブって見たくないものから目を背ける傾向があるので、これだけ強制力のアイデアなら痩せられるんじゃないかなと思いましたね。ぜひ、取締役に相談して導入してもらおうと思います」 |
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みなさん、今回は僕が楽して痩せられる画期的なアイデアを考えていただき、ありがとうございました!
LIG では引き続き、アイデアソンイベントを開催していこうと思いますので、今回参加された方も参加できなかった方もぜひ、また次回参加していただけると嬉しいです。
それでは!