大事なことは景色を変えること。旅する眼鏡屋「Wilde」にとっての “サングラス” とは

野田クラクションべべー


大事なことは景色を変えること。旅する眼鏡屋「Wilde」にとっての “サングラス” とは

こんにちは。野田クラクションべべーです。

旅をするときに持っておきたい「サングラス」。日差し対策はもちろん、ファッションをより素敵にしてくれるアイテムでもあるため、一つくらいは持っている人も多いのではないでしょうか。僕自身もラッパーとして活動をすることになり、「かっこいいサングラスを身につけてモテたい」という欲が湧きまくっています。

 

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そんななか、世界3大美術館の「プラド美術館」をはじめ、多くの芸術作品が点在するスペインのサングラスブランド「Wilde」の代表Teppei(てっぺい)さんにインタビューをさせていただくことに。

今後は、“旅する眼鏡屋” として活動の幅を広げていくそうで、サングラスへの想いやこだわりを聞いてきました!

26歳でサングラスブランド「Wilde」を立ち上げ。スペイン語は全然喋れなくて、不安だった

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ー スペインで立ち上げた「Wilde」ですが、異国の地で商売をするのは不安だしリスキーですよね。そもそも、スペイン語は喋ることはできたんですか?

不安はあったね(笑)

大学卒業後、24歳でスペインのバルセロナに行って、フランス人がオーナーの古着屋さんで働いたんだよね。言葉は全然わからなかったけど、買い付ける場所のノウハウとか知りたかったし、時間が立つにつれて言葉の問題もなくなったよ。で、26歳のときに「Wilde」を立ち上げて、自分の作りたいものをクリエイティブに表現してきたわけだ。

衝撃だったのは、共同経営しているイギリス生まれでベネズエラ人のカオってやつがいるんだけど、古着屋で知り合ったんだよね。今は、バルセロナ、マドリード、日本の3店舗で経営してて、日本人、ブラジル人、ベネズエラ人の3人でやっているんだ。

ー グローバルですね(笑)。もともと海外に興味はあったんですか?

子供のころから世界に興味があって、日本って島国だから世界はどうなってのかな〜って疑問に思ってたんだよね。んで、大学生になってからひとり旅をしてた。20歳のころから、古着とかサングラスとかを集めるのにハマりはじめて、集めるだけじゃ飽きちゃって「Wilde」を立ち上げたんだ。

ー 「Wild」って “野性的” な “男らしい” みたいな意味合いだと思っていたのですが、「Wilde」なんですね。どういった意味が込められているんですか?

「オスカー・ワイルド」っていう小説家の名字をとったんだよね。

 

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ちなみにこれ、俺たちの処女作で「オスカー」って作品。カオと一緒にデザインを考えたんだけど、今まで2人が旅した国々の土地、人、文化そして音楽からインスピレーションを受けて作ったんだ。

ー めちゃくちゃかっこいいですね! 買います。

ほんとに!? オスカーが日本で売れたのは初めてだよ(笑)。

 

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想い出のサングラスは関西国際空港のマクドナルドに捨ててしまった

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ー 多くのサングラスをコレクトし、「Wilde」として多くの作品を作り続けたと思います。そんな、Teppeiさんにとって想い出深いサングラスのエピソードってありますか?

学生のころ、親友に「BLACK FLYS」っていうブランドのサングラスをもらったのね。んで、海外で一人旅したときに、関西国際空港のマクドナルドでご飯を食べていて、気づいたらフライトの時間が迫ってて、トレーの上に置いてあったサングラスごと捨てちゃったわけ。親友に申し訳なかったから買い直したんだけど、1 番想い出に残っているサングラスだな。

 

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※ビンテージのサングラスたち。

 

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※上段、「Wilde」のサングラス。

死ぬときは、棺桶の中に大量のサングラスを入れて死にたい

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ー 店内に入ってから思ったんですけど、電気メーターとかスピーカーが大量にあって驚きました。これも、Teppeiさんのこだわりでしょうか?

あぁ、かっこいいでしょ?(笑)

バルセロナにいたときから思っていたんだけど、大量生産されるファッションに疑問を感じていたんだよね。若い世代に、「本物」とはなんなのかを教えてあげたい。ビンテージのサングラスや眼鏡も全部が一点もので、全てにストーリーがあるから好きなんだよね。空間も一緒で、ここにしかない出会いを提供したいんだよね。

 

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ー すごい共感できます。ストーリーがある商品って、人に話したくなりますよね。自慢したくなるというか……(笑)「Wilde」の商品はどんな人に身に着けてもらいたいですか?

「Wilde」のスタンスとしては、お客さんのファッションスタイルやライフスタイルをリスペクトしたい。その生活の一部に、サングラスが合ったら最高だな〜っと。

本当の理想は、30年後とか40年後に古着屋や中古ショップに「Wilde」の商品が売っていたら最高なんだけどね。あとは、棺桶に入るときに、チョーオシャレな格好して、ドクロの杖を持って、眼鏡とサングラスをいっぱい入れて「チャオ!」って言って死にたいな。(笑)

ー 共感できない部分もありましたが、かっこいい生き方ですね(笑)。今後、「旅する眼鏡屋」として活動していくとのことですが、具体的にはどういうことをするんですか?

スペインから帰ってきて 1 年。いろいろとアップデートする必要があったんだけど、その期間は終わったから、次のステップにいこうと思ってね。

べべ君もわかると思うけど、ひとつの場所に留まるんじゃなくて、景色を変えるってすごく大事だと思うんだよね。根底にはあるのは、常に面白いことをしたいし、共感して集まってくれる人とクリエイティブなモノを作っていきたいと思っているよ!

 

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ー 素敵です! ワクワクすることを自分が体現して、共感を得た人とさらに面白いものを作ることが重要ですよね。本日はありがとうございました!

最後に

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実際にお話を聞いて、Teppeiさんの生き方と行動力に魅力を感じました。

大学卒業後に、異国の地でブランドの立ち上げをし、日本に帰ってきてからは「旅する眼鏡屋」として活動。成功するか失敗するかなんて分からないけど、“面白い””かっこいい”と思えることをやり続けることが重要なんだと。

ぜひ、「Wilde」のInstagramがめちゃくちゃかっこいいので、興味のある方は覗いてみてください!

野田クラクションべべー
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