こんにちは。
野田クラクションべべーです。
静岡朝日テレビのインターネット放送局「SunsetTV」との共同制作、第6弾の撮影制作で静岡県にお邪魔しています。ふざけた見た目ですみません。
突然ですが、厄年を経験したことはありますか? 自分は人生初の前厄を過ごしています。
厄とか気にしたことがなかったのですが、20,000円以上するイヤホンをなくしたり、車の鍵をなくしたり、体重が増加したりと……不運なことが続いているので、厄除けをしてもらうことにしました。
ということで、静岡県袋井市にある「法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)」にやってきました。
明らかに怪しい3人組にも、撮影許可を承諾してくれた心の広い住職さんに感謝しかありません。
場所は東京から車で3時間。最寄のJR袋井駅からなら遠鉄バスに乗って15分ほどのところです。
「法多山 尊永寺」を選んだ理由は、参加していただいたラッパーのKMC(@KMC)さんが静岡県出身で、小さいころ家族で訪ねた心の故郷的な場所だったから。
「法多山 尊永寺」とは全く関係ないですが、KMCさんと親交が深い下北沢カレーフェスティバルのマスコットキャラクターカレーまん(@Curryman)にも参加していただきました。顔が近いしデカイしお調子者だと思いました。
本堂までの道のり
駐車場のお母さんとお父さんとパシャリ。300円を支払えば帰るまで車を守ってくれますよ!
参道に向かう道中では、飲食店やお土産屋さんが並びます。
ぜひ、立ち寄って欲しいお店が「御食事処 山田」。
静岡県袋井市名物の「たまごふわふわ」(350円)を楽しむことができるんです!
江戸時代から全国各地で食べられていたおもてなし料理で、袋井市では昔から多くの人に愛されているんだとか。
味は茶碗蒸しに近いのですが、表面のふわふわに泡立てられたたまごが新食感な一品。
少し甘めなダシが山田屋のこだわりで、全体的に優しい印象のお味でした。
帰り際に、お店のお母さんからのご好意で大量の麩菓子をいただきました!
その後……
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山門の前に到着。
「法多山 尊永寺」の説明をすると、高野山真言宗別格本山の寺院であり、厄除け観音として有名なため「厄を払い」に多くの人が集まるお寺です。
ちなみに本山とは仏教の各宗派のトップの位置に存在することを指します。また、別格本山はその中の”格”のひとつであり、総本山や大本山に次ぐ寺院です。
遠い昔、行基(奈良の大仏を作った人)により建てられた歴史的な「法多山 尊永寺」。
KMC、カレーまん、自分の3人でラップをかましたわけです。心の叫びが行基に届いていると光栄ですね。
今回は“法多山に行って厄を払ってもらおう”という単純なテーマの元、『法多山GOING』という曲を作りました。
“いただき・てっぺん・頂上”を目指して一歩一歩進んでいくんだ! というポジティブな意味も込められています。
境内の中は立派な仁門からはじまり、新緑の光が注ぐ参道があったり、
本堂まで向かう立派な階段を登ったりして進んでいきます。
本堂に着いたら、手水舎(ちょうずや)で薄汚れた口と手を清め、
お線香を頭に浴びて汚れた心を清め、
厄をしっかりと払い「法多山 尊永寺」のパワーを受けましょう。
しっかりと、祈ったので「前厄」の難から守ってくれるはずです。
それでは、新曲『法多山GOING』をお聴きください。
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いかがでしたか?
「法多山 尊永寺」の中を練り歩きながらラップをかましました。子供たちが指を探しながら「なにあれ〜? ヒーロー? 面白い〜」って叫んでいたので微笑ましかったです。
階段での撮影は、何度も歌詞を間違えてしまい20往復ぐらいしました。厄のせいか実力のせいかは謎です。
赤い鳥居が並ぶ美しい風景に、カレーまんがほぼ同化していました。いっそのこと、ここに住めばいいのにって思いましたね。
参拝後は、法多山名物の「厄除け団子」を食べて厄をしっかりと払いましょうね。
お正月になると、幕府の武運長久、天下泰平、五穀成就などの祈りと共に名産品を献上する習わしがあったそう。「厄除け団子」は多くの人に愛されていた一品だったようですね。
5本で1セット(200円)で美味しいふくろい茶もついてきます。
みんなで分け合って食べられるので、仲が深まること間違いなし。
自分の厄を2人に分け与えていたのはここだけの話です。
団子屋の女将さんから「何の撮影? 何かのヒーローなの?」と言われ続けました。
子供から大人までにヒーローと勘違いされるカレーまんはずるいと思いました。本来の姿は、長野県出身で27歳独身男なんですけどね……
厄が払えたかは謎ですが、境内の中にいる間はものすごくテンションが高かったので、ご利益があったのかもしれませんね。
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最後にもう一度『法多山GOING』をお聴きください。
厄を払って、ありとあらゆる災難から身を守りましょう!
静岡朝日テレビが運営するSunSetTV様と一緒に取り組ませていただいている、静岡県の面白いところを回りながら歌を作るといく企画。
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以上! 前厄からの攻撃を受け流していきたいと切実に思った野田クラクションべべーでした!