500年続いた西洋とアジアの関係性を変える! Framgiaの西出さんに話を聞いた

もとき


500年続いた西洋とアジアの関係性を変える! Framgiaの西出さんに話を聞いた

こんにちは。セブ島で「iioffice CEBU」というコワーキングスペースの運営をしているもときです。

前回、iioffice CEBUで働くフィリピン人デザイナー兼起業家のクリスにインタビューしました。

今回はインタビューシリーズ第2弾ということで、iiofficeで働く日本人の侍、西出大介さんにお話を伺いました。

prof 人物紹介:西出大介
Framgia Philippines現地マネージャー。2016年11月からiioffice CEBUに入居。上智大学を卒業後、様々な企業で経験を積んで、2016年3月にFramgia(フランジア) Philippinesの現地マネージャーに就任。

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http://framgia.com/

学生時代から「人間の未来」について考えていた。エンジニアとしてのキャリアを歩み出しだした理由とは?

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― 今日はありがとうございます! 実は西出さんのいままでの経歴って僕聞いたことなかったんで、いろいろ聞かせてください

はい! 今日はよろしくお願いします

― では早速。まず大学ではどんな勉強をされてたんですか?

社会学の領域で、「テクノロジーによって未来はどのように変わっていくのか」ということを自分なりに研究していました。例えば、「民意をネットワークから収集して統計的に処理できたら、政治家がいなくても政策って作れるんじゃないの?」みたいな変なことを言っている人たちの信者の一人、みたいな感じです。ニクラス・ルーマンという人の社会システム理論を主に研究していましたね。

そのまま、ちょっと変わった研究者になれたら楽しいな、と思っていました。ですが、それでご飯を食べれなかったので、テクノロジーの中に入って自分でサービスを作れるキャリアを選び、エンジニアになりました。

― なるほど、最初は研究者になりたかったんですね。その後、新卒ではどこの会社に?

不動産ポータルサイトの「Home’s」を運営する株式会社ネクストに入社しました。「新規事業提案制度」があったことから、数年後には自分で起業してサービスを作るか、新規事業をやりたいと思っていたので。

2年半でネクストを辞めて起業したいと思ったんですが、そもそも「起業してる人ってどういう人か」を知るために、色んな人に会いに行きました。様々な人に会ったんですが、尊敬できる人たちの持っている覚悟のレベルを見たときに、起業するタイミングは今じゃないなと感じてペンディングしました。

尊敬できる人たちの持っている熱量を持てる「何か」、を、当時の自分は持っていなかったんですよね。その後、開発スキルも伸ばしながらより楽しめる環境を求めて、ナイル株式会社(当時ヴォラーレ株式会社)に入社しました。

海外での挑戦を決意。目を向けたのは東南アジア・フィリピン

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― そこから、どんな経緯で海外に?

尊敬する人たちと肩を並べる方法として、日本だけで挑戦していたら難しいんじゃないかなって感じました。そんな中、今の時代で自分が価値を発揮できる場所、しやすい場所がどこかって考えたら、東南アジアじゃないかって思ったんですよね。

― 最初はIT・英語留学で有名なNexSeedで働いていましたよね。なぜセブに?

東南アジアに行くことを考えたとき、自分のキャリアとして英語圏の方がプラスになると思ったからですね。あとは、日本で会ったアジア系コミュニティの若くて面白い人たちのほとんどがフィリピン留学経験者だった、というのもフィリピン・セブに興味をもった理由です。

で、日本でエンジニア勉強会やスタートアップイベントなどに顔を出していた時期に、ギークス(NexSeedの親会社)のJSオジサンというイベントでNexSeedの代表を紹介してもらえました。そこでフィリピンでエンジニアリングの講師の仕事があることを知り、転職を決めました。自身のエンジニアというキャリアを活かしながら、英語圏海外で働くキッカケとしては非常に滑らかに思えたんです。

当時、パスポートは持っているけど使ったことがなかったので、初海外でいきなり仕事をするのは大変だったんですが、現地エンジニアの採用や新規事業の立案までいろいろ任せてもらえて楽しかったですね。そんななか、泥臭いことをやり続けたら、とりあえず言葉の通じない海外でも、なんかやろうと思ったらやれるなって思うようになりました。

― 海外経験がないのに、セブで仕事をするってすごいバイタリティですね。その後はどのようにFramgiaにジョインしたのですか?

NexSeedのときに採用したフィリピン人のエンジニアが、僕の想像をはるかに上回って優秀だったんですよ。現地のエンジニアコミュニティのイベントとかも回るようになると、普通に最先端のことをみんな議論していた。大学時代にラップトップを購入することもままならない人もいるフィリピンで、日本人よりも意識もスキルも高い人たちがいることが衝撃でした。

そんな中で、ポテンシャルの高いフィリピンの若い人たちがもっと成長できる環境を作るために、自分が大学に教えに行ったり、自分の教え子を欧米や日系企業に紹介したりすることで、彼らがもっと成長できるような社会を作ることができるんじゃないか、と思っていたら、たまたまFramgiaの創業者の藤本を紹介してもらったんです。

藤本が描いている未来や、Framgiaが実際にベトナムでやってきていることが、僕がフィリピンで考えていたことと近く、ずっと先を行っていると思わされたんですよね。じゃあこの人達と一緒にやれたら、フィリピンでもFramgiaがベトナムでやっているのと同じことをできるだろうと思い、Framgiaにジョインすることを決意しました。

500年続いた西洋とアジアの関係性を変える。西出大介さんが思い描く未来の社会とは?

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― 今こうやってフィリピンで仕事をしているわけですが、これからどんなことをやっていきたいですか?

今僕たちがアジアで勝負をしていることって、世界が本当の意味で次のフェーズに行くために必要不可欠なことなんですよね。今のアジアがどんなに発展しても、西欧近代の真似事が世界に広がっている流れからは脱していないと思っていて。ちょっと極端に言えば多少多めにお金もらってる労働者が増えるだけというか。笑
そういう状況を変化させることができて、アジアの人たちと一緒に世界と対等な状況を作ることができたら、大航海時代以降の500年くらいの歴史に対するチャレンジになると思うんです。

あと、テクノロジーによって変わる未来を見れば、労働はAIとロボットがやってくれて労働が不要になる話がありますが、それって奴隷制度を元に直接民主制と人文諸科学が花開いてた古代アテネとかギリシャみたいな世界が戻ってくることかなと思っていて。

僕はその社会超楽しそうって思ってるんですよね。そういう未来で世界を面白くするのって、「人間それ自体」じゃないかなと思っています。人間個々人が、より大きな自由を手にできる社会であれば、「自由な人間それ自体」が、社会を面白くする源泉・資源になるのではないかなぁ、とか。

なので、国とか国籍とか貧富とか宗教とかひっくるめ、て多様性みたいに受け止められるような、「個人が個人であることが、社会の資産として大事」みたいな世界になる可能性はあると思うんです。もしそうなることを信じるならば、その世界が来るまでに、あまねくすべての人が対等に生きれる世界みたいなのをできる限り実現したいと思っていて。そんな世界を作るためには、「労働者の延長」みたいなレベルでアジアの成長を止めていてはいけないんです。みんながグローバルに世界市民になるような世界を作る必要があると思うので、そういうことにビジネス的な組織として寄与したいな、と考えています。

― なるほど、ここ3〜5年程度で社会が大きく変わると言われていますが、なんだかわくわくしてきました。今日はありがとうございました!

Framgiaでは人材募集をしています!

上記みたいなことを考えながら、アジアからITで世界を変えに行きたい、みたいな人が居れば、未来に対するアツい想いとか共有できると嬉しいです。
ご興味のある方は、Wantedlyなどご覧ください!
https://www.wantedly.com/companies/framgia-JP

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まとめ

iioffice CEBUでは、海外で挑戦する多くの日本人の方々が働いています。
みなさんも是非iiofficeに来て有益な繋がりを作ってください!

営業時間 Mon-Sat 09:00 – 19:00
料金/1 day PHP 300
料金/月額 PHP 4,000
住所 2nd floor, ARINDA V. PARAS BLDG., Don Gil Garcia St, Cebu City, Cebu
行き方 [ Taxi ] Please tell a driver “Shamrock near Capitol”
iioffice Cebu is next to the Shamrock near Capitol.
※タクシーでお越しになる場合は、「シャムロック ニア キャピトル」とお伝え下さい。
地図
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もとき
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