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2016.05.24
第5回
ファッション × テクノロジー

優勝プロダクトはBEAMSで商品化!?ファッション×IoTのハッカソンを実施しました #beams_hack

のびすけ

こんにちは、エンジニアののびすけ(@n0bisuke)です。最近はIoT周りにズブズブになってきました。Webとハードウェアの融合領域って楽しいですよ!

さて、昨年にBEAMSとジーズアカデミー、LIGの3社が合同して開催した「ビームスハッカソン」に引き続き、今年も第2弾のハッカソンを実施し、企画と運営を担当させていただきました。レベルの高いプロダクトがたくさん登場したので、レポートをしたいと思います!

昨年のレポートはこちらからどうぞ。

BEAMSとMakuakeがサポートし、優勝プロダクトの商品化を目指す!?

昨年のハッカソンでは 1点あたり数万円するBEAMSの商材を、好きに切ったり縫ったりしていいよ!という思い切った企画でした。

それはそれでかなり斬新だったのですが、今年はクラウドファンディングのMakuakeがサポートに入り、優勝プロダクトはBEAMSでの商品化を目指すという、さらにパワーアップしたものとなりました!


 
昨年のイベントでは、BEAMSは協賛という立ち位置でした。しかし、今年は史上初のビームスが主催となるハッカソン。BEAMSがプロダクト化に対し、本気である姿勢が表れてますね。

テーマは外遊びを楽しくする「HAPPY OUTSIDE BEAMS」

今回のテーマは、「外遊びがさらに楽しくなるようなコンテンツやプロダクト」を作ること。

「アウトドア」と言えばキャンプや山登りなどが連想されますが、「OUTSIDE(アウトサイド)」という言葉を使ったことで、フェスや街歩きといったちょっとした外でのアクティビティ全般までがイメージできます。

今回も、「1点あたり数万円するBEAMS商材を切り裂いて使ってOK!」

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今回もBEAMSの商材を自由にハックしてもらいました。1点あたり平均すると3万円くらいの服などを切り裂いたり縫ったりしてOK、しかも使った商材は参加者にプレゼントするという何とも太っ腹な企画です。

 
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前回は、服や靴などの「身につけるもの」がメインとなっていましたが、今年はコップやイスといった雑貨類も追加されました。少し幅が広がったことで、アイディアを出しやすくなっていたように見受けられました。

参加者たちは選んだ商材を使いながら、「HAPPY OUTSIDE BEAMS」の外遊びを楽しくするというテーマに沿って、自分たちのプロダクトに落とし込み、2日間でプロダクトのプロトタイプ作成までをおこないました。

当日のダイジェスト

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2日間でおこなわれたハッカソン。伊藤園さんがお茶を提供してくれたので、1日目は朝からチームビルディングを兼ねてお茶会を開きました。伊藤園さん、ありがとうございます!

 
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それぞれの班が集まり話し合います。今回は9つの班が競いました。

 
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チームビルディング後は、固まってきた方向性やアイディアを全体に共有する中間発表がおこなわれました! その後、審査員の方々にメンタリングをしてもらい、さらにアイディアのブラッシュアップを進めていきます。

 
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メンタリングは希望チームのみにしたのですが、 このときのメンタリングをしっかりと受けたチームとそうでないチームでかなり差が出ていたと思います。

裁縫、電子工作、アプリ開発などが絡み合うハック

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1日目の夕方頃からいよいよハック開始です。

服飾系の参加者は裁縫をして、その横ではセンサーやLEDなどを使った電子工作、連携するアプリ開発などをおこなうという異質な光景が各所で見られました。

 
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ファッション×テクノロジーという領域は、最近日本でも注目されてきていますが、実際にファッション側とテクノロジー側の作り手たちが共同作業をする場面は、なかなか見られないのではないでしょうか。

 
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運営としては、本ハッカソンが業界の先駆け的な存在になっているのではと期待しながら、カオスな状態を楽しんでいました。

審査はスライド発表&ブースでの展示

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2日目の夜には最終発表会がおこなわれました。審査員は左から、Microsoftテクニカルエバンジェリストの山本さん、株式会社ウツワ代表ハヤカワ五味さん、Makuakeの三田村さん、BEAMSのバイヤー廣澤さん、古屋さん。こちらの5名にお越しいただきました。

 
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今回は、ハッカソン後のプロダクト化が目標のため、かなり現実的な目線からの審査となりました。

審査基準
  • 複数生産が可能なもの
  • HAPPYOUTSIDE BEAMSのテーマ性
  • 完成度

実際に使いたいとか着たいって思わないものは、ファッションとしては評価されない」という話が審査員の方からありました。

エンジニアが多い、またはエンジニアの発言権が強いチームは、「すごい技術を使っている=評価対象」と考えてしまいがちです。確かに、そういった技術は斬新さを生み出しますが、既存の文化からあまりにもかけ離れてしまうと「使いたい」と思えないものができあがってしまいます。

そこをうまく融合できていたチームが受賞していた印象です。この辺りについては去年ハヤカワさんにインタビューした記事も読んでいただきたいです。

 
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スライド発表+ブースでの展示会という方式にしましたが、これはプロダクトの完成度を見るために、ブースで審査員に直接プロダクトを触ってもらい評価してもらういたいという意図があります。

写真は、今話題のLIGの俺くんが発表している様子。

 
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発表会には一般の方も参加してくれました。

ブースでの展示があることで、通常のプレゼン発表よりも発表者と話を聞く側とでの会話も生まれ、プロダクトの本質を伝えやすくなっていたと思います。

 
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このように、天使をモチーフにした椅子も作られました。

いよいよ受賞チームの発表!

約1時間の審査の後、いよいよ受賞したチームが発表されました。今回用意されていたのは、フェス賞、LIG賞、Goodガジェット賞、そして最優秀賞の計4つです。

Goodガジェット賞とLIG賞をダブル受賞!「Drop」

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まずはLIG賞の発表からでしたが、なんと流星をキャッチするタンブラー「Drop」が、Goodガジェット賞とLIG賞のダブル受賞となりました!

 
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世界のどこかで流星が流れると、タンブラーの中に流星が落ち、その振動を手で感じ取れるというものです。

 
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チームメンバーです。おめでとうございます!

最優秀賞!「Flying LP」

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フリスビーをハックした「Flying LP」 が最優秀賞でした! また、フェス賞も受賞するという、「Drop」に続きダブル受賞となりました。

「Flying LP」は、Bluetoothでスマートフォンアプリと連携するフリスビー。フリスビーを飛ばしている間だけ連携しているアプリ音楽が鳴り、落とすと音楽が止まるという外遊びにアクセントを加えるプロダクトです。

 
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実際にブースで遊んでみましたが、かなり安定した動作をし、完成度が高かったです。パッケージやロゴ、レーベルなども用意されていて、プロダクト化を意識した発表となっていて、審査員満場一致の最優秀賞でした。

受賞に惜しいチームもありましたが、最終的にクラウドファンディングをして商品化を目指すといったところを考えると、シンプルで伝わりやすいプロダクトが審査員の評価が高かったように感じます。この2チームとはこの後打ち合わせを進めて実際にプロダクト化を目指していきますよ!

さいごに

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ハッカソンはいろいろなアイディアが埋もれてしまってもったいないという会話から、今回のハッカソンが生まれました。ハッカソンで生まれたプロ学科、実際にBEAMSで売られるというところまでを実現させ、ハッカソン業界に新しい風を与えられたらと思っています。

運営をはじめ、参加者、関係各所のみなさん、今回もありがとうございました。みんな「楽しかった」と言ってくれて、こちらとしてもものすごく嬉しいです。また次回も開催しますので、ぜひよろしくお願いします!

本ハッカソンのレポートはThe FLAGから【REPORT】ファッションをハックする?ビームスが行う”ハッカソン”とは?(全プロダクト紹介)とジーズアカデミーからBEAMS_HACK Vol.2開催しました!が公開されているので、こちらもぜひご覧ください。

(イベントやハッカソンの企画など、LIGと一緒にやってみたい、という問い合わせなどもお待ちしております! のびすけまでご連絡ください〜。)

それでは!