Maayong buntag!!(マーヨンブンタグ=セブアノ語でおはよう)
セブ支社インターンのこうたです。
セブ島への留学を考えている方は、「実際、セブ島って過ごしやすい場所なの?」と疑問に思うことがあるのではないでしょうか。今回は、セブ島の過ごしやすさについて「物価・気候・交通・食事・治安」の5つの観点からざっくりと紹介していきます。
※本記事内の情報は2016年5月時点のものです。
物価は安いの?セブ島の買い物事情
まず気になるのが、「物価」ですよね。セブ島での買い物事情について紹介していきます!
セブ島の物価基本情報
上昇傾向にあるとはいえ、まだまだ物価が安いことはセブ島の魅力の1つ。2016年5月現在のレートは1ペソ2.3円前後となっています。
ローカルのご飯やビール、それにマッサージやダイビングなどのアクティビティは、日本と比べるとはるかに安く楽しめます。タクシーの初乗りが30ペソ(約70円)だったり、コンビニで売られている330mlペットボトルのミネラルウォーターが10ペソ(約20円)だったりと、普段使うサービスや商品が安いため、留学中の滞在費をおさえることもできます。
ただし、輸入品やスターバックスコーヒーなど外国資本の飲食店は、日本と値段が変わらなかったり、商品によっては日本より高く販売されていたりすることもあります。もちろん日本食材なども値段は高いですが、数ヶ月の留学であれば日本から持ち込めば困ることはなさそうです。
大型ショッピングモールで快適に買い物を!
セブ市内には大型のショッピングモールが複数あります。特に有名なショッピングモールは「Ayala Center Cebu」と「SM City Cebu」、「SM Seaside City Cebu」の3つです。
Ayala Center Cebu
レストランやカフェが非常に充実しているので、食事に迷ったらアヤラセンターに行けば間違いありません。スーパーもあり、雑貨や服も充実しています。日本の無印良品もあります。
住所 | Cebu Business Park,Archbishop Reyes Avenue,Cebu City 6000,Metro Cebu, Cardinal Rosales Ave, Cebu City, Cebu |
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営業時間 | 10:00〜22:00 |
SM City Cebu
アヤラセンターよりも少し庶民的なショッピングモール。レストランなどの平均価格も少し下がります。日本のユニクロがあるのも特徴です。
住所 | North Reclamation Area,Cebu City 6000,Metro Cebu |
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営業時間 | 10:00〜22:00 |
SM Seaside City Cebu
2015年にオープンした比較的新しいショッピングモールです。総床面積は東京ドームの約10倍。一通りのものを揃えられる他に、スケートリンクがあるのもここの特徴です。
住所 | Corner SRP-Mambaling Road, Cebu South Coastal Rd, Cebu City, 6000 Cebu |
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営業時間 | 10:00〜21:00 |
セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニも充実!
セブ市内には、日本でもお馴染みのセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニがあります。品揃えは日本と異なりますが、24時間営業していて、ソフトドリンクからスナック菓子まで幅広く取り扱っています。ちなみに、ファミリーマートにはコンビニ弁当も!
ローカルマーケットは安い!
自炊をして生活費を安くおさえたい人は、ローカルマーケットで買い物をするのもいいでしょう。ショッピングモールにあるスーパーマーケットより、新鮮な野菜が安く手に入ります。
Carbon Market
セブ島で1番有名なローカルマーケットは「Carbon Market(カルボンマーケット)」です。しかし、治安があまり良い場所ではない上に、外国人はほとんどいないのでセブ島に慣れていない留学生には、あまりオススメできません。ただし、新鮮な野菜が卸値で買えるのは非常に魅力的! 僕は滞在費を安くおさえたくて、留学生だった頃に週1で行き、野菜をまとめ買いしていました。
住所 | M. C. Briones St, Cebu City, 6000 Cebu |
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営業時間 | 市場は24時間開いていますが、訪れるなら夜間より日中をおすすめします。 |
暑さはどうなの?乾季と雨季に分かれているセブ島の気候
フィリピンの平均気温は26.5℃。1年を通じて暖かく、年中半袖短パンで過ごしやすいです。しかし、「1年中夏! 南国!」といったイメージがあるフィリピンにも季節があり、大きく分けて乾季と雨季の2つがあります。それぞれの季節の特徴をみていきましょう。
カラッとした暑さで過ごしやすい乾季(12〜5月)
12〜5月は雨が少ない乾季。特に12〜2月は気候が安定していて、最も過ごしやすい時期です。対して、3〜5月は非常に暑い真夏日が続きます。とはいえ、乾燥していてカラッとした暑さなので、過ごしやすい季節には変わりありません。
ちなみに、気候はとても暖かいフィリピンですが、ショッピングモールやレストランの中はクーラーがガンガンに効いていることが多いです。屋外と屋内の気温差で体調を崩す人もいるため、羽織るものを1着用意しておくと、どこでも快適に過ごせます。
傘は常に持ち歩こう!雨の多い雨季(6〜11月)
6〜11月は雨季。特に6〜9月は激しいスコールが数時間間隔で発生する季節です。少し過ごしにくそうな時期に思えますが、スコールは回数こそ多いですが長くても1時間程度しか降らないので、あまり気になりません。
また、9〜11月は台風が非常に多く発生する時期ですが、セブシティはあまり被害を受けません。南部や北部に深刻な被害が出ても、セブ島の中心地は強い風が吹く程度。ただし、まれにひどい被害が起きる場合は、電柱が倒れることがあります。
安全に移動できるの?セブ島の交通事情
フィリピンは物価が安いこともあり、タクシーなどの交通機関を日本と比べて安く利用できます。セブ島の主要な移動手段を紹介していきます。
初乗り30ペソ(約70円)で利用できるタクシー
セブ島で移動するなら、なによりまず初乗り30ペソ(約70円)で利用できる、タクシーがオススメです(タクシーのメータは40ペソからスタートしますが、2016年5月現在、全てのタクシーがメータ表記よりも10ペソ安く利用できます)。タクシーはセブ市内を1番安全に移動できる交通手段。セブ島に慣れてない人であれば、近所に行くだけでもタクシーを使うのが安全です。
さらにセブ島のタクシーは全てエアコン車。暑い外を歩かずとも快適に移動することができます。市内のいたるところで走っているため、乗るのも簡単。セブ島でのタクシーの乗り方は次のリンクを参考にしてみてください。
- セブ島タクシー完全ガイド~乗り方からドライバーとの会話、支払いまで~ – フィリピンラボ
http://philippine-labo.com/cebu-island-taxi-400
格安で利用できるジプニー
地元の人が主に利用するジプニーなら、格安で移動できます。7ペソ(約20円)で利用できる上に、どこでも乗り降り自由。路線は沢山ありますがGoogleマップやセブ島在住の日本人の方が作ったアプリ「ジプニーマップ」で路線の検索ができます。これらを使いこなせれば、移動費を大幅に節約できますね。
ただし、夜間の利用は危険でスリなども多く発生しているため、語学学校によってはジプニーの利用を禁止しているところもあります。とはいえ、慣れれば安くて便利なジプニー。特に利用が禁止されていなければ、スリなどに十分注意した上でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。ちなみに僕は、毎日の通勤に利用しています。
その他の移動手段について
セブ島では、タクシーやジプニーなどの他に、バイクタクシーやトライシクルなどを利用できます。バイクタクシーは、渋滞でもスムーズに移動できるので便利です。また、トライシクルはセブ島の田舎などに遊びにいったとき、利用する機会が増える乗り物です。
意外と交通手段が豊富なセブ島。上手く使いこなせば安く、かつ快適に移動できます。
食事は美味しいの?セブ島の食事事情
留学で長期滞在するとなったときに気になるのが食事。セブ島はアジア随一のビーチリゾートだけあって、市内には美味しいレストランが数多くあります。
美味しいレストランが充実
セブ島にはフィリピン料理を出すお店はもちろん、和洋中さまざまなレストランが揃っています。値段も日本と比べるとリーズナブルなお店も多いため、新しいレストランを探すのも楽しみの1つになるでしょう。店舗の内装もお洒落なお店が多いです。
最近の僕のお気に入りのお店は以下の3つ。
The Social
アヤラモールにある、オシャレなカフェ&バー。食事が美味しく、居心地も良い上にWi-Fiも使えるので、つい長居してしまいます。
住所 | L4, Outside , Ayala Mall Cebu, Archbishop Reyes Avenue , 6000 Cebu City , Cebu、6000 |
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営業時間 | 日〜火:11:00〜24:00 金・土:11:00〜26:00 |
Pizza Republic Pick + Mix
https://www.facebook.com/PizzaRepublicPicknMix/
自分の好みで、ピザのトッピングやソースなどをオーダーできるお店。店内もオシャレで、お腹いっぱいピザが食べられます。
住所 | Salinas Dr, Cebu City, 6000 Cebu |
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営業時間 | 月〜木・日:11:00〜23:00 金・土:11:00〜23:00 |
Barikata Ramen Bar
https://www.facebook.com/Barikata-ramen-bar-873922936032587/
セブ島でこんなに本格的な豚骨ラーメンが食べられるとは思っていませんでした。長く海外にいると日本食が恋しくなりますが、そんなときでも安心です。
住所 | G/F, Calyx Building, W Geonzon St, Cebu City, Cebu |
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営業時間 | 11:30〜13:30 & 17:30〜22:30 |
ローカルフードは安くて美味しい
セブ島の街中には、あちこちにローカルレストランがあります。リーズナブルな値段でフィリピン料理を食べられるお店から、路上の屋台までさまざまです。
カレンデリアと呼ばれる大衆食堂であれば、一食50ペソ〜70ペソ(約150円)程度で食べられます。なかには衛生面が少々気になるお店もありますが、そこさえ気にしなければ毎日の食費をおさえられます。
僕の最近のオススメは以下の3店。
Bucket Shrimps
ぷりっぷりのエビがこれでもかと食べられるお店です。エビを手づかみで食べながら飲むビールが最高。
住所 | Salinas Dr, Cebu City, 6000 Cebu |
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営業時間 | 月〜木:11:00〜14:00 & 17:00〜22:00 金〜日:11:00〜22:00 |
Kuya J Restaurant
https://www.facebook.com/pages/Kuya-Js-Restaurant/484828698243926
リーズナブルな値段で日本人の口にも合うフィリピン料理が食べられるお店。ローカルだけれど、店内も綺麗でオススメ。
住所 | Corner Tojong Street, 15 N Escario St, Cebu City, 6000 Cebu |
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営業時間 | 11:00〜15:00 & 18:00〜22:00 |
Burrow Lounge
https://www.facebook.com/burrowlounge/timeline
ITパーク先のJYスクエアモール近くにあるお店です。199ペソ(約450円)でチキンとライスが食べ放題! 食べ放題がオーダーできる時間帯は混雑するので、時間より少し早めにいくのがオススメ。
住所 | Unit 4, Ground Flr., Tsai Hotel & Residences, Camp Lapulapu Rd., Lahug Apas,Cebu City |
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営業時間 | 10:00〜25:00 食べ放題:10:00〜14:00 & 16:00〜22:00 |
飲料水には注意を!
食事の際に1つ気をつけてほしいのは、飲料水。セブ島の水道水は飲めないので要注意です。語学学校の寮に入居していれば、ウォーターサーバーがあるはずなので、そちらの水を飲むかミネラルウォーターを購入しましょう。
ローカルレストランで出される飲料に入っている氷にも注意が必要です。一部のお店では、水道水を凍らせた氷を使っている可能性があるからです。ただし、これは本当にローカルなお店の場合だけ。大型ショッピングモールに入っているようなお店では、ほとんどの場合大丈夫だと思われます。
街は安全なの?セブ島の治安情報
最後に紹介するのは、セブ島の治安について。いくらセブ島がリゾート地として有名でも、フィリピンはまだまだ発展途上国。高級リゾートホテルの向かい側に、低所得者層が住むバラックが立ち並んでいるのが実情です。当然危険な地域はあり、日本と比べて犯罪率は高いです。
しかし、セブ島は首都マニラや南部のミンダナオ島などと比べると、安全な地域ともいえます。
引用元:【留学ガイドライン】フィリピン・セブ島の治安状況と安全性の基準
例えば、世界各国の物価や犯罪率などをまとめたデータベース「Numbeo」でマニラとセブ島の犯罪指数を見てみると、ほとんどの値でセブ島がマニラを下回っていることがわかります。
セブ島の安全なエリア
基本的に、大型モールや高級ホテル内などは安全です。タクシーを使って移動すれば、特に問題はありません。また、LIGセブ支社のオフィスがある周辺は、市役所やセブドクターズなどの総合病院、語学学校などが多い地域。ストリートチルドレンを見かけることも少なく、夜間の路地裏さえ気を付けていれば安全な地域といえます。
セブ島の危険なエリア
セブ島で特に危険な地域と言われているのは「マンゴーストリート」と「コロンストリート」の2つです。
マンゴーストリート
マンゴーストリートは、セブ島の中心地オスメニアサークルから歩いてすぐの場所にあります。写真の通りをもう少し歩いていくと、クラブやバーが集まる繁華街になっています。
コロンストリート
コロンストリートはセブ島のダウンタウンにあり、週末は沢山の地元の人で賑わっています。しかし、夜間はもとより日中も治安が悪い場所として知られています。
日本ではないことを忘れずに!盗難などには常に注意を!
留学でセブ島に来ていれば、マンゴーストリートなどの繁華街に出向くこともあるかと思います。しかし、セブ島がいくらマニラや他の地域と比べて安全とはいえ、フィリピンが発展途上の国だということを忘れてはいけません。スリや置き引き、強盗などに合わないためには常に注意を払うことが大切です。
基本的な対策ですが、例えば以下の点に注意しておくといいでしょう。
- 人が多い場所や危険な地域では、リュックやカバンを前に持ってくる
- カバンの蓋は常にしめて、財布などには盗難防止のチェーンを付ける
- 知らないフィリピン人から日本語で声をかけられても、気軽に近づかない
- 大金は持ち歩かず、現金は必要な分だけ持ち歩く
- カフェなどでは、席にカバンを置いたままトイレに行かない
- 夜間は1人で歩かず、グループで行動する
ストリートチルドレンに取り囲まれて財布を盗まれたり、フィリピン人から日本語で声をかけられてそのままイカサマ賭博に巻き込まれたりするケースもあります。危険なエリアを避けて日頃から十分に気をつけていれば、危険な目に会うことはよほどの限りありません。
僕自身は数ヶ月住んでみて「日本と比べれば当然治安は悪いけど、十分に気をつけていれば大丈夫」と思っています。幸いにも、今まで強盗やスリの被害にあったことはありません。ただし、慣れたころが一番危ないので、今後も十分に気をつける必要があります。
まとめ
安全面さえ気をつけていれば、セブ島は1年通じて暖かく、ご飯も美味しく、さらに物価も安くて非常に過ごしやすい場所です。これからセブ島にくる人の参考になれば幸いです!
今回ご紹介したお店の地図は下記になります。ぜひ活用してくださいね。