Web事業部実績紹介
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2016.05.23
#4
イベントレポート

【採用は恋愛と一緒】スカウト上手は恋愛上手!?メスライオンから学ぶ“人を惹きつけるスカウト術”とは

塚本

こんにちは。春は出会いもあれば、別れもある季節。今年もすでにたくさんの出会いと別れを経験しましたが、また新しく1年が始まり良い意味でイチから頑張っていこうと思います。Pooleの塚本です。

さて、3月29日と30日の2日間に渡って開催した第5回人事担当者勉強会「待たない採用〜採用は、恋愛と一緒。スカウト上手は、恋愛上手〜」のイベントを開催しました!

ご登壇いただいたのは、マッチングアプリ『Omiai』やスカウト型転職サイト『Switch.』などのサービス展開をしている、株式会社ネットマーケティングのメスライオンこと宇田川氏です。

img 株式会社ネットマーケティング 人事責任者 宇田川奈津紀

ネットマーケティングにて『Swich.』をはじめとするダイレクトリクルーティングを主軸に人事採用責任者として勤務。(通称:メスライオン)

ネットマーケティング社に入社した理由を、自社の全てに恋をしたこと、そして自社がつくり出すサービスを愛したと話す宇田川氏。

今回は、ダイレクトリクルーティングにおける採用を恋愛で解明しようと、出会い・恋文(スカウトメール)・デート(面接)の3部構成でお話いただきました。

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【出会い】採用できる戦闘態勢が整っていますか?

宇田川:求職者と出会う前にやらないといけないこと、それは戦闘体制をつくることです。

出会い編1

そもそも、恋愛や採用において出会いをつくる方法は上記の図のようにたくさんあります。

その中でも、待ちのスタンスではなく恋愛において自ら出会いを作るのが『Omiai』、採用において自ら面談や面接を作っていくのがダイレクトリクルーティングです。どちらも出会いたいという目的が合致しているので『Omiai』であれば恋人をダイレクトリクルーティングであれば採用というゴールに結びつきやすい手法です。

名称未設定-1

私が入社して一番はじめにおこなったことは「採用できる(決定までに至る)体制をつくる」こと。これができていないと、現場と人事との間で採用の温度感が生じ、折角スカウトが成功しても内定まで至りません。もし、入社していただけたとしても長期就業は難しいのではないでしょうか。

入社当初、現場の方から言われたのが「宇田川さんダイレクトリクルーティング得意なんでしょう? うちの求人票からスカウトしてよ!」という言葉。ちゃんと現場のニーズと温度感を組み合わせ、体制をつくっていないと採用をすることが難しいと感じ、まずはヒアリングから開始。現場へ協力を募り、2週間で採用する為の戦闘体制を作り上げました。

現場へヒアリングをする際の4つのポイント

人事として入社した当初、会社では完全にアウェイでした。現場はとても忙しく話をするのが難しい状況でしたが採用したいという情熱を経営陣に伝え4つのポイントを意識したことで、現場を巻き込み、4ヶ月で20名を採用することができたんです。

1.ヒアリングは膝と膝を突き合わせて!

「今までの原稿を理解はしているんですが、もう一回教えてくださいませんか?」と3回くらい聞きに行きました(笑) そうすると、役員やCTOが振り向いてくれたんです。まずは、採用のキーマンとなる面接官を攻め落とし信頼関係を構築していきました。

「求人を作成してメールやチャットで送っておいてください!」ではなくコミニュケーションを交わしましょう。そこから欲しい人物像を確実に理解していくことが大切です。

2.ピンポイントの人材を聞き出す!

即戦力の理解があると現場が思ってくれます。

エンジニア採用の際、「うちは他の競合サービスと比べて何が魅力ですか?どんな想いで皆さん開発されていますか?それ、スカウトに書いたら振り向いてくれるんです!教えて下さい!」とCTOに聞きます。うるさいくらいに聞きました。エンジニアのことは、エンジニアに聞け!!なんです。

3.チームメンバーで言うなら誰?を聞き出す!

「うちでいう◯◯、こういう人が欲しいんだけど……」を聞きましょう。

その方はもう自社に既に入社している人なので、キャリアカードやレジュメ等が全て揃った状態です。ダイレクトリクルーティングに一番必要なスクリーニング能力を手にいれることができます。その能力を手に入れれば現場は信頼してスカウトを任せてくれます。

4.現場のモチベーションをあげる!

現場にマーケットの状況を伝えることが必要ですが、その際に注意しなくてはいけないことがあります。それは、絶対に傷つけないこと。現場ってとってもは繊細なんです。

「そんな人データベースにいませんよ!」「うち給与ステージが低いから無理ですよ!」と、言ってしまうと現場はこう感じます。

『一生懸命頑張ってるのにまだ苦しまないといけないのか…』『自分達の価値って何なんだ?』採用ができなくなるだけでなく同時に現場のモチベーション下がってしまうんです。モチベーションって売上にだって直結してしまうんです。

そんな時は「トップランク採用しましょう」「やってみます! やってみてダメだったらもう一回お話してもらえませんか?」という魔法の言葉を使いましょう。自分のモチベーションも現場のモチベーションも上げていくことは採用に不可欠です。

データベースを把握し、内定までのスピードを上げる

Poole-1

私の場合、ピンポイントスキルで最短ログインから求職者を抽出しています。理由は、転職意欲が高く動いている人だから。

その次に期間を広げてデータベースにピンポイントスキルの該当者が何名いるのかを把握していきます。その該当者の状況を現場の方に伝え次の様な代替交渉をしましょう。

『全条件を満たしているのは大前提だと思うのですがデータベースには〇〇のスキルのご経験はないのですがこうゆうスキルを持っている人はいますよ。この様な方にも会って見ませんか?』とデータベースの状況を説明し条件緩和の交渉をしましょう。

①ピンポイント人材+最短ログイン>②ピンポイント人材+期間を広げる>③条件緩和+最短ログイン>④条件緩和+期間を広げる

この順番で抽出することによって、採用できる可能性が上がります。

さらに、採用活動で大切なのは、内定までのスピードを上げること。メスライオンルールは、現場より求人発生後3日以内に面接に入るスタンスを心掛けています。

【メスライオン流】データベースを活用する際に大切なこと
1.管理画面を開く癖をつけて!!
朝来たら管理画面を立ち上げます。自分が昨日打ったスカウトの返信が来てるかもしれない!と思うとワクワクします。
2.アクティブユーザーの動きを見て!!
昨日とは違うどのようなユーザーが新しく動いているのか、アクティブユーザーの動きを見ます。もしかしたら新たな登録者がいるかもしれません!!
3.データベースを信じて!!
不思議なことに「データベースにいない」と思って探すといないんです。でも「絶対いる!ここから見つけ出す!」と信じて開くと、なぜかいらっしゃるんです。
4.メンタルは折れないで!!
メンタルが折れるときはたくさんありますが、そんな時には、採用までの成功の道を描いてください。どうしてもヘコんでしまった時には現場に現状を伝えて解決策を一緒に考えてもらいましょう。大切な事は、採用できない理由を見つけるのでなくどうしたら採用できるかの糸口を見つけ出すことです。

【恋文】テンプレートはもってのほか!相手への想いが強いほどプライオリティはついてくる

あなたは会社の魅力をどう伝えていますか? 伝えたことが事実と異なっていたら、恋愛でも採用でもうまくいかないんです。

恋文1
恋文 採用

上記の図(恋愛)における問題は、相手が一番好きな事が苦手なこと。一目惚れした人は簡単に諦められないですよね? 何とか前向きに解決しようとするのではないでしょうか。

一方、採用における一番の問題は、当社が入社後に実績を積んだ人がマネジメントを担当することになるので、求める人材の希望するマネジメントについての内容が合致していないこと。でも、そこであきらめる必要はありません!恋愛と一緒で前向きに解決すればいいのです。ここをどう埋めるかが鍵なんです。

この場合、1人で悩まず、まずは現場責任者に相談しに行きましょう!求職者のビジョンが実現可能かをヒアリングすると同時に、どうしたら可能になるかを一緒に見つけることが大事です。

あとは、見つけ出した答えを恋文に書くのみ。

恋文(スカウト)の心得

恋愛で想いを伝えるのが恋文です。採用で想いを伝えるのがスカウトです。

恋文を素敵な言葉で作り出すのはとても難しいことです。しかし、私は好きな文豪やミュージシャンからインスパイアされています。多くの人の心を動かす文章や歌詞には何かヒントがあるんです。私は、そのヒントから自身のオリジナリティを加え相手のことを想いプライオリティを付けて恋文(スカウト)を作り出します。

差し替え

デート(面談・面接)の約束

デートの約束を誰かが作ったテンプレートで送りませんよね。なのに、面談・面接の約束でテンプレートの文章を送ってしまうのなぜでしょうか? スカウトメールを送ってからやっと会える人にテンプレートを使ってしまったら、受け取った側は「スカウトの熱量とギャップがあるな……あ、やっぱり行かなくていいや」と思われてしまうかもしれません。そうなってしまったら寂しいので、私はこう書きます。
面接のお誘い

相手を想うことによって、プライオリティがつくんです。そもそも日本人は情に厚くて約束を守る人種。あなたに会って何を話したいのかを意識し、実践してみたら、面接の辞退も減りました。ひと手間加えると会いたい人が面談・面接に来てくれる確立が上がります。

【デート】会う前からおもてなしは始まっている

デートだと相手より20分前に現地について待っていたり、「会ったら何を話そう?」と考えたりする方もいるかと思います。面接だとそれができなくなってしまうこともありますが、来る前からおもてなしは始まっているんです。

「スカウトした人を入り口でずっと待たせてしまう」なんてことはもってのほか。「今日は寒いからお茶を入れよう」「緊張してるかな。共通点探そう!」と、事前にこちらも心構えをしておきましょう。

30分や1時間と、限られた時間で面接をすると思いますが、自分が招いた方に対して突然志望動機を聞いたりすると相手はビックリしてしまいます。恋愛で例えるなら待合せ場所でいきなり付き合ってくださいと告白するのと同じことです。そんなこと言わないですよね。だからこそ、アイスブレイクが重要なんです。

アイスブレイクの中で「この人ってどんな人なんだろう?」「どんなことに興味を持っているのだろう?」「現場の誰と仲良くなれるかな?」とイメージしてください。アイスブレイクは無駄な時間ではありません。そこから分かること見えてくることが沢山あります。

【まとめ】メスライオンが説く「採用=恋愛の掟」とは

戻ってまいりました、塚本です。
今回、宇田川氏にご紹介いただいた「採用=恋愛の掟」を整理すると下記のようになります。

採用=恋愛の掟
出会い

  • 出会い方のチョイス
  • 現場と自身のモチベーションUP
  • データベースを信じて、ただ一人を見つけて

恋文(スカウトメール)

  • 求める人を理解して
  • その人だけのプライオリティを与えて
  • 自身を取り巻く全ての物事にインスパイアされて

デート(面接)

  • 事前準備は念入りに
  • 最高のおもてなしをしてください
  • 共感させて、サプライズ

上記のポイントを受け、2日目にはランダムで5名×4チームになっていただき、情報収集から実際に恋文を書いて発表していただくワークショップをおこないました。

【実践】読み手の心を掴んだ恋文で賞

ワークショップ1

恋文のターゲットは、先日退職した弊社元人事部長のそめひこ。実際に書いた恋文をメールで送り、その中からNo.1恋文を選定させていただきました!
poole-1

そめひこさんへ

そめひこさん、こんにちは。

そめひこさんのハンターのような採用実績、綿飴ように軽いフットワークにずっと密かに憧れておりました。
学生時代から仲間を常に大切されてるそめひこさん、わたしもそこに交ぜてくれませんか?

弊社はLIGさんのように、甲子園常連校とはいきませんが、
そめひこさんと一緒に甲子園出場を目指して、一歩一歩成長していきたいと思っております。
そのためには、そめひこさんが必要です。
まずはキャッチボールからになるかもしれませんが、わたし達と一緒に汗をかきましょう。

ぜひ、青春を思い出すような熱い話をふたりっきりでしたいです。
そめひこさんが尊敬する高田純次が常連の、自由が丘「寿福」でお会いしませんか?
純次オススメのあんかけもやしそばをごちそういたします。

この恋文を書いたナイル株式会社の増田さん、モデリング株式会社の伊藤さん、株式会社ランチェスターの橘さん、とても素敵な恋文でした。これを読んだそめひこはタジタジでした♡

No.1恋文発表後、最後にメスライオンの宇田川さんがそめひこへの恋文を発表させていただきました。どの様な内容だったかはここでは非公開にさせていただきます。もしかするといつかメスライオンから恋文が届くかもしれませんよ。その時まで楽しみにしていてくださいね。

イベントを終えて

懇親会

今回は、今までより少ない人数での開催だったこともあり、懇親会では各企業さまの色々なお話が聞けて楽しかったです! ご参加いただいた方々にご協力いただいたアンケートは満足度99%でした。
お忙しい中ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

今後も定期的に人事の方向けのセミナーを開催していきます!
「こんなのやって欲しい!」「うち、これが困ってるんです!」「あの企業の話が聞いてみたい!」等、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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それでは、また!