「後輩を脱がせ、先輩をいじり、好き勝手やってた」プランナーのジョンさんが語る

キャシー


「後輩を脱がせ、先輩をいじり、好き勝手やってた」プランナーのジョンさんが語る

こんにちは、エディターのキャシー(CK_livi)です。
まずはじめに、THE YELLOW MONKEY復活おめでとうございます! 待っていました。本当にありがとうございます。

ec3134511126deb1bbf9f8f9f12aa8dc (1) 人物紹介:キャシー
THE YELLOW MONKEYの「悲しきASIAN BOY」という曲が大好きなLIGの新人編集者。幼い頃から絵に囲まれて育ち、趣味は海外アーティストの絵画収集。

私がLIGのOBたちにLIGでの日々や今現在のことをインタビューする連載、

題して

「キャシーのOB訪問(販売)

第4回目のゲストは、元ディレクター兼コピーライターのジョンさんです。現在ジョンさんが勤める「株式会社SHIFTBRAIN」様のオフィスにお邪魔してきました。

 
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まるで洋館のような新オフィスに到着すると、入り口でジョンさんと2名の社員さんが出迎えてくださいました。本当に素敵な笑顔ですね。

早速、新オフィスを案内していただきながら、インタビューをおこないました。

 
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ーこんにちは。まず自己紹介をお願いします。

LIGでディレクター兼コピーライターをしていたジョンです。好物はアサイーと油揚げで、好きなアーティストはTHE YELLOW MONKEYです。5月から始まるアリーナツアーのチケットも当選しました。本当にありがとうございます。

まずLIGを知った経緯は、ベタですが社長のたかさんが砂浜に埋められる企画でした。当時僕はお客さんの採用クリエイティブを手伝う仕事をしていたので、採用活動でこんな手法ができるなんて! って感じですごく悔しかったなぁ。たまたま採用情報を見たらメディアの仕事があって、当時PRの仕事をしていたから「これだったらいけるかも」とか思って応募したのが2013年の冬だったかな。
当時、僕は自分のことすごく面白いと思っていたんです。LIGでも通用すると思ったし、挑戦してみたくて、気付いたら応募してました。(後々、そんなことはなかったんだなって気づかされましたが……)

 
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ーLIGではどんなお仕事を経験されたんですか?

メディアと制作、両方での仕事を経験しました。
メディア時代は、記事広告やLPのディレクション業務です。紳さん菊池くんがクリエイターになって、彼らと組んでやってました。ほとんどが記事広告だったかな。
制作時代は、Webサイトのディレクション業務です。デザイナー、エンジニアと一緒にWebサイトを作ってました。あと、僕はコピーライターも名乗っていたので、コーポレートスローガンを書かせてもらったり、動画の企画では脚本みたいなものも書かせてもらっていました。

 
ーせっかくオフィスにお邪魔させていただいたので、先ほど出迎えてくださった社員2名にジョンさんのことをお聞きしてみました。

 
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ジョンさんが入社される前から仲良しだったという、シニアプランナーの山本さん(左)と、浦川さん(右)です。

 
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社内のオープンスペースで、無印良品の通称「人をダメにするソファ」に座りながらお話を伺いました。

 
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山本さん:2014年の年末にLIGさんとSHIFTBRAINで一緒にやった企画があったんですけど、その時にジョンさんと関わって仲良くなったのが出会いでした。その後は数ヶ月に1回のペースで新橋あたりに飲みに行ったり。
ジョンさんと話していると、例えば自分が本を読んでいて“まったく考えていなかったことがそこに書かれている感覚”を得られるんですね。自分とは考え方が全然違う。だけどしっくりくるんです。そこに新鮮さを感じましたし、それでいて馴染む感じというか、違和感がなくて。一緒にいると刺激をもらえる貴重な存在です。

 
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浦川さん:実は僕もLIGのOBなんですけど、LIGにいた頃に一番仲良くしていたのがジョンさんでした。なのでジョンさんのことはSHIFTBRAINの新入社員とはって思ってなくて、仲間が加わったという感覚ですね。前から親しい仲だし、どういうことをしてどんな働き方をするか分かっているから、「こういう時はこうしてあげたらいいな」とかお互い知ってるぶんすごく自然な感じで……。
ジョンさんを一言で表すと「感謝する人」です。何に対しても“やっていただいた”っていう感謝の気持ちを持っているから、そういう部分が特に好きですね。

 
山本さん、浦川さん、ありがとうございました。再びジョンさんのインタビューに戻ります。

 
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ーLIGでこだわっていたことはありますか?

LIGは自由な社風でしたが、僕の性格上「上下関係」はきちんとさせたかったので、後輩の挨拶指導やエレベーターの立ち位置にはこだわっていましたね。挨拶するときは帽子を脱がせたり、大学生の野田クラクションベベーにはお辞儀の角度なども指摘していました。ちなみに僕は常々帽子を被っていましたが、後輩に帽子を脱がせておきながら自分は絶対に脱がないというこだわりもありました。

 
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ーLIGで得たものは何ですか?

LIGで得たものは2つあって、「人」と「自由」ですね。人はみんな、すごくよかった。ほとんど年下で、学校みたいな感じも嫌いじゃなかったです。今後も、退職したからってその後はバッタリ会わなくなる、みたいなことはない気がします。
あとは、正直、相当な自由を与えられていました。仕事でもそうだけど、なんというか、業務外のところですごく自由だったし、ワガママやらせてもらったなぁと。人の自己紹介を勝手に作ったり、社員のキャラクターをプロデュースしたり、先輩の中水さんをいじったり。コラ画像もたくさん作ったし。本当、好き勝手やらせてもらいました。

これらの悪ふざけをみんなが笑っていたかというとそうではないと思うけど、少なくとも社長のゴウさんとタカさん、役員のづやさんは笑ってくれていたので、「あ、LIGはこういうのやっていいんだな」と思って、どんどん調子に乗ってた気がします。

 
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ーまたいつかLIGに入りたいと思いますか?

今はこの会社(SHIFTBRAIN Inc.)で上を目指したいとしか思っていません。でも、この企画みたいに、LIGの人たちと関わっていけたらいいなとは思います。いっしょに仕事できたらいいなーと。

 
ーありがとうございました。最後に、大事なお話があるので会議室に移動していただいてもよろしいでしょうか?

 
 
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「大事な話」ってなんですか?

 
 
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ーそれでは、お話させていただきます。

 
 
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ーこの絵って、どう思いますか?

 
 
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え?

 
 
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ージョンさん、心のフィルターを外して価値観を取っ払い、青空へ大きく羽ばたくように感覚を研ぎ澄ませながら私の話を聞いてください。ジョンさんにとって「幸せ」って何ですか? 結婚ですか? 出世ですか? それとも早期リタイアですか? 金の斧銀の斧みたいな聞き方をしてすみません。私はこの絵を見て、幸せの本当の意味を知ったんです。この絵と出会う前の私と言えば埼玉の山猿と呼ばれ、木から木へと飛び移り近隣住民の目障りになるだけの人生を歩んでいました。学校に行かず、山に篭りあくる日もあくる日も木登りだけをしながら時間を消費し、仲間たち親たちファンたちに今日も見放され、自分の居場所を失いかけていました。これからどうやって生きていけばいいのかわからない、やりたいこともない、未来に絶望しかなくなったとき、そんなときに出会ったのがデジモンとこのラッセンの絵だったんです。私はジャンプをすることが大好きで、できればジャンプだけをして生きていきたいと思い、たどり着いた場所が山だったのですが、この絵を見て海でもこんなにジャンプできることを知ったとき、出合い頭に山羊と衝突したような衝撃が走って「あ、奇跡」って思いました。ラッセンがイルカをこんなに真っ黒く塗りつぶした絵って今までに見たことがありますか? 私は見たことがありませんし今後も見ることはないと思ってます。これはラッセンがイルカに飽きたんじゃないかって噂になった時の絵で、「角度同じ」ってタイトルで売り出されたんですけど、イルカそれぞれの躍動感とか動きを表現するのもめんどくさくなって、結果的にイルカの角度が同じになってるんですよ。でも私はこの絵がそんな風に世の中に指摘されている部分はどうでもよくて、とにかく海でもこんな風にジャンプができること、その事実を知れただけで私の世界は広がり、第三の目が開きました。そして幸せの本当の意味がわかったんです。ジョンさんは黒いファッションアイテムをいつも身につけてる印象が強くてジョンさんと言ったら黒を思い浮かべるんですけど、そんなジョンさんを想いながらこの絵を見ていると、黒いイルカが「ジャンプしてる」というよりも「ジョンプしてる」って表記したくなって、外来語のカタカナ表記って変えられないのかなって、変えるにはどこにメールすればいいのかなって、考え始めたら止まらなくなって塞ぎこんじゃってこのIT社会の中で置いてけぼりにされそうです。そんな風にして、私に幸せの意味を教えてくれたこの奇跡的な絵を、ジョンさんにたったの3,000円で譲ってしまえよ! と昨夜神からのお告げを受けました。まあ確かにこれだけの安価で譲るというのは悔しいどころか恐怖に慄く案件ですが、むしろそのお金で一体何人の命が救えるんだろう? って考え始めるとすごくユニセフだとも思うので、とりあえず私に3,000円渡してくれませんか?

 
 
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え!?

 
 
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ちょっと言ってる意味がわからないので、2人を呼んでもいいですか?

 
 
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ジョンさん:これ、ラッセンの奇跡的な絵らしくて、3,000円で譲ってくれるっていうんだけどどう思う?

山本さん(右):それはだいぶいい話だね。OBって言っても何週間かしか一緒にいなかったようなジョンさんに、そんないい話を持ってきてくれるなんて。信用されてる証だし、キャシーは優しいね。

浦川さん(中):キャシーは本当に優しいね。俺はやっぱりピカソより普通にラッセンが好きだな。あと俺は個人的にイルカがすごく好き。

 
 
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ーありがとうございます。絶対に喜んでいただけるという確信しかありませんでした。

 
 
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山本さん:素晴らしい絵だなぁ。イルカの角度に心突き動かされますね。

 
 
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浦川さん:ジョンさんが買わないなら、今すぐにでも僕が買いたいです。

 
 
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3,000円です。

 
 
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ー毎度、ありがとうございます。

 
 
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ジョンさんも買ってくれました。しかも、

 
 
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相当気に入ったようで、オフィスの壁に当てながら想像を膨らませていました。ジョンさんの喜びがひしひしと伝わってきますね。
ジョンさん、山本さん、浦川さん、本当にありがとうございました!

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