フィリピンと日本をつなぐ、新しい開発。
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2015.12.16
第29話
漫画チャンネル

よくある学園モノに飽きたら読みたい、99%以上女子生徒なのに過酷な状況『監獄学園』

しょごたん

偶然からはじまる監獄生活

本作では主人公含め、男子全員が「残念」なので、当然ながら思うようにはいきません。それどころか、とんでもないことになるんです。以下、そのあらすじです。

あらすじ
主人公の男子はひょんなことでクラスの女子と仲良くなります。

その女子は少し変わった趣味を持っており、彼も同じ趣味だと勘違いしてしまいます。同じ趣味がある人間を見つけると、誰でも嬉しくなりますよね。そこで彼女は、彼とデートをする約束をしました。彼は、そんな純粋な気持ちに心惹かれてしまいます。

その一方で主人公以外の男子たちは、女子と仲良くなれない鬱憤を晴らすべく女子風呂を覗こうとします。主人公は一人抜け駆けしたことを隠しつつ、彼女の裸を見られまいと奮闘しますが、結局大失敗となり、覗き行為も公になってしまいます。

その結果、全員が学園に設けられた監獄(プリズン)に収容されてしまうことに。このままでは、せっかくのデートをすっぽかしてしまう……! そこで主人公は脱獄を決意します。

そう。一見「ハーレムもの」であるはずの学園設定は、こうして「監獄設定」となってしまったのです。

見目麗しくも恐ろしい裏生徒会の存在

本作でいわゆる敵役として登場するのが、男子を目の敵とする「裏生徒会」です。

カラスを操り、学園を影から統率する生徒会長。驚異的な身体能力とはちきれんばかりのダイナマイトボディの持ち主である副生徒会長。見た目ファンシーだが、空手の実力者で遠慮なく男子生徒たちをぶちのめす書記。そして、彼女らを支える親衛隊や崇拝する一般生徒。

……と、この紹介だけでも男子にとって過酷な環境であることがわかります。

実はこの裏生徒会は共学化に反対しており、男子と共存することに大きな不満を持っていました。その背景として、生徒会長が男子を嫌悪するある理由も存在するのですが、そういう細かい設定もとても面白いです。

男子学生が必ず通る思春期の葛藤が、すがすがしく爆発している

で、この漫画の一番の見どころは、要所要所で展開される「男子学生なら誰もがしてしまう妄想や行動」にあります。

そもそも主人公の脱獄理由自体が「女の子とデートすること」なんですが、それを助けてくれる友人も「三国志の限定フィギュアの発売日がデートと同日だから(自分も脱獄したい)」というのが本当の動機だったりします。

また、裏生徒会の罠に貶められ退学の危機に陥るも、そこから再起奮闘する理由が「学校行事で “濡れTシャツコンテスト” が開催されるから」というもの。そりゃ必死にもなりますよ、濡れTシャツコンテストですよ、透け透けの濡れ濡れですからね、女子ばかりが参加する行事ですから。それに参加するためには死をも厭わないと思うのは、ものすごく頷けます。

エロが原動力、エロのためなら奇跡を起こす、たぶんウチも潜在能力とか引き出しそうですよ、うん。

その他、とにかく斜め上にぶっ飛んでいつつも、どこかすがすがしさがあって笑えるエピソードが満載です。「わかる! だけどそんなバカな解釈なんてするかああ」っていうところが、とにかく面白い。