第29話

よくある学園モノに飽きたら読みたい、99%以上女子生徒なのに過酷な状況『監獄学園』

しょごたん


よくある学園モノに飽きたら読みたい、99%以上女子生徒なのに過酷な状況『監獄学園』

こんにちは、バックエンドエンジニアのしょごです。

LIGブログ内で漫画について語る「漫画チャンネル」というものができ、面白そうだったのでウチも一枚かませていただこうと思いました。
(そもそもこういうヲタク系コンテンツに思いっきり絡んでみたいと思っていたので、土下座する勢いで書いてみました)

本日紹介する漫画:『監獄学園』

監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)

監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)

  • 著者平本アキラ
  • 出版日2011/06/06
  • 商品ランキング615位
  • Kindle版1ページ
  • 出版社講談社

まずは皆さんに質問です。漫画を読んで大声で笑ってしまったことはありますか?

国民的漫画&アニメである『ドラえもん』では、のび太が漫画を読んでゲラゲラ笑う有名な表現があります。ただ、ウチも数多の漫画を読んできましたが、実際にそのような状況になったことはありませんでした。

が! ついに、のび太のようにゲラゲラ笑いそうになってしまう漫画と出会ってしまいました。それが本日皆さんに紹介する『監獄学園』です。
 

『監獄学園』とは

舞台は、首都圏でも有数の進学実績と厳格な規律でしられる全寮制の女学園。しかし女子高から共学高へ転換したことにより、全生徒1021名のうち、女子1016名、男子5名という比率状況に。そんな高校に入学した男子たちの奮闘の物語が、いま始まる……。

……と、ここまではよく「ハーレムもの」といわれるジャンルに近しい設定です。しかし、よくあるイケメン系主人公設定など存在しないのが本作の特徴なのです。

99%以上が女子生徒という環境での「残念」な男子生徒たち

そもそもの男女比が、男子より女子のほうが高いクラスってどう思いますか?

そりゃ男子としてはいろいろ妄想するところもあるでしょう。
教室がほんのりいい匂いだったり、空気感とかそういうのがちょっと違ったり。なにより、ゲームみたいなわくわくイベントがおきやすいんじゃないかって、胸を膨らませますよね。

本作は、そういう思考の男子学生を主人公とする物語なのです。ただただイケメンで勝手に女の子と仲良くなって、周りには主人公が好きな女子だらけっていう設定じゃありませんよ。

主人公は、これまで女子とまともに話したことすらなく、願うは「女子と仲良くなりたい」という男の子。これですよ。

でもそんな主人公たちが、いくら女子といい感じになりたいといっても、女子が99%の状況って……。萎縮するのは当たり前で、まともな行動できるかどうかすら怪しいですよね。ちょっとの勇気とか、そういうレベルの話じゃないと思うんですよ、やっぱり。

偶然からはじまる監獄生活

本作では主人公含め、男子全員が「残念」なので、当然ながら思うようにはいきません。それどころか、とんでもないことになるんです。以下、そのあらすじです。

あらすじ
主人公の男子はひょんなことでクラスの女子と仲良くなります。

その女子は少し変わった趣味を持っており、彼も同じ趣味だと勘違いしてしまいます。同じ趣味がある人間を見つけると、誰でも嬉しくなりますよね。そこで彼女は、彼とデートをする約束をしました。彼は、そんな純粋な気持ちに心惹かれてしまいます。

その一方で主人公以外の男子たちは、女子と仲良くなれない鬱憤を晴らすべく女子風呂を覗こうとします。主人公は一人抜け駆けしたことを隠しつつ、彼女の裸を見られまいと奮闘しますが、結局大失敗となり、覗き行為も公になってしまいます。

その結果、全員が学園に設けられた監獄(プリズン)に収容されてしまうことに。このままでは、せっかくのデートをすっぽかしてしまう……! そこで主人公は脱獄を決意します。

そう。一見「ハーレムもの」であるはずの学園設定は、こうして「監獄設定」となってしまったのです。

見目麗しくも恐ろしい裏生徒会の存在

本作でいわゆる敵役として登場するのが、男子を目の敵とする「裏生徒会」です。

カラスを操り、学園を影から統率する生徒会長。驚異的な身体能力とはちきれんばかりのダイナマイトボディの持ち主である副生徒会長。見た目ファンシーだが、空手の実力者で遠慮なく男子生徒たちをぶちのめす書記。そして、彼女らを支える親衛隊や崇拝する一般生徒。

……と、この紹介だけでも男子にとって過酷な環境であることがわかります。

実はこの裏生徒会は共学化に反対しており、男子と共存することに大きな不満を持っていました。その背景として、生徒会長が男子を嫌悪するある理由も存在するのですが、そういう細かい設定もとても面白いです。

男子学生が必ず通る思春期の葛藤が、すがすがしく爆発している

で、この漫画の一番の見どころは、要所要所で展開される「男子学生なら誰もがしてしまう妄想や行動」にあります。

そもそも主人公の脱獄理由自体が「女の子とデートすること」なんですが、それを助けてくれる友人も「三国志の限定フィギュアの発売日がデートと同日だから(自分も脱獄したい)」というのが本当の動機だったりします。

また、裏生徒会の罠に貶められ退学の危機に陥るも、そこから再起奮闘する理由が「学校行事で “濡れTシャツコンテスト” が開催されるから」というもの。そりゃ必死にもなりますよ、濡れTシャツコンテストですよ、透け透けの濡れ濡れですからね、女子ばかりが参加する行事ですから。それに参加するためには死をも厭わないと思うのは、ものすごく頷けます。

エロが原動力、エロのためなら奇跡を起こす、たぶんウチも潜在能力とか引き出しそうですよ、うん。

その他、とにかく斜め上にぶっ飛んでいつつも、どこかすがすがしさがあって笑えるエピソードが満載です。「わかる! だけどそんなバカな解釈なんてするかああ」っていうところが、とにかく面白い。

脱獄するための作戦だけはガチ、でも笑える

このように、とにかく残念な主人公たちですが、脱獄の準備や計画に関しては狡猾に考え抜かれた作戦を展開。普段エロ妄想ばかりしている彼らとのギャップが面白いです。作戦遂行中の様子ももちろんバカなんですが、成功するか失敗するのかの瀬戸際の掛け合いは、普通にドキドキさせられます。

時間稼ぎをするために奮闘する際にも、こんな状況じゃ無理だろって際にも、「そんな展開で挽回するのおおお?!」というどんでん返しが続きます。

個人的なお気に入りは、以下のエピソード。

副会長を足止めするため「腕相撲勝負」を仕掛けるも、圧倒的パワーの副会長に全く時間を稼げない主人公たち。

一番ガタイのいい男子生徒が挑むも、これもやっぱりすぐ負けそう! そんな中、乳首に長い毛が一本生えていることに副会長が気づきます。

「乳首になぜ毛一本だけ毛が生えているのか、しかも無駄に長い、なぜ……」と、真面目に困惑する副会長。結局乳首の毛に気をとられすぎ、腕相撲はいい勝負にもつれ込み……。

このシーンを電車の中で読んでいたウチは、あまりの面白さについ噴き出してしまい、他の乗客の注目を集めてしまいました……。

まとめ

絵柄や表現の関係で艶かしい場面も多々ありますが、それらを通り越すくらいの情景やシチュエーションが炸裂してくるため、ドキドキハラハラしつつ、読んでて笑いが止まりません。

ちょっとでも気になった方は、ぜひ読んでみてください。それでは!

 

shogo しょごの一言
他からは、ちょっとエッチな表紙の本をみてドゥフフ言ってるように見えるので要注意です。
しょごたん
この記事を書いた人
しょごたん

バックエンドエンジニア

おすすめ記事

Recommended by