
こんにちは、LIGのヨシキ(@moriri_nyo)です。
僕は「ある事象や情報に対し、予測され得る最大限に悪い状況を想定し、勝手に絶望する」という特殊なスキルを持っているのですが、ここ最近で一番嫌な想像をしたニュースがこちらです。
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Facebook、「いいね!」以外の共感ボタン「Reactions」のテストを開始 「悲しい」や「怒り」など6種類 ーITメディアニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151009-00000012-zdn_n-sci
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・・・はい。この「Reactions」の導入により、せっかく沈静化してきたFacebookのタイムラインはリア充に再び侵食され、荒れ狂うことになるでしょう。
世間では思ったほど話題になっていませんが、少なくとも僕の中では確定しました。
そこで本日は、その推測の根拠と、僕の抱える絶望について紹介をしていきたいと思います。
Facebookにおけるタイムラインの平穏とは
2011年頃、日本で爆発的なブームを引き起こしたFacebook。
ご存知のように、リア充が「僕たち・私たちは、今、とっても充実してまーす♡」ということを報告するツールの代表格として、長らくSNS界を牽引してきました。
しかし現在、
- LINEに代表されるメッセンジャーアプリによるクローズドなコミュニケーションスタイルへの移行
- SNS疲れによる若者のソーシャル離れ
- Instagramなど新規ツールの台頭(ソーシャルコミュニケーション手法の多様化)
などにより、かつての勢いに翳りがみえているという点が指摘されていました。
すなわち「タイムラインが以前ほど活性化していないのではないか?」という疑惑の発生です。
Facebookにおける「リア充離れ」の現実
個人的には、Facebookは前と変わらず多くの人が使っている印象がある一方、「ユーザの年齢層は確実に高くなった」というのが正直な感想となります。
特に、アクティブにプライベートな投稿をしてくるのは、(自身が30代であるという点を差し引いても)基本30代以上の人となってしまった印象が非常に強いと思われます。
Facebook上の20代の活動について
もちろんFacebookユーザには20代はたくさん存在しますし、誰かが退会したという話も一切聞きません。
しかし、
- 結婚式などの人生レベルのイベント
- 会社関係メインのBBQやパーティーなどで、参加者に30代以上が含まれる行事
- 出産・転職などの身辺報告
を除き、あまり20代を見かけることがなくなったように思います。
(グループ設定などのクローズドな環境は除きます。)
その他の活発な投稿といえば、仕事関係の「これやりました」「今度これやります」というインフォメーションの打ち合いぐらいでしょうか。
もちろんこれらは名刺交換や季節の挨拶のようなもので、もはや「今度飲みましょうよ」と同じぐらいの虚ろなやり取りとなっており、もはや「いいね!」もコメントも社交辞令に近い位置づけといえるかもしれません。
先輩や上司、仕事(ブランディング含)的に絡んでおいたほうが得しそうな有名人など、コメント欄は20代もそれなりにアクティブですが、もはや自らが情報を発信しても得られるものは少なくなったという判断なのでしょう。
これらの現状が、全体の印象としての非アクティブ化を促進しているのかもしれません。