
【保存版】就活の面接で絶対に聞いてはいけないNGワード
こんにちは、人事部長のそめひこです。
「部屋が汚いことは心の乱れを表している」と尊敬する方に言われ、「ほんと、その通りですね!」と言って帰宅したらサバンナ部屋だった今日このごろ。このままではいけないと思い、家事代行サービスのベアーズにお願いすることにしました。
これで、心の乱れなし!
さて、複数の媒体を使ってリクルーティングをする中で、キーになっていると最近思うのが「求職者の転職モチベーション」です。そこを理解しているかどうかで、話す内容・送る内容も変化し、内定率も変わってきます。
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リクルーティングをしはじめたときに大きな間違いをしてしまったと思うのは、求職者の転職モチベーションを考えずに「即採用」一辺倒のリクルーティングを行っているということでした。
すぐに転職しようとしているのか、今はまだ検討段階なのか、いいところがあれば転職するのか、一切転職する気がないのか……
転職を検討している段階の人に「いつこれますか?」と言っても戸惑うだけですし、すぐに転職しようとしている人に「半年後に弊社に来ませんか?」と言っても「おせーよ!」となります。また、転職する気のない人に「うちに来ませんか?」とただ言ってもびくともしないでしょう。
上司や部下に対するマネジメントが人によって違うのと同じで、転職モチベーションが違えば、ひとくちに「求職者」と言っても全く別のアプローチを行わなければいけません。
例として「はたらくを面白くするビジネスSNS/Wantedly」と「IT/Web業界に強い成果報酬型転職サイト/Green」の2つの媒体を見てみましょう。(※WantedlyとGreenの細かい説明は割愛させていただきます)
WantedlyとGreenの最も大きな特徴は、リクルーターとしてはユーザー登録する際の気軽さにあると思っています。気軽さとは、単にUI的な観点での登録しやすさではありません。
仮にどちらにも登録していたとして、上司にそう質問されたらどういう反応をしますか?
Wantedlyなら「してますよー!」と気軽に言えるのに対して、Greenなら「……しています」と、少し後ろめたい気持ちで返答するのではないでしょうか。
Greenは転職しようとしている人が集まってくる設計になっているのに対して、Wantedlyは転職しようと思っていなくても誰もが気軽に登録しようと思える設計になっています。
例で言うと、弊社には二人の社長がいますが、Wantedlyには二人とも登録しているのに対して、Greenには登録していません。ちなみに、社長だから他社にエントリーできないというわけでもなく、つながりがあれば社長にメッセージを送ることもできます。
そう考えると、Wantedlyは転職しようと考えていない人でも登録しているため、上述の質問へ気軽に返答できるのに対して、Greenは後ろめたい気持ちになってしまうでしょう。「転職しようと考えている=後ろめたい気持ちになる」と一般的には考えられると思いますので。
また、Wantedlyには「まずは話を聞きたい」という機能があり、転職モチベーションが高くはない方からのエントリーも受け付けられる仕組みになっています。
そう考えると、Greenには転職モチベーションが高いユーザーが集まっているのに対して、Wantedlyには高いユーザーから低いユーザーまでが集まっていることがわかるでしょう。