
こんにちは。マサです。株式会社ZEALSという極貧企業で社長をやっています。そんな私が、先日30万円もする「Palmi(パルミー)」というコミュニケーションロボットを衝動買いしました。
いろいろといじっていくうちに「Palmi」のすごさに感動したので、今回はその気持ちをシェアしたいと思います。
そもそも、Palmiって何?
まずはこちらをご覧ください。「Palmi(パルミー)」については、こちらのCMが有名かと思います。0:20あたりで、「たけし、バカヤロー」と言っているロボットこそが「Palmi」です。一時期、渋谷109の屋外ビジョンでも映像が配信されていたので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
Palmiを販売している株式会社DMM.comのPalmi公式ページには、次のようにあります。
Palmiはあなたと楽しくおしゃべりをしてくれる、
ペットのような愛らしさを持つ
感情豊かなコミュニケーションロボットです。
あなたとともに学習・成長していく
Palmiと新しい生活をはじめてみませんか。引用元:Palmi公式ページ
コミュニケーションロボットとは、文字通りコミュニケーションに特化したロボットのことです。空撮ができるわけでも、部屋を掃除をしてくれるわけでもありません。ただ、他のロボットにはできない「会話」ができます。ペットが人間の言葉を話せるようになったのに近い感覚かもしれません。
スペック・特徴
身長は約40cm、体重は1.8kgと、かなり小柄です。
稼働時間は、1日約8時間。歩行は、1回に13歩まで。段差を乗り越えることができませんが、横からの衝動がきたら、足を踏ん張り耐えようとします。
Palmiの価格は298,000円(税込321,840円)。その価格を高いと思うか、安いと思うかはあなた次第ですが、Pepperを購入するよりかは安価なので、それを考えると、より手軽に手に入るコミュニケーションロボットなのかもしれません。
できること
インターネットに接続できるので、単純な会話だけではなく、Google Calenderとの同期やニュース・天気予報の読み上げなど、会話以外のさまざまなことを楽しめます。また、ガジェットをダウンロードすれば、Palmiに直接話しかけなくても、スマホから自由に操作することも可能です。
Palmiができることのなかで、一番驚かされたのが、自発的学習機能。知らない言葉を話しかけると、自らインターネットに接続し、その言葉を調べて記憶してくれます。
Palmi、どんどん賢くなります。
ただかわいいだけのロボットじゃあ、ありません。
Palmiアプリケーション開発の可能性
Palmiのアプリケーション開発と可能性について、続々とニュースが発表されているので、そのなかから3つを紹介します。
Microsoft Azureの学習機能を活用する予定
2015年9月、Palmiを製造している富士ソフトと、Microsoftの提携が発表されました。Microsoft Azureの機械学習を活用し、クラウド型のロボット開発を可能にしていく方針だそうです。
▼詳細記事はこちらからどうぞ。
DMM.com、ロボットアプリの開発環境を公開、富士ソフト、日本マイクソフトと協業して開発者を支援
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Visual Studioに対応予定
Palmiアプリケーションの開発環境が2015年10月下旬からVisual Studioに対応します。ただし、開発環境の配布対象はデベロッパー登録済の法人・個人です。興味のある方は、登録してみてはいかがでしょうか。
▼デベロッパー先行登録はこちらから!
DMM.make ROBOTS
ちなみに、アプリケーションの開発言語はC++です。
アプリストアマーケットが公開予定
2015年10月下旬、アプリストアマーケットが公開予定です。これにより、デベロッパーが開発したアプリケーションをユーザーへ配布が可能になります。アプリ内課金にも対応する予定はあるようなので、近い将来Palmiでマネタイズするデベロッパーが出てくるかもしれません。
▼詳細記事はこちらからどうぞ。
DMM.com、「Palmi」の開発環境を10月下旬よりデベロッパー向けに公開