沖縄のゲストハウス『びらふやー』で開業を決意!
埋橋さんご夫婦は東京で働いていましたが、沖縄県伊良部島にあるゲストハウス『びらふやー』に宿泊した際に宿の雰囲気に感動。ゲストハウスを開業するために、奥さんの地元・伊那市へUターンしてきました。
ゲストハウスを開業すると決めてから、奥さんは商いと調理を学ぶために東京のカレー屋・パン屋・ビーガン(菜食主義者)料理専門店で修業をされたそうです。
東京のゲストハウス『toco.』&『Nui.』・諏訪のマスヤゲストハウスがサポート
ゲストハウスに改装中の物件は、もともと埋橋さんのおばあさんが住んでいた蔵付きの一軒家。改装作業は奥さんと大工さん、そしてボランティアスタッフが中心で、少しずつ進めています。
昔「ゲストハウスを作りたいけど、何をしたらよいのかわからない……」と困ったときには、東京の人気ゲストハウス『toco.』と『Nui.』を経営しているBackpackers’ Japanさんへご相談に行かれたそう。また、『toco.』で修業を積まれて諏訪市で『マスヤゲストハウス』を開業されたオーナーさんも、赤石商店さんで改装のお手伝いをされているとのこと。
たくさんの方のサポートを受けながら、開業へ向けて一歩ずつ進んでいます。
現在は民家をリノベーション中です
2015年の4月から改装工事を着工し、10月末の完成を目指しています。
ゲストハウス開業のための鬼門である用途変更の許可はすでに下り、現在は旅館業と飲食業の資格を取得準備中です。楽しそうな改装作業の様子は、赤石商店のブログから見ることができます。
こちらが改装中の飲食スペース。
飲食スペースはレストランなみに広く用意されており、ビーガンにも対応した料理を提供する予定です。
こだわりの流し台。「学校の水道っぽさを出したかった」という想いがあるそう。とてもいい雰囲気ですね。
宿泊部屋の構造にも「ある一工夫がなされている」とのことで、気になる方は開業後にぜひ泊まりに行ってみてください!
他にも、「ゲストハウス以外にも、庭の蔵を利用してクリエイター向けのアトリエやDJスペースも作りたい。子どもを持つママさんたちの憩いの場にもなってくれたら」と計画を語ってくれました。
赤石商店というゲストハウスらしくないネーミングには、ゲストハウス以外の機能も持たせたいという想いが含まれてます。伊那市観光の拠点として、ぜひ利用してみてはいかがしょうか?
大自然を満喫!アルプス & 伊那谷アウトドアフェス
次は、イベントのご紹介です。
9月27日、伊那市の創造館で「アルプス & 伊那谷アウトドアフェス」が開催されました。このイベント、なんと入場料は無料!
主催は『ASTTAL』で、ASTTALとは「A STEP to THE ALPS(アルプスへの一歩)」の略。
日本に3つしかないアルプス。その周辺地域の中でも2つのアルプス(中央アルプス・南アルプス)に囲まれている街は日本で伊那谷だけです。
山と自然に恵まれた伊那谷ならではのライフスタイルを発信することで、全国に向けた「心豊かに暮らせる伊那」のイメージの確立を目指します。
引用元:ASTTALのビジョン
http://asttal.com/concept/vision/
伊那市は中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷にあり、登山者にとってアルプスへの玄関口になっています。そんなアルプスと伊那谷のアウトドアの魅力を伝えることが、このフェスの目的。
「アウトドアの魅力と伝える体験アクティビティ」と「伊那谷の食文化を楽しむ飲食ブース」を用意しています。
アウトドアの魅力を伝える体験アクティビティ
アウトドアの魅力を伝える体験アクティビティでは、
① クライミングウォール
② ロープを使った木登り
③ スラックライン
④ ストライダー
⑤ ジュニアバイク
⑥ 野外遊び
⑦ キャスティング
を用意しています。
※ 写真は昨年のフェスの様子です。
伊那谷の食文化を楽しむ飲食ブース
伊那谷の食文化を楽しむ飲食ブースでは、蕎麦粉を使ったガレットや伊那市産リンゴを使ったシードル、鹿肉などの地元産ジビエ料理、そして伊那谷の酒米とアルプスの雪解け水で仕込んだ地酒などを用意しています。
年々パワーアップした内容になっていますので、ぜひ来年は伊那市のアルプス & 伊那谷アウトドアフェスへお越しください!
アルプス & 伊那谷アウトドアフェス
開催地:伊那市創造館(長野県伊那市荒井3520)
まとめ
今回ご紹介した場所以外にも、間伐材を利用したブロックを使った KEESプロジェクト や 鹿肉料理の宿ざんざ亭 などなど、伊那市にはちょっと変わった素敵なお店がたくさんあります。
長野県へ遊びに行くときは、長野市や松本市だけでなく、ぜひ伊那市まで足を伸ばしてみてくださいね!
以上、宮﨑大輔(@jiburi)でした。