みなさん、こんにちは! ただいまベネズエラにきています、ライターの宮﨑大輔(@jiburi) です。
今回はベネズエラの話……ではなく、僕の出身地である長野県について。
突然ですが、皆さんは長野県へ遊びに行くならどこへ行きますか?
善光寺で有名な長野市や松本城がある松本市、アウトレットモールがある軽井沢町へ行きたいという人が多いのではないでしょうか。
確かに長野市、松本市、軽井沢町は人気の観光スポットです。
しかし、長野県各地に25年間暮らした私がおすすめしたいのは、長野県伊那(イナ)市! ここにはコワーキングスペース・ゲストハウス・アウトドアイベントなど、面白い動きが活発で長野市や松本市に負けない魅力があります。
それなのに、伊那市の知名度は低く、観光客が少なくて……。
ということで今回は、長野県伊那市の魅力をご紹介したいと思います!
伊那市ってどこにあるの? 何が有名なの?
伊那市が長野県のどこに位置しているか、ご存知ですか?
実は伊那市は、長野県民でもどこにあるのかわからない人が多い土地なのです(笑)
長野県の南部、中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷に伊那市はあります。
虫を食べよう!イナゴ・蜂の子・ザザムシ
伊那市名物と言えば、イナゴ・蜂の子・ザザムシという昆虫食。町のスーパーやお土産屋なら、どこでも瓶詰の虫が売っています。
さらに季節になると、直売所には生きたイナゴや蜂の子も並びます。
B級グルメ・ローメンはマズくて病みつきに!
もう一つの名物が、「マズい!」と評判のB級グルメ、ローメンです。
焼きそばのような見た目ですが、羊肉と蒸し麺とニンニクを使っていて、自分でソース・酢・ごま油をかけていただきます。
伊那市にはおよそ90軒のローメン屋があり、焼きそば風やスープ風など、一軒一軒微妙にスタイルが違うのが特徴です。「マズい!」と評判の名物料理ですが、3回以上食べると病みつきになるので、ぜひ試してみてくださいね(笑)
ここまでの情報で、「伊那市ってなんか古臭い!」と感じた人もいるかもしれません。ここからはそんなイメージが覆されるような、伊那市の新しい動きをご紹介しましょう。
未来を変える!コワーキングスペース「DEN」
伊那市には、なんと『SOCIAL COWORKING DEN』というコワーキングスペースがあるんです! そのコワーキングスペースを運営しているのは、デザインファーム『THE APP BASE』さん。
THE APP BASE(株)は、長野/東京の2拠点で活動するデザインファームです。
クリエイティブディレクター、デザイナー、建築家の視点から「課題の本質」を見極め、クリエイティブディレクション&デザインアウトプットをご提案致します。引用元:THE APP BASE
http://www.the-app-base.com/
THE APP BASE(株)の代表取締役は佐藤 駿さんで、取締役は株式会社サムライインキュベート代表取締役の榊原健太郎さんと株式会社ブルームコンセプト代表取締役 小山龍介さん。Webサイトやスマホアプリ、LINEスタンプに関して、企画からデザインまでを行っている企業です。
佐藤さんは東京で設計事務所など建築の仕事をしていましたが、東日本大震災を機に価値観が変わり、地元の伊那市へ移住し起業することを決意しました。
現在は東京と伊那市の2拠点生活を行い、仕事ではコアとなるデザイナーを中心にしてメンバーを固定しないプロジェクトチーム制を導入し、まさに新しい働き方・生き方を実践されています。
SOCIAL COWORKING DEN
THE APP BASEが運営しているコワーキングスペースが、『SOCIAL COWORKING DEN』。伊那市駅前商店街にあるビルの3階にあります。
中に入ってみると、室内なのになぜか人工芝が敷かれ、オシャレな雰囲気です。
こちらが代表取締役の佐藤さん。
この日はコワーキングスペースの利用者と将棋をさしていました。佐藤さん曰く、「将棋と会社経営は似ている!」とのこと。
コワーキングスペースDENに行くと、佐藤さんともれなく将棋がさせますよ!
ドロップイン利用者は、なんと無料でコワーキングスペースを使えます!
SOCIAL COWORKING DEN
長野県伊那市西町4881-11 春日ビル3F
未来の選択肢を共有するメディア『THINK FUTURE』も運営
THE APP BASEは、『THINK FUTURE』というWebメディアも運営しています。これは THE APP BASE を起業し、SOCIAL COWORKING DEN を立ち上げた佐藤さんの想いが集結したメディアだそう。
未来とは何だろう?
それはあなたや僕の生き方だろうと思う。
未来の社会はもっと自然を大切にしていてほしい、そう願うあなたは明日からミニマムライフを実践するかもしれない。
やっぱり食が基本だと気づいた人は、いつか畑を耕していても不思議じゃない。
いろいろな人たちが選択する生き方の集積が、未来の社会を形作る。
「未来をともに考えていこう」それがTHINK FUTUREのテーマ。
引用元:THINK FUTURE about
http://miraie-future.net/about/
「当たり前を少しずらす、未来の選択肢を共有する」をコンセプトとしたWebマガジンで、佐藤さんをはじめ複数のライターが記事を執筆しています。
カテゴリは「HOUSE」「TECH」「FOOD」「FEATURE」の4種類で、およそ250本の記事があります。人気の記事はこちら。
▷【高城剛氏トークライブ】旅は、人を幸せにするのか?イベント書き起こし
▷ 原付扱いのレジャー向けミニジープ「Big Force」が心踊る!
▷【未来に伝えたい】古くて新しいサスティナブルライフ!臼井健二氏
こんなにクリエイティブな人が、伊那市で活躍しているなんて知っていましたか?
THINK FUTUREはこれからますます注目を集めそうなメディアです。
集える場所を!ゲストハウス赤石商店
次にご紹介するのは、伊那市東春近でゲストハウス開業を予定している赤石商店さん。
運営しているのは、埋橋(うずはし)さんご夫婦。真ん中にいるのが埋橋さんで、左の女性は改装作業をしているボランティアの方、右が筆者です。