こんにちは、ディレクターのあゆみです。
少し前からそわそわと世間を賑わせていたWindows10と新しいWebブラウザ「Microsoft Edge」について、提供開始日が2015年7月29日と発表されましたね。
思いの外早くてびっくりした1秒後に思ったのです。
「いまやってる案件のローンチ、全部8月以降やん……」
Webの制作に携わるみなさんなら、最初の要件定義で毎度「頼むからIEは10からにして……」と祈っていることかと思います。Edge自体の発表があったときも、社内であれこれと憶測が飛び交いました。
「名前が変わるだけであれはIEだ」
「いやいや、まったくの別物って海外のレポートに書いてあった」
悲しいことにすっかり悪名が一人歩きしているIEですが、実際のところどうなのでしょうか?
せっかく発表されたのですから、正式な情報をもとにまとめてみようと思います。(6/2時点の情報です)
まずは何がどうなるのかを知ろう
Windows10とMicrosoft Edgeについて、それぞれ見ていきましょう。
Windows 10
私はMacに鞍替えしてから6年経つのですが、やはりまだまだWindows主流の世の中。
インターネット技術のシェアの割合の参考によく使用する「NET MARKET SHARE」もWindowsが9割越えと教えてくれます。(2015年1〜6月の統計情報で絶対値が少ないので、あくまでも参考程度に留めてください)
くわえて、Microsoftも公式サイトで「Windowsユーザは世界に15億人」と言っています。脅威。
また、Windows7→8の変化は劇的でしたね。
1年ほど前に実家のPCを買い換えたらしくWindows8に変わったのですが、使いこなせる人がわたしの家族には存在しません。そのため母から電話であれこれ聞かれたのですが、私のWindows全盛期はVista。いまもブラウザチェックのときくらいしか触らないので、もはや浦島太郎状態……。
さて、9をすっ飛ばして10まで進化を遂げたWindows。主な変化はなんでしょうか?
PCでも、タブレットでも、モバイルでも
動画を見る限りWindows PhoneでOfficeがすいすい動いていたし、これはちょっといいかもしれない。
スタートメニューがまた変わる(というか戻るに近い)
8で多くの人に衝撃と戸惑いを与えたUIの大幅変更ですが、慣れ親しんだスタートメニューが行方不明になったのは大問題でした。
前述の私の家族はシャットダウンの方法がわからず、永遠に電源がついていました。
しかし、10ではスタートメニューが復活するそうです。これなら私でも余裕で再起動できる! スタートメニューのカスタマイズも豊富だそう。
X boxの搭載
X boxのアプリではPCでゲームができますし、X box oneからのストリーミングも可能。どんどんPCのスペックをあげたくなりそう!
Cortanaの搭載
Siriみたいなものが入ります。
公式のInsider Previewでは「Siriとは異なる」と言っていますが、見る限りSiriです。ただ、学習能力があって、身の回りの人や物を覚えていくそう。SF映画「A.I.」の世界が近くなっていく……!
新しいブラウザ「Spartan」
「Spartan」という開発名でずっと呼ばれていたブラウザですが、4月末に正式名称が「Microsoft Edge」になることが発表されました。制作するにあたってとても気になるところなので、ブラウザに関しては詳細を見ていきたいと思います。