不要な楽器(ピアニカ、リコーダーなど)をLIGに寄付していただけませんか?

不要な楽器(ピアニカ、リコーダーなど)をLIGに寄付していただけませんか?

ひろゆき

ひろゆき

こんにちは、ひろゆきです。

先日「フィリピンでプログラムと英語が学べるギークスキャンプがスゴイ!」という記事を書く為にフィリピンに行ったのですが、その際に現地を案内してくれた方がボランティアで携わっているNPO法人の活動を見学させて貰いました。

セブンスピリットという団体なのですが、フィリピンのスラム街の子供たちが音楽やスポーツを通じて、ライフスキルを学ぶという活動をサポートしています

その時に経験した事がとても印象深く、またその活動に心から賛同したので、今回記事を書くことにしました。

音楽を通じ、生きる力を身につける

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こちらがフィリピン、セブ島にあるセブンスピリットの活動場所です。

運営は日本人、現地フィリピン人スタッフによって行われており、日々の活動には多くの日本人ボランティアが参加しているそうです。

 

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この場所はなんとクラウドファンディングのCAMPFIREで集めたお金で作られたそうです。

 

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近くにあるスラム街から子供たちが毎日集まり、音楽を学びます。

 

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全員でリコーダーとピアニカを使って演奏してくれました。

 

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ここで使われている楽器は、日本から寄付されたものだそうです。

確かにそう言われれば、リコーダーって小学生の時に買うけど、その後使いませんよね…。

何故、音楽を教えるのか。

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貧困にあることの最大の悲劇は、食べるものや住む場所がないことではなく、“自分は何者でもない”という感覚を持ってしまうこと

これは、マザーテレサの言葉だそうです。

貧しい生活の中では、途上国の子ども達は「学び」と「遊び」に思いっきり没頭する事ができず、自分の好きな何か、自分の得意な何かを見つけ、努力をし、人に評価されるという経験をすることがなかなか出来ません。

一人ひとりの子どもが音楽活動の中から自分らしさを見つけ、周りの仲間たちと目標に向かって、建設的な意思決定や行動をとれるようになった時、きっと彼らは自分たち自身の力で課題や困難を乗り越えていくことでしょう。社会の在り方もまた今よりもうんと良くなるはずです。

 

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セブンスピリットでは、このような考えに基づき、貧しさ故教育を受けられない子供たちに音楽を学べる楽しい場所を提供し、生きる力を身につけて貰おうと活動しているそうです。

 

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フィリピンの子供たちは皆とても明るくフレンドリー。

この子たちが、音楽を通じて様々な事にチャレンジし、過酷な環境の中から少しでも生きる楽しさを見いだせたら素敵だなと思いました。

 

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子供たちには食事も提供しています。

ちゃんと食べて、しっかり遊ぶ。

この当たり前を実現するために、様々な努力がなされていると感じました。

 

スラム街はこんな所でした。

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さて、そんな子供たちが普段暮らしているスラム街とはどんな場所なのか。

普通の観光ではまず行けない、セブ島のスラム街をご紹介させていただきます。

 

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中央のストリートを挟んで両サイドにバラックが立ち並びます。

※セブンスピリットの活動に協力してくれている現地の方の案内で訪問しています。通常は治安があまり良くない地域ですので、観光客のみで行く事はおやめください。

 

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スラム街は家と家の間にある小さな路地が複雑に入り組んで構成されていて、かなり独特の雰囲気です。

 

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3階建てくらいの建物の間に、子供達が沢山います。

この格好なので、めちゃくちゃ注目されました。

 

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カメラを向けるとこんな感じ。

とにかくフィリピンの子供たちはカメラ好き。

 

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生活の要素が密集していて、この路地の中にありとあらゆるものが詰め込まれています。

 

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こういった小売の商店もあります。

面白いなと思ったのは、砂糖が小さく小分けされて売っていた事。(喫茶店のコーヒーに入れる砂糖くらいの大きさ)

お金が無い人達ばかりなので、必要な時に必要なだけ買えるというのがここのスタイルのようです。

 

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びっくりしたのですが、ゲームセンター?のようなものまでありました。

この筐体をどうやって運び入れたのか、不思議です。

 

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通路の脇で洗濯物をする少女。

きれいな水も貴重品です。

 

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この密集地帯で火を使うのは怖いと思うのですが、魚を揚げていました。

これがメチャクチャいい匂いで、食べたかったです。

 

子供は笑顔がイチバン

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現地で信頼されている方の案内だからというのもあるのでしょうが、スラム街は想像していたよりもずっとフレンドリーで素敵な場所でした。

カメラを構えるとやっぱりこんな感じでもみくちゃにされます。

 

ただ、このような環境の中では、やはり家庭や親の方針によっては、子供たちが遊びまわる事すら許されない場合もあるそうです。

セブンスピリットでは、音楽教育の活動をするにあたり、こうした親の理解を得る為にスラム街に通い、教育の重要性を説明しているそうです。

 

「貧困にあることの最大の悲劇は、食べるものや住む場所がないことではなく、“自分は何者でもない”という感覚を持ってしまうこと」

 

決してこうならないように。

何者でもないと思わせないように。

音楽の力を通じて、貧困を脱する術を身につけられるように。

不要になった楽器をLIG宛に送って頂けませんか?

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現在、セブンスピリットでは活動を続けるにあたり、楽器が不足しているそうです。

そこで、

 

ご自宅で不要になった楽器がありましたら、LIGまで送っていただけませんか?

 

というのが、本記事でお伝えしたかった事です。

LIGに送っていただいた楽器は、我々が責任を持ってセブンスピリットの方々に手渡します。

使われなくなった楽器が、子供たちを笑顔にする。

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募集している楽器リスト

弦楽器 :バイオリン ビオラ チェロ コントラバス
木管楽器:フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、サックス
金管楽器:コルネット、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ
打楽器 :各種鍵盤楽器、小物各種
その他 :リコーダー、鍵盤ハーモニカ

送り先

※たくさんのご応募ありがとうございました。現在、募集期間は終了しております。

株式会社LIG
〒110-0015
東京都台東区東上野2-18-7 共同ビル10F
「セブ島の子供たちに楽器を贈ろう係」

※大変恐縮ですが、送料はご負担いただけると幸いです。

募集期間:2014年3月18日〜2014年4月30日

 

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どの家庭にでもひとつはある、使われなくなった楽器たち。

それらをセブ島に送り、笑顔になる子供たちが少しでも増えたら嬉しく思います。

皆様、どうぞご協力ください。

 

俺も兄弟3人で使いまわしたリコーダーを寄付したいと思います。

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エンジニアのひろゆきや。大阪生まれの大阪育ち。LIGを代表するエンジニアになるため、頑張るで。ほんま、よろしくやで。

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