Facebook広告の費用対効果をさらに高める!クリック率が最大14倍も改善した広告クリエイティブ事例5選

Facebook広告の費用対効果をさらに高める!クリック率が最大14倍も改善した広告クリエイティブ事例5選

Mako Saito

Mako Saito

こんにちは、マーケターのまこりーぬ(@makosaito214)です。

わたしは当メディアに掲載している記事広告をさらに多くのターゲットに届けるための「SNS広告」を日々運用しています。

「思ったよりも反応がいい!」「わぁ、ちょっとイマイチだったなぁ……」なんて内心つぶやきながら毎月100近くのクリエイティブをせっせと配信しているのですが、今回は愛用しているFacebook広告のクリック率改善事例をドドンとまとめてみました!

※ 広告運用に関わる全国のみなさまへ
    補足その1:広告のパフォーマンスはターゲティングや広告フォーマットなどいろいろな要素のかけ算で決まりますが、今回ご紹介するのは「クリエイティブ(=画像&テキスト)」の力で効果が改善した事例です。

    補足その2:これからご紹介する事例は、ターゲットとなり得る多くの方にまずは記事広告を読んでもらうことを重視した、クリック(トラフィック)目的の広告です。コンバージョン目的の広告とはやや考え方が異なる部分があるため、予めご了承ください。

共感はつくれる

「あ、これはわたしに向けたメッセージ!?」と自分ごとになることでアクションが引き起こされる、広告の王道でもある共感型のアプローチ。ここではさまざまな角度から共感ポイントをつくり、クリック率を改善できた事例を3パターンご紹介します!

あるある話を盛り込む

記事の趣旨をストレートに述べるテキストだけでなく、ターゲットである「現在私用/社用で携帯を2台持ちしている営業職の人」にあるあるの状況を盛り込んだテキストを追加したところ、まったく同じ画像であるにも関わらずクリック率が14倍も改善しました!(正直なところ、この差にはわたしもものすごく驚きました……!)

0.47%→6.76%! 14倍改善!

あらゆるお悩みから攻める

「店舗BGMの著作権申請って面倒」という、サービスに直結するお悩みだけではなく、「レコードプレーヤーが壊れたので修理しないと……」という、同じターゲットがもつ別のお悩みに触れたクリエイティブも出稿したところ、クリック率が2.8倍改善しました! 店舗経営者のように、ターゲットがより限定的であるときこそ力を発揮しやすいアプローチです。

2.48%→6.95%! 2.8倍改善!

「みんな一度は見たことあるもの」を取り入れる

実際に新潟で狼煙をあげたこちらの記事は確かにキャッチーなのですが、総じてみんな狼煙への興味関心が高くない……という課題がありました。そこで「むかし忍者アニメでみた〜」という言葉をフックに入れたところ、なんとクリック率は3.9倍に! ターゲット層が比較的広い場合、「みんな一度は見たことあるもの」をはさむことで共感を生み出すことができます。

0.58%→2.29%! 3.9倍改善!

おもしろい! は強い

広告遷移先のデザイントーンやブランドイメージによってはなかなかチャレンジが難しいとは思うのですが、やっぱりおもしろ系やインパクト系は強い! ということを実証する事例をご紹介します!

コント感を出す

アイドル・滝口ひかりさんが出演する記事では当然滝口さんのお写真を広告にも活用するのですが、なんと笑顔よりも後頭部のほうがクリック率が高い! という事例が現れました……! おもしろ系のクリエイティブは「気軽にちょっと見てみるか」と、クリックのハードルを下げることができるよさがあります。

3.16%→5.04%! 1.6倍改善!

さりげなく伏せる

最後に、(過度にやるとNGですが)さりげなくやると効果抜群! の伏せアプローチで成功した事例を1パターンご紹介します。

「答えを知りたい!」気持ちにさせる

当初は「AIさくらさん」というメインキャラクターが写った画像を中心に広告配信していたのですが、あえてキャラクターを出さないクリエイティブを追加したところ、これが大当たり! クリック率は10倍改善しました。「超ハイスペック美女っていったいどんな人!? 知りたい!」という期待感によってクリックへしっかり誘導できた好事例です。

0.85%→8.66%! 10倍改善!



このようにクリック率が改善できれば、もちろん「クリック単価」もおさえることができます!

ここでご紹介した事例の場合、クリック率3%以上でクリック単価20円台、クリック率が5%を超えてくるとクリック単価は10円台にほぼ落ち着いています。

仮に広告予算が5万円だとすると、クリック単価50円であれば1,000クリックですが、クリック単価が10円であれば5,000クリックも獲得できます。塵も積もればこれだけ大きな差に……!

これからもせっせと楽しく運用し、コスパよく多くの方に記事をお届けしていきたいと思います! 以上、まこりーぬがお届けしました。

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Mako Saito
Mako Saito LIGブログ編集長 / 人事部長 / 齊藤 麻子

1992年生まれ。2014年九州大学芸術工学部卒業後に採用コンサルティング会社へ新卒入社。法人営業から新規事業推進、マーケティング業務に従事したのち、2018年にLIGへ。2023年にLIGブログ編集長、2024年に人事部長に就任し、現在は自社のマーケティング・人事業務を担う。副業ではライターとして活動中。あだ名は「まこりーぬ」。著書『デジタルマーケの成果を最大化するWebライティング』(日本実業出版社)

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