Webサイトの価値を維持するための運用サポート


Webサイトの価値を維持するための運用サポート

こんにちは、ディレクターのもときです。

ディレクターによる連載「いいWebつくろう〜クライアントと制作会社〜」の第18回のテーマは、Webサイト公開後の「運用」についてのお話です。

前回の「Webサイトを良い状態で持続させるために必要な運用保守」でもあったように運用・保守・改修の定義は非常に曖昧なため、今回は「運用」=「定期的に情報を更新すること」というニュアンスでお話できればと思います。

運用を委託した方がいいものとは?

例えばWebサイトに社員紹介などを載せている場合、公開後に社員の入社・退社などがあるかと思います。そうすると社員紹介に掲載している情報を新しく書き直す必要があり、運用が発生します。こういった場合には、社内のWeb担当者が対応するべきなのか、それともWeb制作会社に運用を委託しなければならないものなのかを考えていくことになります。

Web担当者にHTMLの知識があり修正が可能であれば、社内のWeb担当者が対応した方がいいかもしませんが、以下の場合は運用の委託を検討した方がいいでしょう。

  • 更新の難易度が高く、CMS化できないもの
  • 公開時のクオリティーを維持したいもの
  • 外部に委託した方が効率が良いもの

これらを詳しく説明していきます。

更新の難易度が高く、CMS化できない部分とは?

CMSについては「初心者でもWebサイト管理と更新を簡単におこなえるシステム「CMS」とは」で詳しく説明されているので深くは触れませんが、CMS化できない部分とは一体どのような場合なのかをご紹介していきます。今回は、WordPressを例にお話します。

レイアウト変更を伴うページ追加・更新

CMS化をすると、同じレイアウトで内容の違うものを作成することができます。LIGブログの記事などを見ていただけるとわかりやすいかもしれません。記事のタイトルや内容などは違いますが、レイアウトは同じです。しかし、レイアウトに変更がある場合は、新たにつくる必要があるためCMS化が難しいです。

PHPファイルの修正を伴うもの

Webサイトの多くは、ヘッダー、フッター、サイドカラムは共通のテンプレートを使用しています。そのため、共通のテンプレートに変更がある場合は、複数のページを編集するのではなく、元となっているファイルのみを編集すれば大丈夫なのですが、CMSでつくられたサイトである場合はPHPファイルを修正しなければなりません

公開時のクオリティーを維持したいものとは?

例えば「キービジュアルの更新」などがあります。メインビジュアルやLPのファーストビューのようにWebサイトの「顔」となる素材制作は、品質を落とさないよう委託した方が良い場合が多いです。

外部に委託した方が効率的が良いものとは?

静的なHTMLの修正であれば、社内のデザイナーやエンジニアでも対応できる場合が多いかと思います。しかし、その修正が静的ページを量産する必要がある場合は社内に専門の人を雇うか、外部に委託した方が効率的かを天秤にかけた方が良いでしょう。運用保守費用を抑えようとすることは大切ですが、社内のリソースを今そこにかけるべきであるのかどうかも判断することが大切です。

LIGではどんな運用ができる?

運用面に関しては、契約や会社によって異なります。LIGでは以下の6つのサポートをおこなっております。

  • キービジュアルの更新
  • A/Bテストサポート
  • SEOなどの施策サポート
  • アクセス解析レポート
  • 運用サポート
  • ブログ記事作成代行
  • リスティング代行

キービジュアルの更新

LIGでは、シーズンごとにキービジュアルの差し替えなどをおこないます。お客様の自社にデザイナーがいる場合は、社内で作成し差し替える場合もあるかと思いますが、Webサイト全体のコンセプトなどを把握しているデザイナーが作成した方がクオリティーを維持することができるので、ぜひご相談ください。

A/Bテストサポート

「このボタンをクリックさせたい」と考えたとき、例えばボタンの色・サイズ・配置・導線を変えるなどの施策をうつことにより、改善できることがあります。LIGでは、数パターンのボタンを用意することや、実際にページに組み込むサポートをおこないます。

SEOなどの施策サポート

Googleなどから検索した際に、キーワードが上位に表示されるよう施策をうちます。最適化をおこなうためにも、数字を取りながら定期的にキーワードを変更する必要もあります。そういったSEO対策サポートもおこないます。

アクセス解析レポート

Google Analyticsなどを用いてアクセス解析のレポートを作成いたします。ページごとのアクセス数や、滞在時間、ユニークユーザ数の計測、MAU、DAUなどを数値化することでKPIを設定し、PDCA改善を効果的に推し進めることができます。

運用サポート

いざ運用が始まっても、WordPressの管理画面を渡されただけでは実際に分からないことが多いかと思います。そうならないためにも、操作方法のマニュアル作成や質問対応などをおこないます。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

記事作成代行

LIGブログは2016年1月では月間700万PVを超えるオウンドメディアですが、LIGにはそのブログを支える編集チームがあります。外部への記事制作代行もおこなっているため、ニーズに合わせてたコンテンツの提供も可能です。

リスティング代行

リスティングで効果をあげるためには日々の細かい調整が必要です。これらの作業は自社で運用すると余分なコストがかかる場合があるため、LIGではリスティング担当チームが、お客様をサポートします。

LIGの運用に含まれないものは?

Webの制作だけでなく、LIGブログという実績から得たノウハウも多く、さまざまな場面でサポートできるのがLIGの強みでもあります。基本的にはご相談いただいたことすべてにお応えしたいとは思うのですが、運用費に含まれないものもあります。

  • 追加開発
  • A/Bテスト設計
  • EFO、SEOなどの設計

追加開発

運用保守と切り分けて考えるのが難しい部分ではありますが、最初の契約時などに要件定義されていなかったものなどは追加開発として原則別契約とし、追加見積もりを出させていただいております

A/Bテスト設計

前の項目でA/Bテストサポートは運用費に含まれると書きましたが、サポートと設計では具体的にどう違うのかを説明していきます。設計では、ボタンのパターンを赤と青でつくって比較する、サイズを2pxずつ変えて比較する、配置ごとに比較する、などのテストケースを用意し実際の数字を見ながら最適化をおこなっていきます。こちらは外部の関連会社に委託することが多いです。LIGができるサポートは、その指示に従いボタンのデザインを用意し、実際にサイトへ組み込む部分になります。

EFO、SEOなどの設計

LIGでは、制作の段階でキーワードの設定などは適切なものを設定しています。しかし、EFOやSEOを専門に扱っている会社の方がノウハウもしっかりとあるため、確実な結果が得られます。そのため、こちらもA/Bテスト同様、設計部分はLIGの運用には含まれません。設計をもとに、Webサイトに落とし込む作業をおこなうことでサポートします。

LIGの運用に含まれないものまとめ

LIGではA/BテストやEFO、SEOの対策などに関しては必要最低限のことしかできませんが、コンテンツSEOは得意とする部分です。LIGブログを運営する中で培ったノウハウを活かすことができ、また他の制作会社にはない強みであると考えています。すべてのことを専門に扱うことはできませんが、外部の関連会社を紹介することや設計をもとにWebサイトへ落とし込むことができるのでご相談いただければと思っています。

まとめ

前回の記事からの繰り返しになりますが、Webサイトは公開が完成ではありません。仮に公開時には最高のものができていたとしても、運用されずにメンテナンスも情報の更新もなければ、将来的にWebサイトの価値がなくなってしまいます。制作の始まる段階から運用のことを視野に入れサイト設計をする必要がありますし、運用が始まらないと分からないこともあるかと思います。
制作したサイトをいい形で運用していただきたいという気持ちは当然制作者側も持っておりますので、まずは気軽にご相談下さい

一緒にいいWebつくりましょう。


この記事を書いた人

もとき
もとき ディレクター 2014年入社
いいオフィスセブ支配人件オフショアディレクターのもときです。
都会が好きで15年東京にいたのですが、いろいろ捨ててセブに来ました。
海より山派です。好きな季節は秋です。よろしくお願いします。