クラウドファンディングのLT!シリコンバレーで開催されたIndiegogoのイベントに行ってきた


クラウドファンディングのLT!シリコンバレーで開催されたIndiegogoのイベントに行ってきた

どうもこんにちは、ちゃちゃまる(@chachmaru)です。

先日、弊社代表の岩上と上司ののびすけとシリコンバレーへ出張してきました。初・脱アジアです。1週間の滞在でしたが、かなり英語力を磨けた気がしますね。気がするだけですが。

さて、今回は代表的なクラウドファンディングプラットフォームのIndiegogoが主催する「Hardware Happy Hour」というイベントへお邪魔してきました。Indiegogoに製品やプロジェクトを載せているチームが、1組5分のLTでその製品を紹介するイベントです。1時間弱の発表のあとにはフリータイムがあり、開発者と話したり製品のデモを見たりできました。

今回LTをおこなったチームは8組でした。どれもユニークで面白い物だったので、一つひとつ紹介していきたいと思います!

 

クラウドファンディングとは?
インターネット上で一般の人から出資を調達することをクラウド(Crowd:群衆、大衆)ファンディング(Funding:資金を供給する)と言います。

例えば誰かが面白い商品アイディアを思いついて、試作品を作ったとします。しかしそれを大量生産するには資金が必要ですし、そもそも皆さんがその商品を買うかどうか分かりませんよね。

そこで、クラウドファンディングのプラットフォームを使って、どれぐらいの人が商品に興味をもってくれるのかを調査すると同時に、商品化に必要な額を一般の方々から出資してもらいます。基本的にはまず目標出資額を設定して、いろんな人からの出資額の合計が目標に達すれば晴れて製品化という流れです。

Indiegogoのイベントに行ってきた

1. “Petzi” – Petzila

http://www.petzi.com/

トップバッターは外出先からでもペットとコミュニケーションをとれるように開発されたPetziというもの。レンズがついた本体を自宅に設置すれば、専用のスマホアプリからペットの様子を見たり話しかけたりできます。

それだけですとなんだか普通な感じがしますが、なんとこれ、ご褒美をあげる機能もあるんです。スマホのボタンを押すだけで本体からおやつが飛び出します。

会場でも実際にデモをしていたのですが、最前列の人たちにおもいっきりおやつが発射されていました。なお、Indiegogo上では$130,000もの出資を受けています。

2. “IQbuds” – Nuheara

http://www.nuheara.com/

街中やレストランなどで誰かと話しているときに、周りの音がうるさすぎて何回も聞き返したことってありませんか? こんな問題を解決したのがこのイヤホン型ウェアラブルデバイス・IQbuds。これを装着すると、周りの音がどう聞こえるかをコントロールできます。

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IQbudsはまだプロトタイプ段階で、現在Australian Securities Exchange(オーストラリア証券取引所)、通称ASXにて資金を調達中とのことです。

3. “Ogeeg” – Visual Art Speakers

http://ogeeg.com/

サンフランシスコでおこなわれたSF MusicTech Summitというイベントでアワードを受賞したVisual Art Speakers。一見普通の絵画ですが、実はこれ、スピーカーなんです。

自然の風景画には落ち着いた音楽、ギターの絵にはカントリー調の歌を合わせることで、視覚と聴覚を使った芸術作品の楽しみ方を提案しています。音質にもこだわっているらしく、実際に聞いてみたら予想以上に楽しかったです。

4. “Sonocase” – Sonocase

http://sonocase.com/

iPadの音を約4倍大きくできるケース。超薄型で、装着して使ってもいいですし、装着せずにBluetooth経由で音を飛ばして使うこともできます。

デザインにも力を入れていて、iPadのミニマルな雰囲気を壊さないように設計されていました。

5. “Moox Bike” – Moox

http://mooxinc.com/

世界初のハイブリッド自転車&スクーターのMoox Bike。シリコンバレーに出張して思ったのは、スクーターで移動している人が意外に多いということ。土地が広いため、必然的に移動距離が多くなるんですよね。

IT系の仕事は特に運動不足になりがちですし、通勤や出先までスクーターで向かい、疲れたら自転車に変えるというスタイルが受け入れられるかもしれません。

6. “Yo Button” – Life Before Us

https://www.justyo.co/

皆さんはYoというアプリをご存知でしょうか。友達に「Yo(やぁ)」と挨拶をする機能だけがある、びっくりするぐらいシンプルなアプリです。元々はエイプリルフールのネタとしてリリースされたアプリですが、一時期海外でかなりバズり、今やIFTTTと連携させることもできます。

発表されたのは、ボタンを押すと友達に「Yo」と送ることができるというこれまた極めてシンプルなデバイスでした。プレゼントやネタなど、利便性より話題性を重視した製品で、発表された物の中で一番会場の笑いを獲得していました。

7. “WAlert” – WataSensor

http://watasensor.com/product/walert/

コンセントに繋げるだけで3D空間の動きを読み取り、侵入者を検知できます。対侵入者のIoT製品はたくさんありますが、どれもドアや窓に設置するタイプのもので、デバイス一つで完結する物はかなり新しいです。

海外では日本より治安が悪いところが多く、自分の身は自分で守ろうとする文化があるそうです。セキュリティ系のIoTデバイスが海外では多く出回っているのはこの様な背景があるからなのかもしれません。

8. “Anonabox PRO” – Anonabox

https://www.anonabox.com

カフェや駅などにあるフリーWi-Fiにつなげると、乗っ取りや情報を抜き取られる危険性があります。そこで、USB接続をするだけで匿名性を保ち個人情報を守ることができるデバイスがこのAnonabox PROです。また、特定の国でしか閲覧できないようなサイトや政府がブロックしているサイトなどにもアクセス可能になります。

個人的にこのデバイスに興味を持ったのでイベント後に開発者の方にお話してみると、なんと一つモニターとしてAnonabox PROをいただきました! 

現在日本語ドキュメンテーションがないので、VPNやTorなどインターネットセキュリティの話も絡めつつ、セットアップから使うまでの流れを初心者向けに書く予定です。完成したら、ぜひこちらもご覧ください。

おわりに

イベント後にいろんな人とお話させていただきましたが、皆さんかなりフレンドリーで、初対面なのにまるでずっと昔から友達だったかのように接してくれました。聞いた話だとこのような文化は西側だけで、ニューヨークなどではまた少し違うようですが、その場で製品を渡してくれたりまだ公開されていない情報を教えてくれたり、得たものは大きかったと思います。

それではまた!


この記事を書いた人

ちゃちゃまる
ちゃちゃまる 大学生エンジニア 2015年入社
ちゃちゃまるです。
見習いデザインエンジニアです。
パソコンと英語が得意です。
世界史が苦手です。
よろしくおねがいします。